初めて富士山が綺麗に見えた塔ノ岳（表尾根コース）

2013年12月30日(月) [日帰り]

• GPS: 09:00
• 距離: 17.7km
• 登り: 1,500m
• 下り: 1,759m

コースタイム

7:50蓑毛→8:55ヤビツ峠→（トイレ休憩）→9:05ヤビツ峠発→9:30富士見山荘→10:30二ノ塔→（休憩）→10:45二ノ塔発→11:00三ノ塔→（休憩）→11:15三ノ塔発→11:50鳥尾山荘→（休憩）→12:00鳥尾山荘発→12:25行者岳→13:05新大日茶屋→（休憩）→13:20新大日茶屋→（休憩）→13:25新大日茶屋発→13:40木ノ叉小屋→14:15塔ノ岳頂上→（休憩・昼食）→14:45塔ノ岳頂上発→15:15花立山荘→15:45堀山の家→（休憩）→15:55堀山の家発→16:05駒止茶屋→16:25見晴茶屋→17:00大倉バス停

天候

午前中快晴、昼ごろから少し曇りが出るも基本的に晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【行き】秦野駅より神奈川中央バス・7:25発蓑毛行き（路面凍結により、ヤビツ峠行きも結局蓑毛で止まります）
【帰り】大倉バス停より神奈川中央交通バス・17:35渋沢駅行き

コース状況／危険箇所等

雪は、今年は少し降っているらしかったので、結構積もっているんじゃないかと思いましたが、それほどでもなかったです。今日の感じでは、二ノ塔〜三ノ塔〜鳥尾山荘までは軽アイゼンがあった方がよくそこから今度は新大日茶屋までは外した方がよさげでした（ドロドロの土があって必要でもないので）。それで、そこから今度は新大日茶屋以降、塔ノ岳、そして下りの花立山荘までは、再びつけたほうがよい感じでした。まあ、あくまで今日のコンディションの下で、のことですが。

写真

12/30 7:50

この時期、路面凍結するとヤビツ峠行きのバスでも、蓑毛までしか行きません。今日もそんな感じだったので、蓑毛からスタート。ここからヤビツ峠まで1時間くらいです。

12/30 7:59

こんな感じの林道を進みます。

12/30 8:13

道はところどころ分かれ道もありますが、迷うことはないと思います。

12/30 8:47

わりあいとしっかり山道です。

12/30 9:07

ヤビツ峠の状態。去年、似たような時期に来たときよりは積もってますが、2月に来たときほどではないです。

12/30 9:29

登山口。結構積もっているイメージですが、それほどでもありません。

12/30 9:33

少しアイスバーン状になってます。

12/30 9:35

積もっているところとそうでもないところが交互に出てきます。

12/30 9:45

少し登るとむしろあまり積もっていなかったり。

12/30 9:56

二ノ塔まではアイゼンなくても特に問題なしでした。

12/30 10:04

雪があるとやっぱり趣があってよいです。

12/30 10:06

寒いけど、向こう側には青空が広がっているので気分は爽快です。

12/30 10:08

こういう風景も、いかにも冬の丹沢らしというか。

12/30 10:16

少し上がって振り返ったところ。

12/30 10:22

あれは、阿夫利神社になるんでしょうか。

12/30 10:31

二ノ塔にあがると・・・富士山来たー。

12/30 10:43

うおーっと心の中では感動してました。

12/30 10:56

しばらく富士山をのぞき見ながら尾根道を行きます。この二ノ塔から、だんだんアイゼンがあった方がよいところが出てきます。

12/30 10:57

木の会談も、むこうに青空が見えるとやる気が出ます。

12/30 10:58

富士山だけじゃなく、振り返った景色も、良い天気のおかげで綺麗です。

12/30 11:02

三ノ塔にくると、障害物の無い状態で富士山を眺めることができます。

12/30 11:03

富士山と丹沢山塊をセットで。

12/30 11:03

何枚でも写真をとりたくなります。

12/30 11:06

今度は右側に配置してみたり。

12/30 11:07

皆さん、富士山を眺めておられました。

12/30 11:15

相変わらずいい天気。

12/30 11:18

三ノ塔をすぎてからしばらく、正面に富士山を見ながらいけますので、とてもぜいたく。

12/30 11:19

これも何度も撮りたくなる。いっこうに足が進まない。

12/30 11:21

お地蔵様も厚着をされてます。

12/30 11:22

表尾根コースの中で、ここからの眺めが一番好きです。

12/30 11:25

だんだん近づいていく。

12/30 11:27

この茶色に白い雪化粧というのが、いかにも丹沢らしい景色だなと思います。

12/30 11:28

またアップで。

12/30 11:33

もう一度二つをセットで。

12/30 11:48

こういうところ、登り上げた後に、まだあるよね〜というのが表尾根コース。

12/30 11:52

街の方も綺麗に見えます。

12/30 11:52

降り注ぐ太陽の光。

12/30 11:58

雪の大地と富士。

12/30 12:06

ドロドロになった地面が、気温が下がってそのまま一度固まっていたりします。

12/30 12:23

少し、向こう側から雲がやってきています。

12/30 12:28

少し雲が出てきていますが、まだまだ綺麗。

12/30 12:31

何回か鎖場が出てきます。危ないですが、まあ、注意して降りれば問題なし。

12/30 12:36

快晴だと、雄大な感じがしますね。

12/30 12:39

大空への階段。

12/30 12:51

まだまだ続く道のり。

12/30 12:51

雲があるとそれはそれで趣があります。

12/30 13:33

だんだん雪が深くなってきました。

12/30 13:41

雪が深いと少し登山道がかさ上げされて、木々とぶつかりやすくなります。

12/30 13:44

雲が出てきたー。

12/30 13:54

富士山よ、頂上につくまでに隠れてくれるなと祈りながら。

12/30 13:57

しかしだいぶバテてきました。

12/30 14:10

ようやく、頂上に到着。よかった、まだ富士山見える。

12/30 14:11

あちらの方はだいぶ雲が出てます。

12/30 14:11

雲があると、逆に富士山の周りがダイナミックな感じに見えます。

12/30 14:11

うっすらと雲がかかっていても、青空がかいま見えていると、ずいぶんと奥行きがあるように見えます。

12/30 14:11

有限な雰囲気が。

12/30 14:12

今日はやはり、塔ノ岳にしては空いていました。でも、大晦日はむしろ混むのでしょうね。

12/30 14:12

雲と太陽が演出をつけます。

12/30 14:12

遠くにはアルプスも。

12/30 14:12

反対側の街並みも綺麗に見えてます。

12/30 14:13

塔ノ岳でこんなに富士山が見えるという事実自体を知りませんでした。

12/30 14:14

わずか30分の間にも、ずいぶんと表情が変わります。

12/30 14:14

山座同定は苦手なんですが、いろいろ見えているそうです（笑）。

12/30 14:42

だんだん、夕暮れの雰囲気すら見えてきました。

12/30 14:43

もう少し残って写真をとりたいのですが、泊まるわけではないので、この辺で退散。

12/30 14:54

山頂から花立山荘までは比較的雪の多い地点が続きます。

12/30 14:58

夕暮れも綺麗。

12/30 15:03

この辺は歩き易いですが、ドロドロ地点がけっこうたくさん出てきます。

12/30 15:07

まだ青空が左にあるのに、右にはすでに夕暮れの景色が広がり始めます。

12/30 15:14

花立山荘。夏はここで食べるかき氷がうまい。

12/30 15:16

おしるこののぼりと富士山。おしるこも食べたかったのですが、時間がないので先を急ぎます。

12/30 15:19

街の方はだいぶ雲が出てきました。

12/30 15:29

ある程度降りると、もう基本的に雪はなくなります。

12/30 15:30

ドロドロのところをさらに踏み荒らして歩くと、なんとなく罪悪感を感じます。

12/30 16:06

いくつかある茶屋も足早に通過。

12/30 16:17

夕暮れの登山道も趣もあって本当はじっくりとればよい風景沢山とれるのだと思いますが・・・。

12/30 16:23

夕日はなんでもない透りに雰囲気を与えます。

12/30 16:26

そろそろ終盤。

撮影機器：

DSLR-A550 SONY

装備

個人装備

替えのシャツ

1

手ぬぐい

3

雨具

1

上下

帽子

1

グローブ

1

ゲイター

1

フリース

1

パタゴニアR1

ハードシェル

1

マムート・マサオジャケット

行動食

2

昼食

2

2日分

インスタントコーヒー

4

ジェットボイル

1

コッヘル

2

カップ

1

スプーン

1

箸

1

サーモス

1

800ml；お湯を入れて

キズパワーパッド

6

靴擦れ用

トイレットペーパー

1

お腹の薬

1

風邪薬

1

ウェットティッシュ

1

ポケットティッシュ

2

テーピング

1

靴擦れ等用

ボディーペーパー

1

歯磨きガム

1

メモ帳

1

筆記具

1

免許証

1

保険証

1

カメラ用バッテリー予備

1

メモリカード予備

2

携帯用エネループ

1

接続用コード

1

携帯電話

1

ヘッドライト

1

ランプ

1

腕時計

1

GPS

1

コンパス

1

地図

1

地図用ケース

1

ツェルト

1

マット

1

アイゼン

1

12爪（使用せず）

登山靴

1

冬山用

ストック

1

感想

rdolivaw

今年最後の登山ということで、しばらく行ってなかった丹沢・塔ノ岳に行きました。今年の2月にやはり雪山状態の塔ノ岳を登って以来です。

ヤビツ峠から塔ノ岳に登って大倉に下る、いわゆる丹沢表尾根コースです。ただし、秦野駅のバスが路面凍結で蓑毛までしか行けないので、スタート地点は蓑毛でした。蓑毛からヤビツ峠までは約1時間です。前回来たときもこうだったので、この時期はだいたいこうなると想定した方がいいのかもしれませんね。

ここしばらく運動不足だったので、しんどいだろうなと思ってはいたのですが、やっぱりしんどくて、歩き始めて15分で来たことを後悔しました。

なんとか頑張りましたが、政次郎の頭の辺りでもうバテバテで、最後の方はペースも遅い遅い・・・。しかも、塔ノ岳頂上付近では左ももがピキピキいってつりそうでした。いやはや、体力ない自分が恨めしい。

しかし、今日のハイライトはなんといっても富士山。すごく近くにくっきりと富士山が見えました。

午前中がすごい快晴で、二ノ塔にひいこら言いながら上がって、視界の向こう側にいきなり富士山が飛び込んできた時には感動しました。丹沢には何回か来てますが、晴れればこんなに美しく富士山が見えるなんて、まったく知りませんでした。二ノ塔から三ノ塔までの眺めが特に圧巻で、富士山を横目に眺めながら尾根道を行けるというのはなんともぜいたくな光景で、疲れもしばし気にならなかったほど。

しかし、とろとろとしたペースで歩いていたら、昼が近づくにつれて、雲が出てきました。ヤマテンの予報でもそんな感じだったので、「おー当たってるなあ」と思いながらなんとか山頂につくまで雲が濃くならないことを祈りました。塔ノ岳山頂にようやく到着したころにはだいぶ雲が出てきていましたが、富士山が隠れるほどではなく、雲があるのはそれで趣もあり。いずれにしても、しっかりと富士山が見えたのは本当によかった。

頂上は風が強く、暖かいものを食べてもすぐに冷めてしまうので早々に退散。帰りがけに本日2度目とおっしゃる丹沢有名人・チャンプとすれ違ったりしながら、ヘッドライトが必要になるギリギリの時間（17:00ごろ）に大倉に降りて来ました。

振り返ってみると、今年は、12回登山に行きました。1ヶ月に1回のペースですね。来年もたくさん登れるといいなと思いながら、今年の登り納めとしました。最後に、美しい富士山を見れて、なんとなく御利益がありそう。

コメント

arishin1016

はじめまして
今度、表尾根から登りたいと思います。昨日は、私も登りましたが、すごくコンディションが良かったですよね。富士山もすごくキレイでしたし！

rdolivaw

Re: はじめまして
arishin1016 さん、はじめまして。コメントありがとうございます。
私は天気運は結構悪いほうなので、綺麗に富士山が見れて、快晴で、文句なしの山行でした。表尾根は長いですけど、景色が良くて気持ちよかったですよ。

大倉から行って、鍋割山経由して行かれたんですね。
そのコース、私も一度はやってみたいな〜と思っています。

でも、鍋割山から大倉への帰りの最後の方の林道がえらく退屈なので、どうしても二の足を踏んでしまい（笑）。