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Yamareco

記録ID: 3883401
全員に公開
雪山ハイキング
塩見・赤石・聖

聖岳に行きたかったけど薊畑で撤退

2021年12月31日(金) 〜 2022年01月01日(土)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
19:28
距離
28.4km
登り
2,705m
下り
2,677m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:01
休憩
0:38
合計
7:39
7:15
73
8:28
8:28
28
8:56
8:58
61
9:59
10:19
195
13:34
13:50
64
14:54
2日目
山行
10:16
休憩
0:32
合計
10:48
8:56
167
11:43
12:09
66
13:15
13:19
79
14:38
14:38
131
16:49
16:50
52
17:42
17:43
43
18:26
18:26
77
19:43
19:43
1
19:44
ゴール地点
天候 初日曇り時々雪、翌日は快晴
過去天気図(気象庁) 2021年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
芝沢ゲート。ゲートまでの道は落石が多く道路も凍結していますので注意が必要です。
コース状況/
危険箇所等
雪の下に岩やら木の根やら隠れていて引っ掛けやすいです。急斜面をトラバースする箇所もありますので転倒注意。
ゲートの脇を抜けてスタート。
2021年12月31日 07:18撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 7:18
ゲートの脇を抜けてスタート。
長い林道歩き。雪は薄くついているだけですが、凍っている箇所があるのでチェーンスパイクつけたほうが安全。
2021年12月31日 07:20撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 7:20
長い林道歩き。雪は薄くついているだけですが、凍っている箇所があるのでチェーンスパイクつけたほうが安全。
いくつか踏み跡があります。多分今朝の分だと思います。
2021年12月31日 08:15撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 8:15
いくつか踏み跡があります。多分今朝の分だと思います。
まだまだ長い。緩やかな登りで歩きやすいです。
2021年12月31日 08:17撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 8:17
まだまだ長い。緩やかな登りで歩きやすいです。
易老渡到着。何人かは易老岳から光岳に行ったようで、聖岳方面の踏み跡は3人だけ。
2021年12月31日 08:30撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 8:30
易老渡到着。何人かは易老岳から光岳に行ったようで、聖岳方面の踏み跡は3人だけ。
小さなトンネル。ここは遊歩道です。
2021年12月31日 08:35撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 8:35
小さなトンネル。ここは遊歩道です。
便ヶ島到着。
2021年12月31日 09:02撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 9:02
便ヶ島到着。
この看板の裏から遊歩道をショートカットして直登です。
2021年12月31日 09:03撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 9:03
この看板の裏から遊歩道をショートカットして直登です。
ここからの遊歩道は土砂崩れで埋まっています。結構危ないです。遊歩道の原形をとどめている箇所はほとんどありません。
2021年12月31日 09:17撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 9:17
ここからの遊歩道は土砂崩れで埋まっています。結構危ないです。遊歩道の原形をとどめている箇所はほとんどありません。
道の横にある滝も半分凍っています。
2021年12月31日 09:22撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 9:22
道の横にある滝も半分凍っています。
さあ来ました!ちょっと楽しみにしていたゴンドラです。思ったより短いですね。
2021年12月31日 10:01撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 10:01
さあ来ました!ちょっと楽しみにしていたゴンドラです。思ったより短いですね。
手が攣りそうです。手で引くのではなく綱引きの要領で体重移動で引いたほうが楽。
2021年12月31日 10:12撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
12/31 10:12
手が攣りそうです。手で引くのではなく綱引きの要領で体重移動で引いたほうが楽。
ちなみに20mほど横に木の橋がありますのでゴンドラ乗らずとも普通に渡れます(笑)。
2021年12月31日 10:18撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
4
12/31 10:18
ちなみに20mほど横に木の橋がありますのでゴンドラ乗らずとも普通に渡れます(笑)。
ここからは強烈な急斜面の登りです。天候が悪化する中ひたすら登りましたが力尽きて苔平の手前でビバークとなりました。
2021年12月31日 12:23撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1
12/31 12:23
ここからは強烈な急斜面の登りです。天候が悪化する中ひたすら登りましたが力尽きて苔平の手前でビバークとなりました。
夜は暴風雪。気力体力回復のためしっかり寝すぎて寝過ごしました。
2022年01月01日 08:09撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 8:09
夜は暴風雪。気力体力回復のためしっかり寝すぎて寝過ごしました。
天気は快晴無風。最高の天気ですが、夜の暴風によりトレースが完全にリセット。
2022年01月01日 08:21撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1/1 8:21
天気は快晴無風。最高の天気ですが、夜の暴風によりトレースが完全にリセット。
膝あたりまで沈みます。雪は軽いですがこれだけ沈むと疲れます。
2022年01月01日 08:36撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1/1 8:36
膝あたりまで沈みます。雪は軽いですがこれだけ沈むと疲れます。
苔平到着。昨日の先行者の3人もこの辺でビバークされたようでトレースが現れました。スノーシューに換装してガシガシ登ります。
2022年01月01日 09:00撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
1/1 9:00
苔平到着。昨日の先行者の3人もこの辺でビバークされたようでトレースが現れました。スノーシューに換装してガシガシ登ります。
2200m。標高を300m上げるのに2時間かかりました。
2022年01月01日 10:16撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
2
1/1 10:16
2200m。標高を300m上げるのに2時間かかりました。
薊畑をちょっと上がったところで休憩。この先、聖平方面にも聖岳方面にもトレースはありません。
2022年01月01日 11:52撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
3
1/1 11:52
薊畑をちょっと上がったところで休憩。この先、聖平方面にも聖岳方面にもトレースはありません。
美しい上河内岳を見ながら撤退を決定。テントまで戻り時間も早かったのでそのまま撤収して下山しました。
2022年01月01日 11:52撮影 by  E-M5MarkIII , OLYMPUS CORPORATION
6
1/1 11:52
美しい上河内岳を見ながら撤退を決定。テントまで戻り時間も早かったのでそのまま撤収して下山しました。

感想

年末年始は聖岳を狙いましたが薊畑で敗退。
敗退したので記録をつけても仕方ないのですが、誰かの参考になればと思い書くことにしました。
なお、ほとんど樹林帯しか歩いてないので写真も少なめです。

ここ何年かは年末年始の休みは仙丈ケ岳、北岳と南アルプスの山で過ごしており、今回は聖岳にターゲットを絞りました。
しかし今年は雪多すぎ(泣)。というかここ数年が少なすぎただけのようですが。

初日は聖平でテントの予定でしたが、30キロ弱の荷物に加え、怠惰な生活で作り上げた100キロ弱のトドのような肉体が西沢渡からの猛烈な急登に悲鳴をあげて1800mあたりでビバークとなりました。

翌日は聖岳ピストンに計画変更し、テントに荷物を置いてスタート。
しかし延々と続く急登と深雪に心を折られました。

苔平あたりからはヘビー級の私は腿まで沈みますのでたまらずスノーシューに換装。それでもかなり沈みます。
結局、先頭のツボ足のお兄さんがパワフルに進んでくれて、そのあとワカンのご夫婦が進み、最後は私がスノーシューで道路工事しながら登るという感じになりましたが先行のみなさんは薊畑で撤退。
単独で小聖岳方面にちょっと進んでみましたがスノーシューで腿くらいまで沈みますので、これはおそらく森林限界超えるまでに3時間はかかりそう・・・ということで私も撤退しました。

テントを取りに戻って今日は森林限界まで登り、明日ピークを狙うという方法なら何とか行けたかも知れませんが、一度折れた心が元に戻ることはありません。
さっさとテントに戻り、時間も早かったのでそのまま撤収して下山しました。

実は今回は聖岳から光岳まで3泊4日で縦走する予定で、登山届もそのように出したのですが・・・聖岳を舐めてたようで猛烈に恥ずかしい。
いまから登山届を書き直したいくらいです(笑)。

今回はこの結果でしたが、来年はリベンジしたいと思います!
・・・ま、敬虔な他力本願寺の門徒である私としてはトレースが期待できる山に行くかも知れませんが(笑)。

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