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Yamareco

記録ID: 3887182
全員に公開
雪山ハイキング
甲信越

【強風】美ヶ原台上スノーハイク(三城牧場からダテ河原〜王ヶ頭〜百曲り周回)

2022年01月03日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:07
距離
8.0km
登り
650m
下り
634m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:01
休憩
1:02
合計
5:03
11:14
11:15
63
12:18
12:19
43
13:02
13:03
6
13:09
14:00
5
14:05
14:09
2
14:11
14:11
38
14:49
14:50
19
15:09
15:11
35
15:46
15:47
23
無雪期は石切場の桜清水茶屋からの八丁ダルミコースから王ヶ鼻への直登、木舟コースからの王ヶ頭コース直登などのルートがあるが、冬期通行止めの関係でこの時期はダテ河原コースと百曲りコース以外からの王ヶ頭へのアクセスは難。
天候 概ね快晴。
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
松本市郊外の山辺地区からアザレアラインを経由して三城いこいの広場近くの登山口までアクセス。アザレアラインは三城から先の区域は冬期通行止め中。
三城いこいの広場のPは冬季閉鎖。美ケ原少年自然の家の脇や天門沢にかかる橋の袂、三城牧場の脇に「駐車場」という看板が出ている場所などに駐車可能。
コース状況/
危険箇所等
ダテ河原、百曲りとも踏み跡明瞭。
美ヶ原高原上(美ヶ原台上)のエリアは常時風が強く時に10m/s超。王ヶ頭〜山本小屋の牧場通路はスノーシュー等のトレース明瞭、夏道のアルプス展望コースは強風のため踏み跡がところどころで薄くなっていて豪快な踏み抜きもあり。わかんないしスノーシュー推奨。
百曲りコースはわかんを履いておくと下りで足の負担を減らしながらスピードを出しやすいので楽。
その他周辺情報 扉温泉の桧の湯で日帰り入浴が可能。入浴のみなら300円
http://www.mcci.or.jp/www/hinoki/
近くの有名旅館である明神館では日帰り入浴不可。
http://www.tobira-group.com/myojinkan/faq/
三城牧場近くに駐車。いくら自宅からスタートだからといってあまりに遅い11時スタート。既に下山してきた人とすれ違いさえした💧
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三城牧場近くに駐車。いくら自宅からスタートだからといってあまりに遅い11時スタート。既に下山してきた人とすれ違いさえした💧
最初から雪。しかししっとりしているので滑り止めは不使用。雪道での足の置き方のトレーニングも兼ねている。
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最初から雪。しかししっとりしているので滑り止めは不使用。雪道での足の置き方のトレーニングも兼ねている。
白っぽいカラマツが季節感を醸し出す。
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白っぽいカラマツが季節感を醸し出す。
1600mあたりを過ぎると美ヶ原台上(美ヶ原高原牧場エリアの平らな地形をさして称す)が見えてくる。
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1600mあたりを過ぎると美ヶ原台上(美ヶ原高原牧場エリアの平らな地形をさして称す)が見えてくる。
kun_pu氏は久しぶりのお山。黙々と歩く。
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kun_pu氏は久しぶりのお山。黙々と歩く。
突如現れた古い小屋。
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突如現れた古い小屋。
中に入ってみると、懐かしのブラウン管テレビに。。。
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中に入ってみると、懐かしのブラウン管テレビに。。。
これまた昭和風味の冷蔵庫。
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これまた昭和風味の冷蔵庫。
奥には祭壇も。初詣も兼ねて?手を合わせてきた。
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奥には祭壇も。初詣も兼ねて?手を合わせてきた。
「み・・・」判読不能。後で調べたら「美岳荘(みたけそう)」という名の小屋だったらしい。
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「み・・・」判読不能。後で調べたら「美岳荘(みたけそう)」という名の小屋だったらしい。
時代を感じさせる腕章。昔日は賑わっていたのだろう。
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時代を感じさせる腕章。昔日は賑わっていたのだろう。
台上が近づくと鉢伏山が見える。松本市街地から見ると王ヶ頭も鉢伏山も割と近距離だが、山の上から見ると結構遠い。登山道だと20km弱もある。
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台上が近づくと鉢伏山が見える。松本市街地から見ると王ヶ頭も鉢伏山も割と近距離だが、山の上から見ると結構遠い。登山道だと20km弱もある。
王ヶ頭ホテルなどへ通ずる電柱。他にTVの電波塔もあるので電気は必要。
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王ヶ頭ホテルなどへ通ずる電柱。他にTVの電波塔もあるので電気は必要。
さあ、台上まであと少し。結構雪深い。
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さあ、台上まであと少し。結構雪深い。
強風と寒さのあまり、王ヶ頭ホテルへ避難。ホテルカフェの入口は冬期は外で靴を脱いでスリッパに履き替える。夏はそのまま土足で入れる。
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強風と寒さのあまり、王ヶ頭ホテルへ避難。ホテルカフェの入口は冬期は外で靴を脱いでスリッパに履き替える。夏はそのまま土足で入れる。
行動食を持ってきたのに、ホテルのカフェのおばちゃんの「うちのビーフシチューはがっかりさせませんよ」の誘惑に負けて購入。1200圓也。
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行動食を持ってきたのに、ホテルのカフェのおばちゃんの「うちのビーフシチューはがっかりさせませんよ」の誘惑に負けて購入。1200圓也。
カレーもとても美味しい。900圓也。やすいと思う。
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カレーもとても美味しい。900圓也。やすいと思う。
王ヶ頭三角点。風速約10m。二重に手袋装着中。この状況下でソロの人に写真撮影を依頼される。「その持ち方だと指が写っちゃうんです」とかあーだこーだ言われてげんなり。さすがにこれはないわ。お願いだからこの低温、強風下で見ず知らずの人間に写真を撮ってくれというのはやめてほしい。
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王ヶ頭三角点。風速約10m。二重に手袋装着中。この状況下でソロの人に写真撮影を依頼される。「その持ち方だと指が写っちゃうんです」とかあーだこーだ言われてげんなり。さすがにこれはないわ。お願いだからこの低温、強風下で見ず知らずの人間に写真を撮ってくれというのはやめてほしい。
美ヶ原高原台上の道標。静かに見えるが実際には強風。
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美ヶ原高原台上の道標。静かに見えるが実際には強風。
東に八ヶ岳〜蓼科まで一望。一昨日はあの辺にいた。雲の流れからして八ヶ岳は爆風だろう。
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東に八ヶ岳〜蓼科まで一望。一昨日はあの辺にいた。雲の流れからして八ヶ岳は爆風だろう。
北に浅間とか四阿山とか。快晴。
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北に浅間とか四阿山とか。快晴。
台上のスノーシューゾーン。冬の美ヶ原の象徴。しかし風が強く寒いので歩くのは大変。左が蓼科と八ヶ岳、右が南アルプス。
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台上のスノーシューゾーン。冬の美ヶ原の象徴。しかし風が強く寒いので歩くのは大変。左が蓼科と八ヶ岳、右が南アルプス。
振り返って王ヶ頭方面
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振り返って王ヶ頭方面
スノーシューゾーンをツボでてこてこ歩く。
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スノーシューゾーンをツボでてこてこ歩く。
実に美ヶ原らしい光景。
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実に美ヶ原らしい光景。
途中から塩くれ場への登山道に合流しわかんを装着。王ヶ頭を振り返る。踏み跡はあるにはあったが強風でかなり消されていた。
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途中から塩くれ場への登山道に合流しわかんを装着。王ヶ頭を振り返る。踏み跡はあるにはあったが強風でかなり消されていた。
百曲園地。やっと強風ゾーンとお別れ。
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百曲園地。やっと強風ゾーンとお別れ。
茶臼山方面。2ヶ月前に走ったときとは別世界。
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茶臼山方面。2ヶ月前に走ったときとは別世界。
百曲を下っていく。わかんを履いているので、踏んづけないよう気をつけながらガンガン下る。
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百曲を下っていく。わかんを履いているので、踏んづけないよう気をつけながらガンガン下る。
もう一度茶臼山。見納め。
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もう一度茶臼山。見納め。
三峰山、二つ山、鉢伏山。美ヶ原高原ロングトレイルの最後の山場。
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三峰山、二つ山、鉢伏山。美ヶ原高原ロングトレイルの最後の山場。
下っていくと突如東屋が出現。奥には「ひろ小屋」という名の古い小屋がある。調べてみたがその歴史は不明。
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下っていくと突如東屋が出現。奥には「ひろ小屋」という名の古い小屋がある。調べてみたがその歴史は不明。
昔の登山道の道標に「ひろ小屋」の名がある。
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昔の登山道の道標に「ひろ小屋」の名がある。
1時間足らずで三城いこいの広場の裏に下山。あとは車デポ地まで歩くだけ。
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1時間足らずで三城いこいの広場の裏に下山。あとは車デポ地まで歩くだけ。
無事下山。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター マフラー ネックウォーマー 毛帽子 ザック サブザック 輪カンジキ 軽アイゼン 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス ツェルト ストック カメラ

感想

2日前に元旦早々八ヶ岳の谷間で新雪相手にひたすら穴掘りをしてきたので、今回はのんびりと自宅近くの美ヶ原をスノーハイクしよう。。。と思うがあまりに朝ゆっくり過ごしすぎて登山口に着いたのが11時。まーコースタイム的に考えればかなりのんびり過ごしても明るいうちに下山できる見通しだったので、あくまでのんびりと歩き始めました。
森林限界下では穏やかな雪道歩きを楽しみましたが、美ヶ原高原の上(通称「美ヶ原台上」)に上がると、台地を抜ける風が吹くわ吹くわ。慌てて王ヶ頭ホテルのカフェへ避難すると、その暖かさとカフェのおばちゃんの誘惑に負けてビーフシチューとカレーを注文してしまい更にのんびり。結局1時間近くも過ごしてしまい、やべーやべーと台上のスノーシューハイキングルートをてこてこと歩き始めました。

そのまま行くと下山予定の百曲コースを遠回りしてしまうので、適当なところでアルプス展望コースへ移ると今度は強風の吹き溜まりで沈むわ沈むわ。2日前の穴掘りを彷彿とさせる状態だったので慌ててわかんを装着。ほんの2ヶ月前に同じところを走ったのですが、まるで別の世界のような烈しさでした。冬の台上、侮れじ。

百曲コースに入ってからは樹林が強風攻撃を遮ってくれてザクザクと下山。無事に明るいうちに帰着できました。
短い時間でしたが長野移住以来歩きたいと思っていた冬の美ヶ原台上を歩くことができ、満足な山行でした。

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コメント

こんにちは。ヤマレコとても参考になりました。

恐れ入ります。厚かましい限りですが、
道路がよくわからないもので、お伺いしてよろしいでしょうか?

三城から 王ヶ頭に行きたいと考えております。
三城までは マイカー(FFスタッドレス車)で松本市街から行きます。
https://www.utsukushi-oam.jp/news?id=10547199
アザレアラインで行く予定でしたが、
上記URL情報ですと松本市街からビーナスライン扉峠まで通行止めとのこと。
三城から先が通行止めで、その手前までは行けると思っておりましたが、
松本市街からすでに通行止めとのこと。
みなさん三城までは車で行かれているようですが、
アザレアラインを通行していないのでしょうか?
2022/2/9 16:20
iga_1966さん
コメントありがとうございます。
恐らく↓の情報をご覧になったかと思うのですが、
https://www.utsukushi-oam.jp/news?id=10547199
アザレアラインという道は松本城の前から山辺の集落を通って
ビーナスラインの扉峠に至る県道67号の通称です。
美術館のHPですから、正確性はあまり担保されていないように思います。

路面が凍結している場合、FF車はあまりオススメしません。
明日は降雪が予想されますので、状況は大きく変わる可能性があります。

松本市街から来ると、扉温泉に入るところで左と直線のT字路がありますが、
左に曲がると三城牧場に至ります。
直進すると、扉温泉の明神館という旅館がありますが、
その先辺りからビーナスラインの扉峠までは
ずっと前から土砂崩れのため通行止めになっています。

通常はよほどの雪がない限りは、三城牧場までは行けます。前年もそうでした。
私が行った日は、三城牧場のキャンプ上のちょっと先のゲートが閉じていて、
そこから先が冬期通行止めでした。

三城牧場に至るもう1本の県道283号は入山辺の集落の端から分岐している道ですが、
こちらは冬期通行止めです。三城側の桜清水キャンプ場前でゲートが閉じており、
そこに駐車している車もあります。

アザレアラインは県道なので、詳細は松本合同庁舎にある
県の松本建設事務所に聞くと教えてくれます。
https://www.pref.nagano.lg.jp/matsuken/doro/kotsu/#toukikisei

道順は
https://www.google.com/maps/dir/%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E5%B8%82%E4%B8%B8%E3%81%AE%E5%86%85%EF%BC%94%E2%88%92%EF%BC%91+%E6%9D%BE%E6%9C%AC%E5%9F%8E/%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%8D%E7%89%A7%E5%A0%B4/@36.2046401,138.1021126,17z/data=!4m13!4m12!1m5!1m1!1s0x601d0e850a9a5999:0x902d0e20fabcf654!2m2!1d137.9688674!2d36.238653!1m5!1m1!1s0x601da845dc092601:0x927de7a56a58858e!2m2!1d138.0998275!2d36.21163

以上、ご参照までに。
2022/2/9 19:55
ルートまで記載していただき、ご親切にありがとうございます。
やはり美術館の情報は誤りなのですね。
松本市街〜扉峠まで と書いてあるので、ようは67号が全面通行止めと解釈してしまいました。
67号のT字の分岐ポイント、地図で確認できました。
また、駐車スペースも数か所あるみたいですね。

若いころから雪道は慣れておりFFスタッドレス車で困ったことありませんが、
チェーン、スコップは常備、急発進、急減速、急ハンドル無しの安全運転で、さらには無理せずバックアッププランも検討します。
ありがとうございました!
2022/2/10 12:08
iga_1966さん
とんでもないです。楽しんでください!
2022/2/12 22:41
プロフィール画像
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