【避難小屋泊】 天目山 三ッドッケ 【年越し山行】

2013年12月31日(火) 〜 2014年01月01日(水)

• GPS: 07:03
• 距離: 11.0km
• 登り: 985m
• 下り: 1,041m

コースタイム

山行1日目

0600 奥多摩St.
0626発東日原行き西東京バス乗車
0650
｜ 東日原BS
0710
0715 登山口
1030 一杯水避難小屋
(一杯水水場へ偵察に出掛ける)
1045 避難小屋帰着 行動停止

山行2日目

0600頃 起床
0620 避難小屋発
0645
｜ 天目山(三ッドッケ)
0700
0720 避難小屋帰着
(朝食・下山準備)
0833 避難小屋発 下山開始
1045 東日原BS
1135発奥多摩St.行き西東京バス乗車
1159 奥多摩St.

天候

山行1日目 晴れ
山行2日目 晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

○往路

奥多摩St.まで青梅線乗車
奥多摩St.から東日原BSまで
0626発東日原行き西東京バス乗車
東日原BSから登山口まで徒歩

○復路

登山口から東日原BSまで徒歩
東日原BSから奥多摩St.まで
1135発奥多摩St.行き西東京バス乗車
奥多摩St.から青梅線乗車

コース状況／危険箇所等

○登山ポスト、トイレ

登山ポスト⇒奥多摩St.と東日原駐在所で
提出ができます

トイレ⇒奥多摩St.、東日原BS、一杯水避難小屋

○積雪状況

約1000m辺りから行程に支障はないが
残雪がちらほら見え始めました。
山行1日目は約1100m位からルートが雪道になりましたが
2日目にはだいぶ雪も融け約1150mより上が
ルート上雪道になっていました。
(日向の斜面は雪が無い箇所もあります)
積雪は約20-30cm。

○水場

一杯水の水場は積雪の為枯れて
水を取る事が出来ませんでした。
多めに水を持って行く必要があります。

○ルート状況

東日原BS⇒一杯水避難小屋⇒一杯水水場

積雪状況は上に書いた通りです。
ルートはしっかりトレースがあるので
今後降雪が無い限りは迷う事はないと思います。
日毎雪が融けているので
ルート状況で足回りの判断が必要になると思います。

植林帯を抜ける際ルート上部(山側)が
落葉樹林帯で日当たりが良い為なのか
こぶし大の雪球が2度ほど落ちてきました。

滝入ノ峰をトラバースする箇所に入ると
狭い山道が続きます。
ヤセ尾根に出る手前に
雪がつき嫌な箇所が3箇所ほどあり
かなり緊張して通過しました。

ヤセ尾根は問題なく通過できました。

ヤセ尾根通過後も避難小屋までの間に
小ピークをトラバースする箇所が
何箇所かありますが
滝入ノ峰トラバースに比べると
危険度は低いと感じました。

○一杯水避難小屋⇒天目山(三ッドッケ)

小屋脇からのルートでピストンしました。
山頂までしっかりトレースがあります。
急下降する一箇所だけ気をつければ
問題はなく登下降できると思います。

○一杯水避難小屋⇒東日原BS

初日にも感じたヤセ尾根近くの嫌な箇所は
下降時にもやはり緊張し通過しました。

日当たりの良い箇所は
雪の融けきった箇所もあり
山行初日より雪が減った様に感じました。

○その他

山行前夜まで積雪状況と水場の状況が掴めず
水が取れない可能性がある為
多めに水を持って出掛けた為ザックの重量が増え
一度バランスを崩すと立て直しが難しいので
早めにアイゼンを着けましたが
結果的にこれは良い判断になりました。

今回6本歯アイゼン、ダブルストック、
わかんを装備して出掛けましたが
わかんは使う機会がありませんでした。
アイゼンは6本歯で十分対応できましたが
歯数が多くてもよかったかなと感じました。
今後雪解け凍結箇所も増える可能性があるので
アイゼンは必ず必要になると思います。
ザックの重量があったので
ストックはバランス保持の為重宝しました。

写真

久々の年越し山行

スタートは
ここ東日原BSから

モルゲンロート

こんな風景を見る事ができ
早く出てきた甲斐が
あった

八丁山・鷹ノ巣尾根方面？

東日原BSに
掲示してあった
登山情報

こっちは
川苔山かな？

天目山登山口

いよいよ入山です
いってきます

登山口からすぐにある
手作りの道標

いい雰囲気です

その後降雪もあったし
もう冬眠に
入っただろうけど・・・

大晦日の朝日

鷹ノ巣方面

つづら折りに
急登していくルート上には
積雪はありませんでした

ザックが重く
休み休み登ります

つづら折りが終わると
雪がちらほら

まだ行動に支障が
出る程ではありません

徐々にルート上に
雪が出始めました

足回りが不安定だと
心配なので
早めにアイゼンを着け
高度を上げていきます

真ん中に見えるのは
熊棚かな？

約1100m位から
雪道になりました

日当たりのいい
斜面では
雪のない箇所も
ありましたが
アイゼンを着けたまま
進みます

写真だと
分かりづらいけれど
かなり狭い
ルートです

嫌な箇所を通過し
ヤセ尾根に
抜けました

長沢背稜方面

だいぶ
雪が残っていそう

滝入ノ峰を
トラバースする箇所は
通行に注意が必要

入口にも掲示が
ありました
(出口で撮影)

尾根上を進む時は
ヒヤヒヤする事もなく
気持ちよく
歩く事ができました

ザックは重いけどw

避難小屋まで
小ピークを
トラバースする箇所が
何箇所か続きます

あちこちにあるのは
熊棚かな？

一杯水避難小屋

積雪状況より
ザックの重さに苦労して
やっと着いた・・・
という感じがしました

避難小屋内部

この時間は
まだ誰も居ませんでしたが
同日宿泊者は
自分を含め8名でした

小屋に荷物を置き
水場を偵察に
出掛けます

水場までトレースあり
その先は未確認

水場は積雪の為
水を取る事が
出来ませんでした

水が取れない事も
予想していたので
落胆せず
小屋に戻りました

初日の行動終了

大晦日の夕焼け

2013年も終わります

2014年の朝焼け

初日の出を見に
天目山山頂に向かいます

この下降箇所だけ
注意すれば
トレースも
しっかりあるので
山頂まで問題なく
行く事ができます

この山名標
前にもあったかなぁ？

朝焼けと
お馴染みの山名標

天目山山頂

同日宿泊したみんなが
山頂に揃いました

日の出を待ちます

新年も
安全にいい山行が
たくさんできます様に!!

山頂からの展望
パノラマ

霞んでいるけれど
奥に見えるのは
南アかな？

少し霞んでいるけど
山頂から見た富士山

初日の出を見たので
小屋へと戻ります

振り返り
天目山山頂を撮影

小屋に戻り
朝食を済ませ準備をし
下山を開始します

お世話になりました!!

昨日よりも
日向は雪が減った
様に感じました

写真では
分かりづらいけど
手前からU字に
左へと抜けるここに
嫌な箇所がありました

行きは探したけど
見つけられなかった
この木とも
帰りには会えました

ルートを挟んで
右(山側)が
落葉樹なので
雪融けが早く
下に落ちてくるのか

初日の雪玉の原因に
ひとり納得

積雪も無くなり
山行終盤です

日原まであと一足

無事帰ってこれて
よかったと思う反面
帰りたくない気持ちにも
なります

元旦の鷹ノ巣方面

奥多摩St.まで戻り
今回の山行は終了です

おまけ

東日原BSに
掲示してありました