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記録ID: 3899123
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雪山ハイキング
大峰山脈

熊渡〜八経ヶ岳(2022年厳冬期)・この上ない晴天

2022年01月08日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.8km
登り
1,357m
下り
1,348m

コースタイム

日帰り
山行
8:47
休憩
1:34
合計
10:21
7:00
26
8:50
8:55
80
10:15
10:15
46
11:01
11:01
83
12:24
12:30
22
明星ヶ岳
12:52
13:10
40
13:50
14:40
24
大休止(レンゲ尾根途中)
15:04
15:04
25
15:29
15:29
44
16:13
16:20
32
16:52
17:00
21
17:21
17:21
0
17:21
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
天気が良いとのことなので、今年初の八経ヶ岳を目指したいと思い、熊渡にやってきました。
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天気が良いとのことなので、今年初の八経ヶ岳を目指したいと思い、熊渡にやってきました。
林道は最初から雪道。山上の多雪が想像できます。行けるところまで頑張ります。
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林道は最初から雪道。山上の多雪が想像できます。行けるところまで頑張ります。
林道の崩壊箇所は綺麗に整備してありました。
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林道の崩壊箇所は綺麗に整備してありました。
分岐は直進。カナビキ尾根を目指します。
分岐は直進。カナビキ尾根を目指します。
相変わらずの急坂続きの尾根、呼吸を整えつつ登ります。
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相変わらずの急坂続きの尾根、呼吸を整えつつ登ります。
痩せ尾根のバランス岩の健在も確認。
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痩せ尾根のバランス岩の健在も確認。
尾根最上部の急斜面後、右側にトラバースすると
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尾根最上部の急斜面後、右側にトラバースすると
カナビキ分岐に到着。ここでワカン装着。
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カナビキ分岐に到着。ここでワカン装着。
先行者のスノーシューのトレースを辿ります。ワカンでは沈下量が大きく、半端ない抵抗です。
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先行者のスノーシューのトレースを辿ります。ワカンでは沈下量が大きく、半端ない抵抗です。
しかし、晴天の無風なのでコンディションは最高です。
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しかし、晴天の無風なのでコンディションは最高です。
やや青みがかった静寂な林の雪景色を楽しみながら進みます。
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やや青みがかった静寂な林の雪景色を楽しみながら進みます。
高崎横手。新たなトレースは明星ヶ岳方面にあり。こちらを選択します。
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高崎横手。新たなトレースは明星ヶ岳方面にあり。こちらを選択します。
日裏山周辺で疎林となります。これ以上ない晴れた空です。
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日裏山周辺で疎林となります。これ以上ない晴れた空です。
晴天下の周囲の山々の景色が目に入ります。
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晴天下の周囲の山々の景色が目に入ります。
それにしても、1月にはありえないこの青天。
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それにしても、1月にはありえないこの青天。
明星ヶ岳まで、スノーモンスターが形成された疎林が続きます。
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明星ヶ岳まで、スノーモンスターが形成された疎林が続きます。
天然の雪ダルマ。
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天然の雪ダルマ。
こちらは、ゾウの頭にキツネが乗っているように見えます。踏み抜きが多く苦労する中でも楽しませてくれます。
こちらは、ゾウの頭にキツネが乗っているように見えます。踏み抜きが多く苦労する中でも楽しませてくれます。
なんとか奥駆道に合流。明星ヶ岳を目指します。ノートレースでした。
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なんとか奥駆道に合流。明星ヶ岳を目指します。ノートレースでした。
明星ヶ岳到着。
眼前には、かつて見たことのない八経ヶ岳の姿がありました。
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眼前には、かつて見たことのない八経ヶ岳の姿がありました。
その八経ヶ岳を目指します。
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その八経ヶ岳を目指します。
最低鞍部は、まさに風の通り道の風景です。
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最低鞍部は、まさに風の通り道の風景です。
雪面が固まっており、それほど労苦を感じず山頂が近づきます。
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雪面が固まっており、それほど労苦を感じず山頂が近づきます。
八経ヶ岳到着。
1月にこの場所でこの写真は考えられないです。
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1月にこの場所でこの写真は考えられないです。
大台ケ原山。日出ヶ岳からは富士山が見えているかもしれません。
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大台ケ原山。日出ヶ岳からは富士山が見えているかもしれません。
弥山方面です。遠くまで雲一つない青い空です。
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弥山方面です。遠くまで雲一つない青い空です。
大普賢岳。背後は台高北部の峰々。明神岳が確認できます。
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大普賢岳。背後は台高北部の峰々。明神岳が確認できます。
頂仙岳、その向こうは葛城金剛。くっきり見えてます。
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頂仙岳、その向こうは葛城金剛。くっきり見えてます。
私の自宅のある生駒山方面もよく見えます。
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私の自宅のある生駒山方面もよく見えます。
この時点で13時。弥山も捨てがたいものの、時間と体力面を考慮し、引き返すことに。満足のゆく一日でした。
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この時点で13時。弥山も捨てがたいものの、時間と体力面を考慮し、引き返すことに。満足のゆく一日でした。

感想

○概要
天気が良いとのことなので、今年初の八経ヶ岳を目指したいと思いました。
年末寒波と直近の南岸低気圧でかなりの積雪が予想されるので、行けるところまで頑張ります。

○熊渡〜カナビキ分岐
・6時前に到着。先行車2台。明るくなるまで車中で待機。準備し7時前に出発。
・林道は最初から雪道。山上の多雪が想像できる。
・林道の崩壊箇所は綺麗に整備してあった。
・カナビキ尾根とりつき、雪が多いので最初からアイゼン装着。
・片方のアイゼンの金具(リング)がなくなっており、本体にバンドを通して結ぶ始末。 →事前にしっかり確認すべきであった。
・相変わらずの急坂続きの尾根、呼吸を整えつつ登る。
・上部のやせ尾根の左側には、落ちればほぼ助からない谷筋が5〜6本あり。右寄りに進む。
・4本目の谷筋で、バランス岩の健在ぶりを確認。
・最上部、斜面の傾斜が増して、右側にトラバースするとカナビキ分岐。

○カナビキ分岐〜高崎横手
・ここでワカンを装着。
・先行者は数名と思うがいずれもスノーシュー。終始緩傾斜なので便利そう。
・スノーシューのトレースを辿るも、ワカンでは沈下量が大きく、抵抗が大きい。
・ただし、晴天の無風なのでコンディションは最高。
・やや青みがかった静寂の林の雪景色を楽しみながら進む。
・頂仙岳の迂回は右に滑り落ちないように慎重に進む。
・迂回後の鞍部では、枝葉が凍り付いて垂れ下がる中を縫ってトレースが高崎横手まで続く。

○高崎横手〜八経ヶ岳
・明星ヶ岳方面か弥山方面か。新たなトレースは明星ヶ岳方面にあり。こちらを選択。
・林内の緩斜面が続くが、次第に積雪量が多くなり、比例して沈下機会や沈下量が多くなる。これまで以上にペースが遅くなる。
・日裏山周辺で疎林となり、晴天下の山々の周囲の景色が目に入る。1月にはありえない青天。
・明星ヶ岳までは、スノーモンスター形成された疎林の中を一歩一歩進む。
・足元の積雪中には空洞が多く、両足一度に沈下し胸まで埋まること数回。ワカンが引っかかってしまい、もがきながら脱出。
・明星ヶ岳直下の奥駆道に合流。
・明星ヶ岳山頂までノートレース。数分のところを10分程度かけて山頂。
・晴天、無風、厳冬期とは思えない。見たことのない八経ヶ岳の姿が目に入る。
・八経ヶ岳を目指す。ここから先は、雪面が固まっており、それほど労苦を感じず山頂へ。
・この上ない青天の山頂。二度と出会えないのではないかと思われる山頂からの景色。
・弥山、大普賢、山上ヶ岳、大台ケ原など周囲の山々はくっきり。加えてはるか遠くの雪稜も見えているのではないかと思われる。

○下山
・この時点で13時。弥山を目指すか迷ったが、この先のトレースが見当たらないことと、時間と体力面を考慮し、引き返すことに。
・レンゲ尾根の途中の日当たり良好場所で、1時間ほど大休止して、日没直前に下山。
・天の川温泉(\700)に直行。温まりました。

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