熊渡〜八経ヶ岳(2022年厳冬期)・この上ない晴天
- GPS
- --:--
- 距離
- 16.8km
- 登り
- 1,357m
- 下り
- 1,348m
コースタイム
- 山行
- 8:47
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:21
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
○概要
天気が良いとのことなので、今年初の八経ヶ岳を目指したいと思いました。
年末寒波と直近の南岸低気圧でかなりの積雪が予想されるので、行けるところまで頑張ります。
○熊渡〜カナビキ分岐
・6時前に到着。先行車2台。明るくなるまで車中で待機。準備し7時前に出発。
・林道は最初から雪道。山上の多雪が想像できる。
・林道の崩壊箇所は綺麗に整備してあった。
・カナビキ尾根とりつき、雪が多いので最初からアイゼン装着。
・片方のアイゼンの金具(リング)がなくなっており、本体にバンドを通して結ぶ始末。 →事前にしっかり確認すべきであった。
・相変わらずの急坂続きの尾根、呼吸を整えつつ登る。
・上部のやせ尾根の左側には、落ちればほぼ助からない谷筋が5〜6本あり。右寄りに進む。
・4本目の谷筋で、バランス岩の健在ぶりを確認。
・最上部、斜面の傾斜が増して、右側にトラバースするとカナビキ分岐。
○カナビキ分岐〜高崎横手
・ここでワカンを装着。
・先行者は数名と思うがいずれもスノーシュー。終始緩傾斜なので便利そう。
・スノーシューのトレースを辿るも、ワカンでは沈下量が大きく、抵抗が大きい。
・ただし、晴天の無風なのでコンディションは最高。
・やや青みがかった静寂の林の雪景色を楽しみながら進む。
・頂仙岳の迂回は右に滑り落ちないように慎重に進む。
・迂回後の鞍部では、枝葉が凍り付いて垂れ下がる中を縫ってトレースが高崎横手まで続く。
○高崎横手〜八経ヶ岳
・明星ヶ岳方面か弥山方面か。新たなトレースは明星ヶ岳方面にあり。こちらを選択。
・林内の緩斜面が続くが、次第に積雪量が多くなり、比例して沈下機会や沈下量が多くなる。これまで以上にペースが遅くなる。
・日裏山周辺で疎林となり、晴天下の山々の周囲の景色が目に入る。1月にはありえない青天。
・明星ヶ岳までは、スノーモンスター形成された疎林の中を一歩一歩進む。
・足元の積雪中には空洞が多く、両足一度に沈下し胸まで埋まること数回。ワカンが引っかかってしまい、もがきながら脱出。
・明星ヶ岳直下の奥駆道に合流。
・明星ヶ岳山頂までノートレース。数分のところを10分程度かけて山頂。
・晴天、無風、厳冬期とは思えない。見たことのない八経ヶ岳の姿が目に入る。
・八経ヶ岳を目指す。ここから先は、雪面が固まっており、それほど労苦を感じず山頂へ。
・この上ない青天の山頂。二度と出会えないのではないかと思われる山頂からの景色。
・弥山、大普賢、山上ヶ岳、大台ケ原など周囲の山々はくっきり。加えてはるか遠くの雪稜も見えているのではないかと思われる。
○下山
・この時点で13時。弥山を目指すか迷ったが、この先のトレースが見当たらないことと、時間と体力面を考慮し、引き返すことに。
・レンゲ尾根の途中の日当たり良好場所で、1時間ほど大休止して、日没直前に下山。
・天の川温泉(\700)に直行。温まりました。
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