秩父御岳山
- GPS
- 04:48
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 908m
- 下り
- 958m
コースタイム
天候 | 快晴、比較的温暖で風もなし |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
08:35 西武バス中津川行き(5番乗り場) → 09:05 強石バス停着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
下りの多くが砂と落ち葉でよく滑る。特に山頂からタツミチの間は凶悪なほど。 |
写真
感想
都内で雪が積もった週末、丹沢は積雪ありとのことで雪のなさそうなところで行ったことがないところ、ということで秩父の御岳山に行くことにした。池袋からラビューに乗って快適に西武秩父に到着。710円でこの快適さはありがたい。
ここで本来は中津川行きのバスに乗らないといけないのに、ついつい行列に引き込まれる感じで三峯神社行きの急行に乗ってしまう。これではスタート地点の強石バス停で降りられないということで三峰口駅で下車。ここから歩いて強石バス停に行くか、当初予定の逆ルートで登るか一瞬迷ったけど、結局後から来た中津川行きバスに乗って強石バス停に行くことにした。お金は余計にかかってしまうが予定外のことをしてトラブるより良いし、何より駅のトイレに寄れたので結局この乗り継ぎが正解だったw
バスを降りて準備をして出発。しかし、出発して割と直ぐのところでヤマレコのマップにある舗装路をショートカットする道が見つからずしばらくウロウロしてしまう。バスの乗り間違いといいどうも今日はちぐはぐ、こういう日は気をつけてないと事故が起こるぞ(経験的に)、ということで下手に迷うくらいならとそのまま舗装路を進むことにした(本来のルートとの合流地点ではちゃんと道標があったので道自体は存在することはわかった)。何度か舗装路をショートカットして登山道に入る。
ここからは杉林の中を延々と登る感じ。斜度もかなりきつく、結構しんどい。気温も思ったより高いようで、アクティブインサレーションを着ていると暑すぎて、途中で脱いでしまうくらい。体調もそれほど素晴らしく良いということもなさそうで、やはり今日は慎重に行く日だなと思い無理のないペースで歩き、杉ノ峠に到着。ここでおにぎり1つ補給して再出発。ここからはしばらく先ほどまでと同じような急斜面だが、それでも峠までよりはまだ楽な感じで、更に進むとえらくイージーな感じの道に変わる。これが続けば嬉しいんだけどなあ、そんなことはありえないんだよなと思いながら歩き、ぐっと登った後に一旦下って林道を交差してからいよいよ今日の本番、痩せ尾根急登区間に突入。
この区間、思っていたよりずっときつい。似たような感じの滝子山南稜よりも体感的にはきついのでは?というくらい。トラロープが張られていてこれを頼りに登らないとちょっと今日の体調ではしんどいかなということで遠慮なく使わせてもらう。1箇所だけ鎖があるのだがここはむしろ登りであれば三点支持で行けるので使うことはなかった。途中何度か休み休みで何とか登りきり、一旦下っていよいよ山頂へ。なおこの登りでふくらはぎが攣りかけたが、すぐに芍薬甘草湯を飲んで事なきを得た。
山頂に着きお堂で拝礼を済ませ(当然鐘も鳴らします)、辺りを見渡す。木があって完全に視界が開けているわけではないが、雲取山から両神山、北東側には日光白根山や男体山も遠くに見えて大変展望の良い山頂。風も少なく暖かいので存分に展望を楽しめてよかった。あの辛い登りをこなしてきた甲斐はあったよ本当に。山頂下の分岐点にあるベンチに戻って昼食を取り、下山へ脚を進める。
三峰口駅付近の登山口に降りるのだが、事前情報でこちら側の下りはやはり急でしかも落ち葉に埋もれているとのことで、気をつけて降りないとなーと思ってはいたのだが、これがまた予想以上にやばい道だった。とにかく斜度があり、落ち葉もあり、かつ地面自体も砂っぽい、更には尾根を避けるトラバース道で狭く谷側に傾斜も付いているといういったい何重苦?な道だった。ちょっと油断するとすぐに滑落しそうなのでとにかくゆっくりゆっくりと注意しながら進んでいく。ようやくトラバース区間を終えたときには思わず「あー怖かったー」と口に出ていたw しかしこの区間ですれ違う可能性もあるのだが、それができそうな場所がほとんど無かったように思うので、そこは幸運だった。尤も、今回は全体でも5人くらいしか会わなかったんだけど、もっと人が多い季節だと…。
さて危険区間通過後しばらく進んでタツミチの分岐から更に下る。あたりは完全に杉林で、淡々とした退屈極まりない道になったかと思えばまた落ち葉に埋もれて滑る道になったり、とにかく精神的にしんどい。実際の距離・時間以上に相当長く感じた。杉林を抜けると今度はまたザレた急坂で、途中に眺望の良い二番高岩もあったのだがもうそこに寄る余裕など全く無く、スルーしてさらに進んでいき、やっとのことで登山口に到着。本当に疲れ果てた感じだった。
後は舗装路を三峰口駅まで歩き(途中荒川の橋の上からバンジージャンプをしている人達を見た)、電車の発車までしばし休んで御花畑駅に戻り、西武秩父駅に移動して時間を潰してまたラビューで池袋に戻った。本当なら祭の湯で汗を流していきたいところだったのだが、本当に余力がなくてパスしてしまうくらい疲れていた。
山頂の眺望は良かったんだけど、どちらから登るにしても厳しいこの山はもう登ることはないかな…。
バンジージャンプ行きますかね?
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