日向畑の水仙畑・用井沢三角点峰・水仙ロード

2022年01月12日(水) [日帰り]

• GPS: 03:30
• 距離: 11.3km
• 登り: 369m
• 下り: 383m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:45
• 休憩: 0:45
• 合計: 4:30

距離 11.3km 登り 398m 下り 439m

8:20 小保田バス停 スタート地点
8:26 8:30 地蔵堂
8:49 8:52 日向畑
9:05 9:07 117号鉄塔
9:28 9:30 118号鉄塔
9:38 9:45 用井沢三角点峰
11:05 11:15 いぼ神様
11:28 11:30 馬つなぎ石
12:25 12:40 本郷浜
12:50 JR保田駅 ゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き　JR保田駅から小保田バス停(スタート)
帰り　徒歩でJR保田駅(ゴール)

コース状況／危険箇所等

用井沢三角点峰（230.3m点）への登りは、送電線巡視路をたどることがポイントになると思います。

写真

1/12 8:26

平日のためでしょうか、バスの乗客は私だけでした。地蔵堂には、江戸時代初期の地蔵菩薩（鋸南町指定有形文化財）が安置されています。

1/12 8:49

日向畑（ひなばたけ）は牧歌的なたたずまいの美しい集落です。民家はひっそりとまばらに点在し、野道の両側にはスイセンが咲き乱れています。花咲ける里山です。

1/12 8:52

花は、花好きの人の気持ちが分かるのでしょうか。冬空の冷たい青さに負けずと健気に咲き競い、鳥のさえずりは斉唱を奏でます。私は小学生の頃に戻り、あの懐かしい、うきうきした遠足気分になりました。

1/12 9:00

防獣フェンスの扉を開閉し、施錠のためのクサリをしっかり閉めます。

1/12 9:02

内房線117号のポールに従って送電線巡視路をたどります。

1/12 9:04

巡視路用階段が続き、急な箇所にはロープが設置されています。土のにおいが濃くなってきます。

1/12 9:06

内房線117号鉄塔に出ます。

1/12 9:15

さらに歩を進めますが、いたって静かで、飛び立つ鳥の羽音に驚きました。

1/12 9:21

冬木が複雑な模様を描い、深山の気が漂っています。

1/12 9:27

巻き道を行きます。

1/12 9:30

内房線118号鉄塔の日だまりで小休止です。

1/12 9:31

北方の山波が優しい線を連ねています。

1/12 9:38

取るに足りない登りで3等三角点峰に達しましたが、点名は「用井沢」です。頂上は灌木で見晴らしはなく、山道は頂上を巻いています。

1/12 10:47

「保田方面」を指しています。

1/12 10:49

さらに「江月水仙ロード」を指しています。

1/12 11:05

いぼ神様です。案内板には「この神様にお供えした線香の灰をいぼに塗ると、いぼが消えたと言い伝えられています」と記されています。

1/12 11:07

水仙ロードも満開を迎え、芳香がみなぎっています。

1/12 11:12

いきなりの白富士に目を奪われ、心ゆくまで眺めていました。

1/12 11:28

馬つなぎ石です。案内板には「むかし源頼朝に献上した名馬池月がつながれていた石であります。江月は池月がなまった地名で、馬の住んでいた場所は、今でも馬の住（まのすみ）と呼ばれています」と記されています。

1/12 11:43

菜の花も咲いています。またとない遊山日和でした。

1/12 12:22

本郷浜が最後の休憩の場となり、美しい白富士を眺めながら日常の雑事を忘れることができました。

撮影機器：

Canon IXY 650 Canon

SO-01L Sony

感想

OLTA

春山は笑う、夏山は滴る、秋山は粧う、冬山は眠る。冬は「自然の冬眠の季節」と思ってしまいがちですが、房総半島は冬こそ最上の季節であるように思います。東京湾を隔てた白富士は眉目清秀なお姿を見せ、スイセンの香気はやさしく我が身を包んでくれました。