冬季百名山12座目:蔵王山

2017年12月31日(日) [日帰り]

• GPS: 04:48
• 距離: 8.6km
• 登り: 420m
• 下り: 417m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:30
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:37

距離 8.6km 登り 420m 下り 425m

9:54 地蔵山頂駅
9:56 9:57 蔵王地蔵尊
10:11 10:12 地蔵山
10:30 ワサ小屋跡分岐
11:03 熊野十字路分岐
11:07 馬の背分岐
11:21 馬の背
11:41 11:44 蔵王レストハウス内避難小屋
11:49 12:19 刈田岳
12:44 馬の背
13:08 13:26 蔵王山
13:40 ワサ小屋跡分岐
13:56 14:10 地蔵山
14:31 地蔵山頂駅
14:31 ゴール地点

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

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撮影機器：

ILCE-7M2 SONY

感想

Icchyou

2015年の冬:車はあるがタイヤがない。
2016年の冬:タイヤはあるが金がない。
2017年の冬:車もタイヤも金もある( ゜∀゜)b
役者は揃った。いざ、厳冬の東北遠征へ出発！

というわけでフラフラ走りながら蔵王の麓に辿り着く。
天気の様子を伺い30日はスノーボードで全身をいじめ抜き
翌日に山頂を目指すプランとした。
滑ってた時は吹雪で恐ろしい山だと思ったが本日は予報通り無風。

ロープウェイを使って一気に地蔵岳山頂へ。
稜線を歩きまずは刈田岳へ向かうルートを辿る。
空の様子はいまいち優れないものの
周囲の視界いっぱいに東北の優しい山々が迎え入れてくれた。

刈田岳から戻る最中に空は青さを取り戻しはじめる。
2年前夏に登った時はガスで何も見えなかった分
ピーク熊野岳への期待が高まっていく。
そして山頂到達すると・・・
安達太良、吾妻、飯豊、月山、朝日、鳥海が横一閃に綺麗に並ぶ凄まじい迫力！
各山との距離が均等な位置にあるのだろう。

そして何より見たかったのが蔵王が誇るスノーモンスター！
寒風で張り付いた霧氷が成長し樹を1匹のモンスターの姿へと変える。
それらが大群となり地蔵山麓に群がる圧巻の光景に鳥肌が止まらない・・・
これが蔵王の真の姿か…もう心残りは無くなった！(´;ω;｀)

大好きな山で2017年最後の陽を見送りながら俺の一年は幕を閉じた。
皆さま、良いお年を(-人-)
冬季百名山12座目・踏破！

★ルートレビュー★
難易度:C
危険個所は無く装備さえ整えていれば冬山初心者でも問題なく登れる山。
自分が登った時は比較的雪が締まっておりワカンのみで快適に歩けました。
反面尾根は平坦で目印が少なく視界不良となった時は
迷いやすくなるためGPSは持っていたほうが無難です。

体力度:D
標高1840m 標高差173m 平均斜度1.7°登り2:10(6.0km) 下り0:45(1.7km)
高低差の少ないなだらかな雪原歩きが続きます。
雪が締まっていれば無雪期とほぼ変わらないペースで登れるはず。

展望:A
稜線に視界を遮るものはなく常に360度の絶景。
周囲を取り囲むように安達太良、吾妻、飯豊、月山、朝日、鳥海
などの百名山が白に染まり横一線に並ぶ。
雪に埋まったお釜、風雪で巨大化したエビの尻尾、
そして地蔵山麓に広がるスノーモンスターの大群は圧巻の一言！

総評:B
ロープウェイで稜線まで行ける快適さと景色はいわずもがな。
仮に現地で天候悪化した場合でもスノーモンスター鑑賞や
スキー場を楽しめるという対応力の広さが魅力。
東北を代表する冬山デビューに最適な山と言えます。

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