気持ちの問題が大きい敗退…三伏峠往復
- GPS
- 56:00
- 距離
- 13.2km
- 登り
- 1,498m
- 下り
- 1,489m
コースタイム
駒ヶ根SA 9:00-10:15 林道ゲート 10:45-11:45 塩川小屋 11:50-13:30 尾根取り付き -16:35 2180m(泊)
1/10
6:40 起床 8:40-12:07 三伏峠 12:15-13:07 三伏山 13:10-13:25 三伏峠(泊)
1/11
6:25 起床 8:25-10:24 尾根取り付き 10:38-11:27 塩川小屋 11:35-12:05 林道ゲート
天候 | 基本的に全日程晴れ でも寒気の流入で寒すぎた… |
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過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車スペースは3、4台という感じでしょうか… |
コース状況/ 危険箇所等 |
・林道土砂崩れは積雪期の巨大デブリのような感じ。問題なしか?? ・登山ポストは届の用紙なし。夏は鳥倉ルートがメインだったからか… ・正月連休後なのでラッセルはあったものの、ルートファインディングに困ることはなし。 ・2200mあたりから膝下。小屋周辺はかんじき履いて膝くらい。 ・下山後、山塩館で入浴しました。土・休日は基本外来はやっていないようです。700円 ・ほぼ下道で帰ってきましたが、駒ヶ根あたりの県道15号からの南アの展望はよそ見運転を誘発する眺め。 |
写真
感想
ここ数年、企画は立てるものの、実行しようとするとやる気がなくなる現象が続いている。
昨年の仙丈・地蔵尾根、先月の空木〜桧尾縦走、元々今山行も転付峠〜蝙蝠経由塩見岳だった。
「できないなら行くな!」と思う。冬山登山の限界なのか?ゲレンデスキーでもやっている方が、よっぽど時間の無駄にならない気がする。
8日に南岸低気圧が通り、出発を一日遅らせたことで、塩見のみなら往復できるでしょう…なんていう気持ちで出かける。元々電車・バスで入山する予定だったので、自家用車で行くことになっても当然下知らべもろくすっぽしておらず、現地に行って塩川小屋まで車が入れないことを把握する。
睡眠障害の気があるのか、一度仮眠に入ると山登りそっちのけで納得いくまで眠ってしまう。仮眠ではない。本眠だ。
駒ヶ根SAを9:00に出発、大分手前から歩くことになったが、今日中に三伏峠まで行ければ…甘すぎる。
年末年始の連休中のトレースに雪が乗った形なので、ルートファインディングに困ることはない。塩川小屋から1:40くらいで尾根に取りつく。
今日は今冬一番の寒気が入っているらしく、少し休んだだけで一気に末梢まで冷えてしまうので、休憩もほとんど取ることができない。おかしいくらい寒い。思ったほど距離も稼げず、2180m位で幕営。夜の天気予報は飯田で最低−9度らしい。
9日、あまりに朝が寒すぎて寝袋から出られない。2時間くらい「冬眠暁を覚えず」の後、かんじき着用で出発。三伏峠に着いた時点で先に進むかどうかを決めようと開き直って歩く。膝下ラッセルを頑張ること、あの位置から3:30かかって峠着。冬季小屋を見て気持ちが「やめよう…」と決まる。
でも、ここで葛藤もあったわけで…天気がこれだけの好条件、行かなかったらバカだろという感じだ。去年のこともあるし行けるところまでは行くべきでは?でも、この寒さは耐えられない。じゃ、三伏山までは行こうかと空身で出発するが、ルートがすぐにわからなくなりとりあえずガレ縁を目指そうと歩く。
なんとなくの方向感覚だったのでガレ向こうに見えたのは蝙蝠の稜線???と思っていたがこんなに近いわけがない。
この稜線は荒川岳へ続く稜線だった。何年か振りに見るが結構斜度があるように感じた。
三伏山を諦めて戻る途中にペンキ印を発見し、ほどなくルート状を発見しピーク着。すごいいい眺めである。冬山はこれがあるから登ってるんだよなぁとつくづく感じる。
でも今の自分にはピークを踏まないと、きっとこのまま冬季の登山から遠ざかっていくんだろうなという予感がプンプンだ。しかし決めてしまった以上、小屋に戻って冬眠開始。震えが止まらない。
10日、天気は上々でも、潔く自分の気持ちの弱さを受け入れ、今後の方針も考えながら下山開始。下りはなんて早いんだか…幕場まで40分。1700m位のところで3人登ってくる。今日は本谷山くらいまで行くそうだ。
下部はガリガリ雪に変わっていたが、問題なく車まで戻る。風呂がありがたかった。
何を言っても負け犬の遠吠え、しこたまリンゴを買い込み、ソースかつ丼をたいらげ帰宅した。
コメント
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0930050 さん
お疲れさん
公私とも気持ちの折れる年頃!?
そう言わずに頑張って下さい
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