冬の剣山(見ノ越より尾根上をピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 600m
- 下り
- 600m
コースタイム
08:50 四等三角点「見ノ越」1639m地点
09:25 リフト西島駅
09:40 刀掛けの松
10:20 剣山
10:30 剣山ヒュッテ前(昼食30分)
11:35 リフト西島駅
11:50 四等三角点「見ノ越」1639m地点
12:20 見ノ越の駐車場
天候 | 晴 -5〜-12℃ 山頂は8m/s位 北側斜面は、ほぼ無風 |
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過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
国道438号第2ヘアピンから見ノ越の間は3月31日まで夜間通行止(18時〜8時)の表示。 見ノ越の屋根付き駐車場は進入できます。 トイレも工事用仮設トイレ以外は使用できないようシャッターが下りていました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況/危険箇所等】 見ノ越の尾根取り付きから標高1639m地点まで赤テープや境界杭等の目印有り。 他は赤テープの目印無し。 乾いた雪のため風でトレースは数時間で消える所あり。 入山者も元旦に比べ減っているのでトレースは、あまり期待しないでください。 見ノ越には工事用仮設トイレが使えます。 雪が少ないためリフト西島駅前のトイレも使えます。 先週の雪で登山道には50cm以上の積雪があります。 深い所では1m以上。乾いた雪でした。 全般的に1月3日の頃より変わらない印象です。 クラック(雪割れ)は私に判る範疇では有りません。 山頂付近は一部サンクラスト(氷化)有。 山行途中に一部ウィンドクラスト(氷化)有。 雪の表面下20〜30cm程度にスラブ(雪層)有。私には原因不明。 今週の低気圧通過から1日以上空いているためか心配していたほど 雪は不安定ではなかった印象を受けました。 ※素人の観察や意見なので鵜呑みにしないでください。 【道路状況】 国道438号は第1ペアピン辺りから道路が雪に覆われていました。 除雪車や地元の方や登山者の車が走っているので轍は付いていますがチェーン やスノータイヤ等の冬装備が必要です。 つるぎ町役場◇剣山&国道438号情報を更新(1/10) http://www.town.tokushima-tsurugi.lg.jp/turugisann&kokudou/H26.1.10.pdf |
写真
感想
いきなり感想から逸れた話ですが、人が山に入る事の是非について。
登山の悪影響を神経質に考えるならば一番いいのは、人が山に入らない事。
自然第一ならLow impactよりNo impactの方が良いに決まっています。
山を自分勝手に登る行為自体がエゴ以外の何物でもないのですから
Low impactなんて偽善だと思う気持ちも私の中に有ります。
でも出来ない善より出来る偽善という言葉も御もっとだとも思っています。
悪やエゴや欲望を持っていない人間や動物は、この世に居ないのですから。
以上の話は回復できない所まで自然を痛めつけない限り、という条件付きです。
一方、登山道以外の場所でも昔から山の幸を採りに行ったり、林業や測量などの商業活動でも入っています。
狩猟用や野良などの犬も入山しています。
既に人や動物の手垢がベタベタついてる日本の山なのに神経質になる必要はある?
それも含めて自然ではないのか?
そもそも一般的な登山道は多く人が入り、自然というよりは人間社会と文字道理、地続きなのではないか?
人命優先、オーバーユース対策というなら結局、登山道の整備も必要ではないか?
とか、色々考えてしまいます。
以上は私個人の勝手な考えです。
自分の罪悪感を紛らわせるためだけの屁理屈を書いてしまいました。
もちろん他人に、この屁理屈を聞いてくれだとか傲慢な真似をするつもりはありません。
閑話休題
雪の深い冬山だと山への悪影響も低くなるので登山道以外のルートも良しとしました。
先週の反省から雪崩の可能性が低い今回のルートを選択。
地図に載らない細かな地形を確認しながら進んだため登りでは意外に時間が
掛かっています。
でも人が殆ど歩いた形跡の無い場所を歩くのは楽しかった。
あと、この尾根沿いには剣山観光登山リフトが平行に通っているため
私の様な初心者でも早々迷わないだろうという目論見もありました。
でも実際はリフトは殆ど視界に入りません。
地図だと近くにあるはずなのになー。
かわりに三好市と美馬市の境界なので赤テープや境界杭が有るので助かりました。
山頂付近で私らしい初歩的ミスを犯しました。
写真撮影中に握っていたオーバーミトンを飛ばし、それを拾いにいく過程で手袋を濡らすというミス(これで通算2回目)
塗れた手袋でも何とか成らないか?と2重してみましたが凍傷へ一直線。
手に激痛が走り、皮膚が焦茶色に変色し始めたため北側斜面に逃げ戻ります。
残りの手袋が1組しかないため次郎笈への縦走は諦め、おとなしく下山しました。
ちゃんとハードシェルの中に突っ込んどけば良かった。
【メモ】
持って行った水分は1.5L(400ml余った。)
出発時のバックパック総重量は7kg弱(冬装備)
今週はスノーシューだけで登るため、ピッケルやアイゼンは置いてきました。
※アイゼンとピッケルが無くても大丈夫だと思うかは自己責任で
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