記録ID: 3988340
全員に公開
雪山ハイキング
槍・穂高・乗鞍
笠ヶ岳南西尾根 (登山道合流まで)
2022年02月11日(金) 〜
2022年02月13日(日)
naotoo
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 33:41
- 距離
- 32.4km
- 登り
- 3,153m
- 下り
- 3,160m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 9:55
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 9:55
2日目
- 山行
- 17:57
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 18:04
3:29
171分
標高1750ｍ 宿泊地
6:20
6:20
323分
標高1965ｍ
11:43
11:43
137分
標高2417ｍ
14:00
14:07
133分
標高2780ｍ 登山道合流
16:20
16:20
190分
標高2417ｍ
19:30
19:30
123分
標高1965ｍ
21:33
標高1750ｍ 宿営地
3日目
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:45
7:49
141分
標高1750 宿営地
10:10
10:10
159分
標高1276ｍ
12:49
12:49
45分
標高600ｍ 取り付き
13:34
ゴール地点
※ 休憩時間は反映されていません。
| 天候 | ◽1日目／晴れ のち ガス 温度計 [出発 0℃〜到着 -3℃] ◽ 2日目／高曇り のち ガス 温度計 [出発-10℃〜到達点-4℃] ◽ 3日目／高曇り 温度計 [出発0℃] |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
※このルートは一般道ではありません。 ◽ 取り付き (600m) 農産物販売所から細越橋を渡り、下佐谷の林道に入って右手尾根の末端 (※ 尾根末端には地図記載のない林道があるが、辿らず山肌を直登するのがスムーズだと感じる。登りのログでは林道を辿ったことで迷走)。 ◽取り付き〜1750m (宿営地) 岩稜は全て巻いた。下山時になると地面の露出が目立っていた (賞味期限が早い)。 ◽1750m (宿営地)〜2417m 藪漕ぎあり (おもに雪で垂れさがった枝) この枝は雪を蓄えているので壊すか迂回するか必要。吹き溜まりによる雪壁が多い(迂回する高さの壁もあった)。ツリーホールが増加 (胸まで落ちる)。雪庇が多い (笑い話で済むものから、そうでないものまで)。岩稜は全て巻いた。 ◽2417m〜2780m (到達点) クラストで踏み抜かなくなる。少し降った2338mからアイゼンに履き替える。 ◽全体的なラッセル スノーシューで膝付近。吹き溜まりや急傾斜では腰付近。 |
| その他周辺情報 | ◽レストラン ひだ小僧 豚カツが美味しい (毎朝仕込んでいるとのこと)。ご飯と味噌汁はおかわり自由。https://s.tabelog.com/gifu/A2104/A210402/21010103/ |
写真
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お酒も軽量 (Snowpeak チタンスキレットにウイスキー)
モフモフランド (見た目は綺麗だけど、吹き溜まりの段差が高すぎて大変)
◽◽◽翌日◽◽◽
下山後の味噌カツ定食。やっぱり日本人は味噌だよなぁ
下山後の味噌カツ定食。やっぱり日本人は味噌だよなぁ
撮影機器：
感想
冬に行けそうな南西尾根がずっと気になっていた。とはいえ記録がほとんどなく未知な要素が多い (それがまたいい )。決め手は「このながい赤線を繫げたい」と思ったことでした。
1日目
取り付きは下見をしていたので安心。だが重装備でのラッセル急登は辛かった。予定地には届かず標高1750mにテント設営。距離7.5�劼良弦盧�1150mに10時間。計画だけは強気でした。
2日目
この日はアタックをかける。木の枝、吹き溜まり、ツリーホールが進路をはばむ。藻搔いているうちに時間が過ぎる。行くしかないと黙々と藻掻き続けた。
森林限界から楽になったがタイムリミット。せめて南西尾根踏破をと無理をして開通させた。距離9�劼良弦盧�1000mに10時間30分。設営地への帰還には7時間30分。最後はゾンビのような歩き方。反省だらけです。
3日目
のんびり下山。
神岡で食べた味噌カツ定食が忘れられない。
というわけで、念願の南西尾根はボロボロで完遂。これまでの全てを総動員しても足りなかった。登頂ならずでしたが赤線は繋がったので自分としては満足しております ( たぶん )
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最近、どうされてるのかなあと、気になって訪問した直後のレコが、またもやとんでもないレコでした。良く生きて戻られました。お疲れ様でした。
景色も素晴らしく、天候もこれ以上ないチャンスだったとは思いますが、やはり心配です。
ご無理されないよう、お気をつけください。
ちなみに防寒装備など勉強させて頂きたく、装備を教えていただけると嬉しく思います。グローブはBDのガイドでしょうか？シュラフや防寒着などは？色々興味あります。
宜しくお願い致します。
コメントありがとうございます。
休みと天候が合わず悶々と過ごしておりました (*^^*ゞ。とんでもないレコですいません。ご心配お掛けしております。本当に生きて戻れて良かった…と思うような登山でした。
恥ずかしい装備かもしれませんが、ご参考にして頂けたら幸いです。
防寒装備はモンベル製がほとんどですが、手袋だけは防寒テムレス(緑)にインナーはダイソー(厚手200円)を使用しています。本格的なものと同等に暖かく価格も魅力的ですが乾かすために裏返すのが手間です…💦
シュラフはダウンハガー800♯0 (コンフォート-10／リミット-18)にGOATEXシュラフカバーにインフレーターマット。悩みはシュラフ表面の結露です。
衣類は全て冬期用ですが、防寒着(ダウン)とベースレイヤー(上下)のみ春夏秋用を使用。
テント内の防寒装備としてはダウンパンツ＆ダウンソックス。それと、あまり褒められたことではありませんが、ガスでテント内を10℃くらいに温めて快適にしています。
今は足汗対策に興味があります。最近、靴下が絞れるほど汗をかくこともあるので。昨日、皮膚科で汗を抑える薬を貰って来ました (*^^*ゞ。
早朝からのご返答ありがとうございます。恐縮ですm(_ _)m。
最近のnaotooさんのレコは、ちょっと鬼気せまるものを感じてます。体力も精神力も並大抵ではないnaotooさんだからこそ生還できているのでしょうね。相当な人でも18時間連続ラッセルは無理ですから。でも、本当に死なないで下さい。面倒臭い人間で申し訳ありませんm(_ _)m。
装備的には特別な冬装備ではないんですね。自分の耐寒能力だと、行動し続ける前提で、好天弱風なら-10℃位までは耐えられそうです。ラッセルなら-10℃でも暑いかもです。汗冷えが怖いですが。
最近、自分も手足の対策を検討していて、試してみたいものを紹介しますね。ご存知かもしれませんが（笑）。ニトリル手袋は取り入れてます。効果は感じてます。
http://yamanomakochan.blogspot.com/2019/01/blog-post.html?m=1
https://yamanomakochan.blogspot.com/2019/02/blog-post_4.html?m=1
https://www.amazon.co.jp/stores/page/941F9FDF-0486-4099-9383-28861AE170B0/?_encoding=UTF8&store_ref=SB_A3H1CUJAFGRIN4&pd_rd_plhdr=t&aaxitk=9f989218706198d3483ace1086b35068&hsa_cr_id=1421910260103&lp_asins=B01L3NY46I%2CB01L3NYDYG%2CB0727PYQ4C&lp_query=防水靴下&lp_slot=mobile-auto-sparkle-tetris&ref_=sbx_be_s_sparkle_tcm_brand&pd_rd_w=N8GoG&pf_rd_p=6925a97f-c7a2-482a-8476-e092810fd802&pd_rd_wg=ZkQGI&pf_rd_r=A225SAT0QPXYN776WH80&pd_rd_r=614ac9eb-b0fc-4ef2-ae74-5a4533d7fba8
自分は元々手足はあまり汗かかないのでVBLの効果はよく分かりませんが、手袋が湿らないので、連日の登山では助かってます。防水靴下は自分の足は良いけれど、周囲の靴下は濡れるので微妙な気がします。あと、ためしてみたいのが、防寒テムレスのサイズ違いを買ってみて、2重にすることです。これで解決なら高価なガイドグローブは不要となります。ただいま３Ｌを注文中です（笑）。試してみて、れこあげますので、少しお待ちくださいね。
それと、緑のテムレス、まだ現物見たことないので見てみたいです。
ちなみに、テント泊は寒いけど、雪洞やイグルー作るほどではないというか、その作業するなら休みたい状況だったんでしょうか？自分は-10℃だと0番のシュラフで着込んでもギリギリかもしれません。ガスで10℃にすれば問題ないですが、色々怖いですよね。やっぱり最善策はイグルーですかね？
最後の手段ですが、お勧めはしませんが、ボルダリングのために手術で手汗の汗腺を切った方の話を聞いたことがあります。効果あったようですが、ちょっと怖いです。
2日目の設営地への戻りは無風だった為トレースもあったのですが、藪漕ぎと登り返しと踏み抜きであのような時間に…。当然そうなることも、年々このようなことが出来なくなることも確信していながら「あと少し」と思うと退けない性格が厄介です。ご心配痛み入ります(_ _)。
ニトリル！ヤマレコで見かけていて気になってはいたのですが、こういう事だったのですね「衣類側に水分を放湿しない仕組み」目から鱗です。手は寒さに弱いほうなので試してみたいと思います。乾かす労力がなくなりますね。足にもニトリル的なものをと思ってしまいました。防水靴下は同感です、でも靴側は守れるかもしれませんね。
２重防寒テムレスの実験、楽しみにしております。緑のテムレスはホームセンターで見かけて即買い。お値段も青と同じでした。
私も、雪山泊の最善策はイグルーだと感じています。とはいえ作ったことがないので作る練習をと考えていたのですが、私のいたエリアは地表までデブリでブロックが取り出せませんでした。雪崩ではなく針葉樹からの落雪です。まだまだ勉強が必要です。
汗線を切る。興味はありますが、怖いですね (^_^;) w
情報提供になって良かったです。
デブリで地表まで雪が締まってなくてブロックを取り出せないなんてことあるんですね。想定外ですし、ちょっと状況が頭に浮かびにくいです。全層雪崩の直後に落雪が積もった状況でしょうか？イグルーは練習で2個作りましたが、3,4個は作らないと製作に2時間切れないと思いました。天井が面倒臭いので、天井の代わりにツェルトとかも利用したら1時間ちょっとかな。
ちなみに汗腺を切ると、別の部位から余計に汗が出るようです（笑）
まだまだ色々試したいことがありますが、お金が足りません。困ったことです。
追記：足のニトリル版ですが、以下があります。
https://www.monotaro.com/g/04563190/#
また、防水靴下を裏返しにすれば理論上は対応できるはずです。もしくはは、ネオプレーン製靴下ですが、サーフィン用のものが1mmと薄くて具合が良さそうです。
https://item.rakuten.co.jp/yellow1/10015986/?s-id=sd_browsehist_search
一時しのぎならば、これも防寒テムレスの上に着けると良さそうです。
https://item.rakuten.co.jp/hirochishop-2/rw-050a/
冬山では山スキーの機動力はすごいですよ＾＾ 来年こそ山スキーを😘
ちなみに3月の第二土日に山スキーの試乗会がほうのき平スキー場でありますよ〜僕は土曜日参加予定です♪
いやぁ時間がかかりました。笠谷の林道から狙うのもいいですねぇ。そして毛穴谷もいつか行ってみたいです。
スキー板なら…と感じるところでしたが、そもそも初級のゲレンデすら滑れません😂。あの機動力には憧れます！…がまだまだスノーシューで挑戦しようかと思っております。
試乗会というものがあるのですね！お知らせありがとうございます🙏
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