武尊山 誰もいない山頂へ


- GPS
- 04:13
- 距離
- 5.2km
- 登り
- 524m
- 下り
- 508m
コースタイム
- 山行
- 3:46
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 4:09
天候 | 曇り、強風(視界なし) |
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過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
視界が悪くGPSが無いと道に迷いかねない状況。昨日の積雪のためか、取り付いた斜面の表層が崩れるなどかなり不安定な場所あり。雪庇にもクラックがあり、視界が悪く誤って雪庇に乗って……という可能性もあるので注意 |
その他周辺情報 | 帰路、かわば田園温泉 楽楽の湯 |
写真
装備
備考 | ゴーグルを車に置き忘れ。日が出ていたら雪盲がやばかったはず |
---|
感想
前日に関東で積雪。てんくらではA判定でも有料サイトでは山頂の眺望は一日中絶望的。ということで、悪天候の中でラッセルやるか!と思い挑戦しました。
実際来てみたら眺望どころか一寸先は白の世界で、雪山の天気予報はちゃんと金払った方が良いんだなぁと実感した次第です。……結局登ってるから意味ないような気もしますが。
8時にリフトが動き出すと同時にリフトを乗り継ぎ登山口へ。私以外に2人始発組がおり、うち一人の方がぐんぐん先に進んでいきました。私なんかよりずっとベテランで、たまにラッセル先行させてもらいましたが、遅くて逆に迷惑かけてしまったかも?結果的にずいぶん助けられてしまった。ありがとうございました。
眺望がゼロだったこともあってか、剣ヶ峰山頂でベテランさんは帰っていきました。視界も悪く風も凄まじく、GPSがないと道に迷いかねない悪天候でしたが、私は登頂が第一目的なこともあったので、行けるところまで行くことを選択。以降は一人ぼっちでトレースもない道をひたすら歩いていきました。
雪庇にクラックが入っていたり、取り付いている斜面が急に崩れ落ちたりと、雪の状況はかなり悪く、道を誤ったら危険な状態になったかと思います。地図を見るにも周りが真っ白で役に立たないので、何度も立ち止まって自分の場所をGPSで確認するはめに。気が付いたら雪庇の上、が起きてもおかしくないくらい、視界が悪かったです。
足許が急に崩壊したり、気が付けばすぐ近くにクラックがあったりと、危ないシーンもありました。雑誌では雪山初級コースなんて書いてありましたが、ほんと雪山はコンディション次第だなぁ。
一番大変だったのは武尊山頂直前の急登だったでしょうか。トレースなどあるはずもない上に、尾根でもないので歩ける場所はいくらでもあるので、自分が登っている急斜面が登って大丈夫な斜面なのか判断が付かず、慎重に慎重に登っていきました。時として胸まで浸かる雪を掻き分けながら、「絶対これルート間違えてるよな……」なんて思いながら。ただまぁ滑落したら死ぬような場所でもないのでストック&ワカンのまま登っちゃいました(慎重とは?)。夏道方面は崩れたみたいですね。
山頂に着いても眺望はゼロ!それは残念でしたが、途中から一切誰にも会わないままひたすら登り山頂を独り占めできたことに、いつもと違った満足感を味わうことができました。
帰り道は意外と人が多くて、リフトの従業員さん曰く50人くらいの登山客がいたのだとか。こんな悪天候でも登るなんて、雪山登山者はドMな方が多いですね。親近感沸いちゃうなあ……^^次は晴れた日に、また来ます!
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