ワカン隊 岩木山を登る
- GPS
- 09:00
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,337m
コースタイム
天候 | 晴れ、吹雪、ガスとなんでも有 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・百沢コースは風下になるので、どちらかといえば雪が吹き溜まり積雪は多いです。 なので、強風が吹き通る場所以外のラッセルはワカンで股まで来ます(ワカンのラッセルは大変疲れ、あまり頑張れませんでした) ・焼け止まり避難小屋は一階の戸口が雪で閉ざされ、2階冬季入り口から入ります。中の鉄梯子で降ります。寒さは一緒ですが、トイレもあり風も避けられるので、鳥海山の登りの為に英気を養いましょう(かなりホッとしました) ・積雪期は雪崩の危険がありますので、鳥海山をワカンまたはツボ足で直登する気持ちで登って下さい。雪面をスキーでカットするのは雪崩を誘発するリスクが高くなります(ややラッセルは楽になりますが長い急斜面に、一人なら心が折れそうです) ・鳥海山山頂手前を沢処に向いトラバースしますが、強風の通り道になりクラスとして来ますのでアイゼンかピッケルがあったら滑落を防げそうです(靴底が滑りました。滑らない様にかなり気を遣いました) ・岩木山山頂部は濃いガスがかかり視界が悪い日が多いです。なので、フラッグなどあった方が道迷いを防ぐと思います(私も一人の時はフラッグは持ちます) ・種蒔苗代に着いたら、なるたけ種蒔苗代湖には近づかない事です。雪崩やすい場所なので注意しそのまま直登しましょう。 ・御神坂のコンディションは良かったです。雪が厚く穴が開いて落ちることなく登れました。 ・岩木山頂は今年雪が多いです。この日は山頂に着いた途端、風がおさまり天気が良かったです。悪天の上に出た感じです。もっと居たかったです。 |
写真
感想
弘前の同人会の方々と歩く機会がありました。
スキーが不安な私の為に、登行道具をワカンに変更して下さり、私はほんとに助かりました。
何日も前から心配し、スキーの練習をしていたのですが、不安は増すばかりで寝れなかったくらいですから、お蔭さまでした。
ワカンは一人で歩くようになってから、ほとんどスノーシューだったので久しぶりの使用です。
しかし、ワカンなら山頂に立てる希望が持てます。問題はラッセルでしたが…。
若い隊長は、雪の深さを楽しんでいるかのように最初から飛ばし登っていました。さすが…
2番手は21歳男子学生。さすが体力あります、ガンガン力強く登って行きます。
3番手は21歳女子学生。怪我でリハビリ中ということでしたが、体力はあり、長いラッセルも平気でした。結果、怪我の不安は克服出来たみたいです。
私はというと…ほとんどラッセルを頑張れませんでした。少し頑張ろうと鳥海山を登りましたが、疲れが足に来て攣りそうになりました。皆さんに申し訳ない想いでいっぱいでした。
そして、御神坂の急登は上を見ると長く感じるので、ひたすら踏み跡を見て登りました。強く踏みつければアイゼン無でも快適に登れました。
驚いたことに、山頂が近くなるにつれ陽が射し、風がおさまりました。普通なら山頂に出た途端、強風で体を縮めたくなるのですが、今日は逆転してました。
風のない山頂は暖かくて気持ちが良かったので、もう少し長く居たかったのですが、隊長から下山命令が出たので下山しましたけれど。
下山もワカンは順調に歩行が進み、隊長曰く「思っていたより、早く降りれた」そうです。
下手なスキーで降りるより、早かったと言う事ですよね、きっと!(^_-)-☆
コメント
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登頂お疲れさまでした!
ワカン、 スノーシューにおされてますが、実は使えるヤツですね。
なだらかな場所はスノーシューの方がよいのですが、急登があるとワカンが
威力を発揮しますね。
完全復活を予感させる山行でしたね
cirtusさん、こんばんは
あの小屋もこの時期は2階からがせいぜいなんですね 。種蒔苗代も標柱を掘り起こして目印にするとは citrus姉さんの雪の岩木山ですから、ガンガン行ってやってください
それにしても、若い隊長や隊員の馬力は違うみたいですね。やっぱり若さには勝てないのかな 。。。まあ自分にも思い当たる節があるんですが、まだ悪あがきしてます
急登でのワカン、やっぱりいい感じなんですね。
山頂でのガッツポーズ、いいですね もう復活、ですね
登頂お疲れ様でした、山頂は穏やかだったようで岩木山もcitrusさんを歓迎してくれたみたいですね
ワカンは最近使う機会が無いのですが、レコを見ていてちょっとどこかで使ってみようかな等と思ってしまいました、ただこの所スキーと格闘しているのでやっぱり出番はしばらく先になってしまいそうです
多雪津軽では、やはりスノーシューやスキーの出番が多いのですが、岩木山は急すぎてスノーシューのみで、山頂への登降はちょっと無理なのですよ〜。
その点、ワカンは万能登降道具で、実は使えるヤツなんですよね
私も若い時は、ブルトーザーの様に雪をかき分けラッセルしたものですが。
今は、いくらガソリンを足しても雪をかき分ける力は無くなってしまったみたいでした 残念です。
急登でワカンに勝る道具は、私は見当たりません
それに、雪の階段になるので、最後の人はとても登りやすいのです。
ワカンを避けていたのですが、私もワカンを見直した感があります。
低山を歩くとき、ワカンを使うようにすれば、足あげの訓練にもなりそうです
スキーの練習と交互に楽しんでみようかな?と思ったりしていますよ。
厳寒の岩木山登頂には、勇気が要りますね。
ましてや、百沢口では鼻こぐったのでねべが。
よぐまあ、行って来たもんだ。
このコース、かつて鳥海山からスキー滑走したことがあります。
春山には赤倉口を予定してます。
今月初め、実家の法事のついでに、
弘前の雪灯ろう祭りを見物して来ました。
今のところ、スキーで樹氷見物です。
またよろしく
コメントありがとうございました。
すっかりおそくなって、済みませんでした
岩木山の山頂へ厳冬期に登るのは、まず一人では心が折れてしまします。
そしてラッセル、雪、風、ガスと悪条件が満載で嫌気がさしてきます。
でも、一人でなければなんとか頑張れるのですよね。
この方達は、そんな意味で力もあるし心強い方々でしたね。
またご同行願いたいです。
へば、まだの〜
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