いわわきの森でシダ観察

2022年02月19日(土) [日帰り]

• GPS: 05:56
• 距離: 4.6km
• 登り: 373m
• 下り: 381m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:12
• 休憩: 3:43
• 合計: 5:55

距離 4.6km 登り 387m 下り 381m

7:21 長寿水
7:25 7:26 岩湧の森駐車場
8:05 9:16 長寿水
9:26 9:42 四季彩館
9:45 11:08 岩湧寺
11:10 四季彩館
11:16 岩湧寺
11:21 11:56 いわわきの道登り口
11:57 きゅうざかの道登り口
12:53 13:08 岩湧の森駐車場
13:11 13:13 長寿水
13:16 みはらしの道登り口

天候

曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

2/19 7:11

いつもでしたらこの時期、マンサクが咲く第1Pに停めるのですが、すぐ上の道が凍結してたので、本日も第2Pからスタート。

赤いマンサク（マンサク科・マンサク属）

花は2〜4個が固まってつきます。

花弁は4枚、萼片も4枚。

雄しべは4本、雌しべは1本です。

アオホラゴケ（コケシノブ科 アオホラゴケ属）

ソーラスのアップ

2〜3回羽状複葉だそうです、ちょっと意味がよくわかりませんが〜

ちょっとわかりにくいですが、辺縁に不連続的な偽脈が見えます。

クラマゴケの仲間かなーと思いましたが、

さすがにこれは、苔類でしょう。

オニカナワラビ（オシダ科カナワラビ属）

葉柄基部に褐色の鱗片がつきます。

ソーラスはほぼ中間につきます。

オオカナワラビ（オシダ科カナワラビ属）

ソーラスは小羽片の辺縁につきます。

2/19 9:20

四季彩館への階段、雪が積もってます。

シシラン（シシラン科 シシラン属）
岩や木に着生する常緑のシダ植物です。本日のお目当で〜す。

表面です、中脈はへこんで裏面に突出します。

裏面、ソーラスは葉の両側の縁に長ーくつきます。

シシランの隣には、一瞬クジャクシダかと思ったのですが、クジャクシダがあるような生育環境ではないです。

ホウビシダ（チャセンシダ科ホウビシダ属）でした〜

ソーラスも確認。

オオフジシダ（コバノイシカグマ科オオフジシダ属）

シシランの隣で群生してます。

ソーラスは裂片の辺縁から少し内側に寄ってつきます。

シシランといろんなシダ植物

こちらはシシランの大群生。

2/19 11:29

いわわきの道を登ってます。展望デッキまで行って景色を眺めて、とりあえず登った感を醸し出して、ぎょうじゃの道で帰ってくるつもりでしたが、くだりはアイゼンが要りそうな気がしたので、ここで引き返しました。

オオハナワラビ（ハナヤスリ科ハナワラビ属）以外とあちこちで見かけました。

トウゲシバ（ヒカゲノカズラ科コスギラン属）

トウゴクシダ（オシダ科オシダ属）ベニシダの仲間です。

最下羽片の後側第1小羽片は後側第小2羽片より少し短いです。

葉柄の鱗片は褐色です。ピントがあってませんが、基部は黒褐色のようです。

ソーラスはついてません。

羽軸に袋状の鱗片がついてます。

これもトウゴクシダでしょう。

最下羽片

ソーラスはやや中肋寄りにつきます。中軸、羽軸、小羽片軸には袋状鱗片がつきます。
よく似たオオベニシダは、羽軸の鱗片が袋状にはならずに披針形、扁平なものが多いそうです。

ヌカイタチシダモドキ（オシダ科オシダ属）
イタチシダの名前がつきますが、別種でベニシダの仲間です。べつにヌカイタチシダ、ヌカイタチシダマガイというのがあって非常にまぎらわしいです。

最下羽片の後側第1羽片は極端に短く中裂〜深裂です。

葉柄基部の鱗片は細長く、黒褐色です。

ソーラスは小羽片の中肋寄りについてます。ちょっと見にくいですが羽軸に袋状の鱗片がついます。

黄色のマンサク、枯れ葉が残っているのでシナマンサクかな〜

花弁も長いようです。

第1Pのシナマンサクで本日終了〜

撮影機器：

Canon EOS Kiss X9 Canon

感想

kuroonn

せっかく1日フリーなのに、昼から雨予報☔️
いわわきの森でシダ観察して、さっと登って午前中に帰ってくるという選択肢もありましたが、雪も積もっているみたいやし、ガッツリ曇りやし、今日も登るのやめました。
駐車場に戻って10分ぐらいで雨が降り出して、ちょっとだけラッキーな気がしました〜🤞
約1ヶ月ぶりの投稿です、最近はすっかりシダ植物にはまってしまい、山には登らずに、岩湧山の麓でシダ観察しています。ほとんどの人が興味がないと思うので投稿してませんでしたが、今回はマンサクが咲き始めたので投稿しました。