記録ID: 4016418
全員に公開
アイスクライミング
赤城・榛名・荒船
日程 | 2022年02月20日(日) [日帰り] |
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メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 曇り(ルート内は風があり寒かったです。) |
アクセス |
利用交通機関
・車は内山峠の荒船山登山口の駐車場に駐車しました。(駐車場までは除雪してありましたが道幅は車1台分ぐらいです。駐車場内も除雪されてました。)
車・バイク
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | ▶ルート状況(2022年2/20現在のものです。) ◆アプローチ ・内山峠の荒船山登山口から一般登山道を登っていき、一杯水のところから一般登山道を外れて左へ進路を取りしばらく歩いていき攀船記の取付を過ぎて更に奥へ歩いていくと昇天の氷柱の取付に到着します。 ・登りは一杯水のところでからハーネスやアイゼン等の最低限の登攀装備に換装していきました。 ◆艫岩 昇天の氷柱(4級上 此檗法淵襦璽肇哀譟璽匹六温佑砲靴榛膿靴離肇歐泙らで、あとは個人的な感想です。) 全体的に ・割れやすい氷でした。 ・風が通り道なのか終日風に晒されてました。 ・1P目のチムニーから氷に乗り移るところだったか、3P目の途中だったか、4P目の出だしだったか、どこか忘れましたが氷が薄いところで13cmのアイススクリューが根元まで入らず刃先が岩に当たってしまいました。Oさんのアイススクリューではなくて自分の物だったから良かったですが刃先の1つが変形してました・・・ 1P目(35m 后棔法淵蝓璽鼻 ・取付からのフェース状の氷瀑は氷が割れやすく1発でアックスが決まることが少なかったです。 ・フェース状の氷瀑を登ると次は下まで繋がってない薄氷で下から直接登れないので左面のチムニーを利用してバック&フットで高度を上げてから薄氷に乗り移り雪面まで登りました。バック&フットするには私の身体では狭く難儀しました。(私にとってはここがこのルートの核心でした。)また薄氷は水が滴っていてグローブが濡れてビレイ地点に着いてからしばらくは手がやられてました。(予備のグローブに替えてしばらくしたら血の気が戻ってきました。) ・体感では垢鰐気ご兇犬世辰燭里猫+かな?(チムニーのバック&フットは狭くて難しかったから后櫃任發いいな?(笑)) ・終了点は灌木にスリングを巻いて構築。 2P目(25m 検檗法淵蝓璽鼻 ・出だしの氷瀑は簡単な右側のラインを登りました。氷瀑を登るとその先はほとんど傾斜のない雪の付いた氷床になっていました。特に問題なく登れました。体感は検檗 ・終了点は3P目の真下の氷にアイススクリュー2本で構築。(リードが登っている時にビレイヤーへの落氷のことを考えると3P目の真下の氷までロープを伸ばして終了点を構築するより少し手前の氷で終了点を構築した方が良かったと後で思いました。) 3P目(15m 此檗法淵蝓璽鼻 ・氷瀑はボロボロだったのでアイススクリューを打つ位置は氷の厚いところを選びました。 ・被っているところもありましたが両サイドの岩壁を使えるので問題なく登れました。体感では此櫃鰐気い隼廚Δ里猫+かな? ・終了点は氷にアイススクリュー3本で構築。(2P目終了点の反省を生かして3P目終了点は4P目の真下まで行かずに手前の氷で終了点を構築しました。V字スレッド用のアイススクリューが余ったていたのでそれも使いました。) 4P目(25m 后法淵蝓璽鼻 ・中間で氷が途切れてましたが岩が露出しているところにRCCボルトが2本あったので思い切って上の氷に乗っていけました。またこのピッチも両サイドの岩壁が使えるので問題なく登れました。体感は后檗 ・氷のセクションが終わりそうなところで風が強くなり上から落ちてくるチリ雪が風で舞い上がりそれが顔に当たって痛かったです。 ・終了点は灌木にスリングを巻いて構築。 ◆下降 ・荒船山山頂の避難小屋付近から一般登山道を下山 |
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過去天気図(気象庁) |
2022年02月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 50mダブルロープ アイスアックス×2 その他登攀装備1式 |
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共同装備 | アルパイン用クイックドローとクイックドロー×10 アイススクリュー×10 V字スレッド用アイススクリュー 捨て縄 リンクカム×2 ツエルト ファーストエイドキット |
写真
撮影機材:
感想/記録
by yama_pound
今回の山岳会メンバーと摩利支天大滝〜阿弥陀岳北西稜へ行くつもりでしたが八ヶ岳山荘駐車場で諸条件を検討して断念。転進して荒船山艫岩の昇天の氷柱を登ってきました。
Climbing
①感想
・赤岳鉱泉FBから今週の平日は車高の高い4WD車にスタッドレスタイヤと金属製タイヤチェーンを装着した状況でもスタックする車が続出していて連日にJAFが出動しているとの情報を仕入れていたので、自分(4駆SUV、スタッドレスタイヤ+前輪に金属製のチェーン)もビクビクしながら赤岳山荘の駐車場を目指しましたが、最初の上り坂のカーブでスタックしそうになったので引き返して八ヶ岳山荘駐車場に戻りました。
・前日までの雪で摩利支天大滝までのラッセル必死、摩利支天大滝から稜線までもラッセル必死、当日の雪は水っぽい雪で行動してすぐに衣類が濡れて体を冷やす、予定下山路の中岳沢の下降は雪崩のリスクが高いので文三郎尾根を下ると時間がかかる、赤岳山荘まで車で行けない等々の諸条件をもとにどうするかOさんと相談。先ずは継続登攀は無理として摩利支天大滝か阿弥陀岳北西稜かどちらに行きたいかOさんに聞いたら阿弥陀岳北西稜に行きたいとのこと・・・水っぽい雪でテンションが下がっていてラッセル必死ルートに気持ちが乗らず、別の提案をしたところOさんがそれに乗っかってきてくれたので荒船山艫岩の昇天の氷柱に転進しました。
・昇天の氷柱は登ってみたかったルートだったので今回登れて良かったです。
・オールリードで登らせてもらいました。ノーテンで登れて良かったです。
・1P目のチムニーのところのバック&フットするところが狭くて難儀しました。自分にとってここがこのルートの核心でした。
②反省
・2P目の終了点構築についてですが、リードが登っている時にビレイヤーへの落氷のことを考えるとルートの真下までロープを伸ばさずに少し手前で終了点を構築した方が良いと終了点を作ってから思いました。(その考えが至るのが遅い・・)3P目終了点の構築ではこの反省点を生かせて良かったです。
Climbing
①感想
・赤岳鉱泉FBから今週の平日は車高の高い4WD車にスタッドレスタイヤと金属製タイヤチェーンを装着した状況でもスタックする車が続出していて連日にJAFが出動しているとの情報を仕入れていたので、自分(4駆SUV、スタッドレスタイヤ+前輪に金属製のチェーン)もビクビクしながら赤岳山荘の駐車場を目指しましたが、最初の上り坂のカーブでスタックしそうになったので引き返して八ヶ岳山荘駐車場に戻りました。
・前日までの雪で摩利支天大滝までのラッセル必死、摩利支天大滝から稜線までもラッセル必死、当日の雪は水っぽい雪で行動してすぐに衣類が濡れて体を冷やす、予定下山路の中岳沢の下降は雪崩のリスクが高いので文三郎尾根を下ると時間がかかる、赤岳山荘まで車で行けない等々の諸条件をもとにどうするかOさんと相談。先ずは継続登攀は無理として摩利支天大滝か阿弥陀岳北西稜かどちらに行きたいかOさんに聞いたら阿弥陀岳北西稜に行きたいとのこと・・・水っぽい雪でテンションが下がっていてラッセル必死ルートに気持ちが乗らず、別の提案をしたところOさんがそれに乗っかってきてくれたので荒船山艫岩の昇天の氷柱に転進しました。
・昇天の氷柱は登ってみたかったルートだったので今回登れて良かったです。
・オールリードで登らせてもらいました。ノーテンで登れて良かったです。
・1P目のチムニーのところのバック&フットするところが狭くて難儀しました。自分にとってここがこのルートの核心でした。
②反省
・2P目の終了点構築についてですが、リードが登っている時にビレイヤーへの落氷のことを考えるとルートの真下までロープを伸ばさずに少し手前で終了点を構築した方が良いと終了点を作ってから思いました。(その考えが至るのが遅い・・)3P目終了点の構築ではこの反省点を生かせて良かったです。
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