爺ヶ岳 東尾根ピーク2 小冷沢滑走
- GPS
- 08:25
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,272m
- 下り
- 1,257m
コースタイム
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 8:26
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
小冷沢を降りる予定なので鹿島槍スキー場の大谷原Pに駐車してスタート。
車道戻りすぎて引き返して斜面に取り付く。
今日はスノーシュー、思ってたより雪が沈んで大変、聞いてないよ〜。
カラマツとヒノキの森。枝多く、間隔狭く、担いだボードが邪魔で登りにくい。
ウサギの足跡が多い。
想定より時間掛かって上の尾根に。ここから風が吹いたり止んだり。風の通り道にはシュカブラや大きな雪庇が。
美しい夜明け、紫に染まる。
埋まってなかなかスピード上がらず、斜面も所々急。
4時間経ってもまだジャンクションピークに着かず。
雪庇と吹き溜まりと急傾斜と崖と雪崩そうな斜面が混じり合った場所でしばし立ち往生。ここで敗退するか30分ほど考える。
結局、なんとか突破し先へ。
ジャンクションピーク手前でようやく人の気配が。スキーのラインが2つ小冷沢の方へ降りていた。
その先ではテン泊のパーティーが片付けをしていた。
聞けば強風で待機していたよう。
おれは行けるとこまで行ってみますと先へ。
スノーシューの先行者の跡が1つ。
トレースもあり傾斜も緩くなりだいぶ楽になった。少しペースが上がる。
しばらくで先行者は降りてきた。この先の急斜の直登で無理せず引き返して来たようだ。
そこを越えて、細いリッジの上でテン泊パーティー4人が追いついてきた。先に行ってくれると言う。ありがとうございます。
間もなくピーク2、2190m。
ここで4人は時間切れ。
オレは滑って帰れるからまだ時間はあるが、想定以上のここまでの経過時間とこの先の残りの標高差、アイゼンなしでのこの先のナイフリッジのリスク、恐怖、心細さ、山頂が晴れるかどうかの不確定要素、風、言い訳はいくつもあったので、潔くここで敗退決定。
P2190から小冷沢へドロップ。
雪は極上。
ボトムへ降りてからも走る走る。
ちょっと心配してた堰堤は今年の多雪と時期もまだ早いので全く問題なし。脇から滑って全てクリア。帰りの林道も高速で駐車場まで。
途中、大谷原の橋のところで巨大なクレーンでなにやら工事中。もうええっちゅうねん!
山頂はガスで全容は観察できなかったが、東尾根から見た爺ヶ岳は魅了的な斜面、ラインが盛沢山。小冷沢も滑って楽しい沢。簡単に登頂できる山ではないが、また来てみたい、次は誰かと、そう思わせる素晴らしい場所でした。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する