三浦・岩礁のみち(剣崎)
- GPS
- 05:15
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 119m
- 下り
- 143m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
思ったより歩きがいがある。岩を削った道だが、かなり適当に作ったか風波で崩れたか不明瞭な箇所も多く、指導標も少な目。大風の日は避けて干潮時を選んで歩く方がよい。あまり整備が良いとは言えないものの、要は汀線を辿ればいいわけで、廃道とされる大浦海岸〜間口漁港も特別難所はない。 |
写真
感想
【独り言】
三浦海岸からのバスは、相客がどんどん降りて最後は自分一人。広々した畑の中、ネットで拾ったコース案内に従い大浦海岸を目指す。思ったより遠い。海水浴用の民間駐車場を知らせる看板で左の細道に入り、海岸に出る。間口漁港までの区間は05年で廃道になったそうだが、痕跡はあるので辿るのにさほど苦労はなかった(後から分かったが、正式ルートも整備状態は良くないので大差ない)。おばさんたちが岩場で何か海草を取っているので聴くと、ヒジキだとのこと。びっしり生えている。
起伏ある岩場を超えながら右に回りこむと、向こうに剣崎灯台が見えた。いったん間口漁港で車道に出、行き止まりから海岸べりを進む。浦賀水道に浮かぶ船と房総の山々を眺めつつ漁港の小さな灯台を過ぎると、間もなく剣崎灯台への道。標高差30mほどの坂を登り、丘の上に出たところで左へ戻るように石畳を辿ると灯台前に出た。
そのまま西へ降りる道もあったが、律儀に元の道を戻り、岬を回り込んだ。足元にハマヒルガオなどが咲き、海では小舟でウニを突くおばさんがいる。剣崎の先には饅頭のような小島が2つ。大震災で隆起したという海食台上のルートは分かりにくく、かつ歩きにくい。写真を撮ったりするうち意外に時間を食い、次の片谷地区の岬を急いで回り、江奈湾に入った。
ここには今や貴重となった自然の干潟が残る。干潮の時間帯で、潮の引いた干潟から湯気が上がっている。葦原になるあたりで東大地震研究所の研究員らしいのが長靴で身支度してなにやら機材を下ろしていた。
干潟が尽きて上り坂になったところでトンネルに向かう新道と分かれ、右に並行する旧道の急坂を辿る。上りきって左折し、トンビが羽を休める畑の道から下り始めると、左に白浜毘沙門天のお堂があった。涼しい日陰の階段に腰を下ろし、やれやれと昼食休憩を取った。
弥生人の住居跡とかいう洞穴がある海岸を行く。遠く西に平たい城ヶ島、回り込めば毘沙門湾だ。いったん車道に入り、高架で丘に登る新道と分かれて漁港を過ぎると、やがて盗人狩。両手にバケツを下げた釣り人が、馴れた様子で岩場をたどっていく。盗人狩の断崖は今日のハイライトと言える迫力。海も荒く、それを求めてたくさんの釣り人が集まっている。
湾入の奥にかかる小さな橋を渡り、鎌倉山の西に出ると、上に2基の風車がそびえる宮川湾のヨットハーバーに着いた。岩礁の道はトイレのあるマリーナの施設で終了。上空を陸橋で通過する新道へ向かって登ると、バス道路との十字路に出た。指導標が立っている。
バスが少ないので、散歩がてら三崎東岡のバス折り返し所まで足を伸ばした。乗り場が折り返し所と道路向かいの2か所に分散していて戸惑ったが、道路端4番乗り場から出る三崎口駅行きに乗るのが正解だったようだ。
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