お祭〜三条の湯〜雲取山 テン泊ピストン
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- GPS
- 12:46
- 距離
- 30.8km
- 登り
- 2,491m
- 下り
- 2,501m
コースタイム
- 山行
- 2:48
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 2:59
天候 | 1日目:晴天 2日目:登頂する頃に雲が出てきましたが、1日を通して晴天でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口〜三条の湯 所々雪道、凍結あり。チェーンスパイクあると安心ですが、帰りにはだいぶ溶けてました。 三条の湯直前に、道を塞ぐ程のザレ場あるので、慎重に。サラサラの砂なので、掘ってもすぐに埋まるため、無難に足を置いて渡るのが◎ 三条の湯〜雲取山 三条の湯を出てすぐのところに、乾いた砂のザレ場が数カ所続きます。登山道が消えかかっているので、道に迷いやすいです。 ザレ場所を過ぎて少し歩くと雪道に。三条ダルミまでに雪道をトラバースするところが何箇所かあります。トレースはついてるので、道はわかるのですが、雪が締まってない場所もあったりで、要注意です。 三条ダルミからは、積雪が増えます。所々踏み抜きますが、雪が固まって来てるので、ワカンよりアイゼンの方が歩きやすいです。 三条の湯〜チェーンスパイク、三条ダルミからアイゼンに履き替えるのがベストかなと。 |
写真
感想
4月に行く涸沢の練習で鴨沢ピストンの雲取テン泊を予定しており、そのトレーニングとして来てみました。
テン泊装備を担いでの山行は体力的に不安があるので、どこまでが自分にとってのデッドラインなのか確かめるため、お祭バス停から約3時間の三条の湯をチョイス。
今日の目標は、レイヤリングと膝の確認。
あえて、安物のウェアを着込む。サポートタイツ・膝サポーターも履かない。ストックも初日は使わない。さて、どこまでいけるのか🤔
スタートから2時間休憩なしで林道終点に到着。道は平坦な車道を行くため、歩きやすい。が、疲れた。ザックが重い。重さが肩にのしかかる。調整が悪いのか?と思い、色々と調整した結果、胸のベルトをキツく締めると楽になる事が判明。姿勢を正して腕組みすると、自然と胸を張る状態に。胸を張ると楽になるんだね。まぁ、一番楽になったのは、ザックを下ろして休憩した時だったけど。
あたしの今の限界は2時間だな😓
そしてウェアは、基本ワークマン。下からミレーのドライナミック→ワークマンのメリノウール100%のロンT→ワークマンのソフトシェル→ノースフェイスのゴアテックス。
晴天で寒くなかったので、気づいた頃には汗だくになっていた。メリノウールはぐっしょり。ソフトシェルも背中はベタベタ。休憩時は多少の汗冷え。うーん、やっぱワークマンは速乾性に欠けるな。三条の湯で温泉に入ったら、モンベルのメリノに着替えよっと。
計3時間程度で三条の湯に到着。
テント設営したら、ランチタイムだ!宿泊客が少なく食堂が空いてるとのことで、ご好意で食堂を使わせてもらえた。窓から日差しが入って食堂内はとてもあったかい。汗冷えしてたインナーもすぐに乾いた。今日のお風呂は男女入れ替え制で、一発目の15時〜16時は女性タイムだ!やったぁ〜!一番風呂だ!運良く貸し切りで、窓から太陽の光が山際に移ろうのを眺めながら、贅沢なひとときを過ごした。
お風呂上がりは、もちろんビール♡鹿肉の燻製も一緒に購入。あぁ、最高すぎる😋燻製うまぁ♡食堂あったかぁ♡このまま夕食もここで自炊。薪ストーブでぬくぬくしながら、豚しゃぶと熱燗でまたも幸せを感じる。この日宿泊していた方と会話が弾み、明日雲取山に行くとのことで、ご一緒する事に。先日の積雪で注意箇所があったため、本当に心強い。そして、消灯時間の21時まで居座り続けた。
2日目6時、アイゼン装着し出発。程なくして、第一難関砂のザレ場登場。乾いた砂が行く道を防ぐ。滑らないように慎重に歩く。登山道も見えにくくなっていて、1人じゃなくてほんとよかった。。ザレ場を過ぎたら、次は雪道のトラバースだ。雪が締まってなくて、踏み抜く箇所もあるため、ザレ場よりも一歩一歩慎重に歩く。三条ダルミからは、所々踏み抜きながら、急登を上がっていく。ここをクリアすれば山頂だ!!やったぞ!!雲取山登頂成功!!万歳🙌通常コースタイムの1時間オーバーで登頂。
ここでお別れし、1人来た道を戻る。三条ダルミは登りより半分の力で下山。帰り道を急ぐ。バスの時間もあり少し焦っていた。一度通った道とゆう事もあって油断もしていたんだと思う。雪道をトラバースしている時、ほんの少しの気の緩みから踏み抜いてしまい、体制が崩れた。谷側の膝がついた瞬間倒れ込む。咄嗟に雪を掴むが、すぐに崩れてしまう。ストックを刺しても埋もれて支点にはならない。変に動けば滑落しそう。低姿勢のまま動けなくなる。ううう。。😭
少ししてから気を持ち直し、脚に力を入れて這いつくばるように一気によじ登った。まじで危ないところだった。抜け出せてほんとよかった。。少し歩いてから気づいたが、ナルゲンがなくなっていた。もう10年くらい愛用していたあたしのナルゲン。身代わりになってくれたんだよね。ありがとう。これからは、ゆっくり安全に帰るよ。
身が引き締まったおかげで、ザレ場も難なくクリア。テントを撤収し、食堂で腹ごしらえ。十分に休憩したら最後の踏ん張り。約3時間ザックの重さに耐えたらゴールだ!!
行きと同じで、2時間進んだ後は、ちょこちょこ休憩しながら、暗くなる前にバス停到着!ヘッドライトの出番なし。色々あったけど無事に下山できたことに感謝✨
今回、三条の湯を初めて利用させてもらったが、スタッフの方々も優しく、最高の山荘でした!お世話になりました〜🙌
2日目、三条の湯〜雲取山はストック使用で、膝痛なし。今回、いろんな意味でレベルアップしたように思うけど、鴨沢ピストンで雲取テン泊できるかどうかは、まだ不安が残るな。。ザックの重さに慣れないんだよな、、うーん😑
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