秋吉台 - まっくろくろすけになるために
山口県
Hans-R1
体力度について
- GPS
- 05:16
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 451m
- 下り
- 461m
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| 天候 | 快晴 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年02月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況／ 危険箇所等 |
『陥没ドリーネ』に注意。 小さな窪地、凹地には絶対入らないこと。 深さ数十mあるような竪穴がぽっかり口を開けていることも。 |
写真
もしかすると演習で使った砲弾の破片かも
陥没ドリーネの底に口を開けた竪穴(ジバス)深さは見当もつかない
深いものは50m以上あるらしい
急に底が抜けるように開くのだから、陥没ドリーネに踏み入ることがどれだけ危険か分かる
1
深さは見当もつかない
深いものは50m以上あるらしい
急に底が抜けるように開くのだから、陥没ドリーネに踏み入ることがどれだけ危険か分かる
エストニア国旗かと思ったけど、白と黒の位置が逆なので、MONO消しゴムが正解(笑
感想
26日の山焼きから2日が経過。
本日の天気は快晴/曇り。
朝のうちはまだ2℃と寒かったが、最高気温は16℃まで上がるという。
汚れてもよい格好で秋吉台へ向かった。
風もなく、日なたでは寒さを感じることはなかった。
秋吉台を自由に歩ける時期はこの時期しかない。
GW頃には再び草が伸びだして、細いトレイルから徐々に隠れてしまう。
が、どこでも歩いてよいというわけではない。
危険な『陥没ドリーネ』の存在だ。
『陥没ドリーネ』大雑把にいうと次のようなもの。
（※正確な知識として知りたい方は、別途お調べください）
秋吉台の地下には日本最大規模の鍾乳洞『秋芳洞』の他、未知の鍾乳洞が広がっている。
その鍾乳洞の天井から溶蝕により縦穴が伸び、まさに地上に繋がろうとして地表が陥没して凹地が出来る。
それが陥没ドリーネ。
もし踏み抜けば、深く暗い縦穴に落ちて人生に別れを告げることになるかも？
今回、実際に縦穴が地表に顔を出している箇所を幾つか見つけた。
穴の直径は80cmほど、少し距離を取って穴の奥の様子をうかがったが、底は見えなかった。
過去の事故では、別の場所にある垂直に57mの竪穴に落ちて死亡したという事故があったそうな。
普段はススキや笹に阻まれ近づけない場所であるから落ちることは無いハズだが、仮に草が繁茂する時期にトレイルを外れて歩いたら...
この時期なら穴があれば、坂本九ばりに上を向いて歩かない限りは穴の存在に気付くだろう。
しかし、竪穴が見えなくても、すぐ地表近くまで竪穴が伸びている可能性はある。
砂時計を思い浮かべて欲しい。
砂が少し下に落ちて、上にはすり鉢状の小さな凹みが出来ている。
これが、地表の凹地。
砂時計の下には大きな空間。
くびれたウエスト部分に下の空間から爪楊枝の先を刺して砂の落下を止めている。
そんな砂時計が秋吉台のあちこちにある。
それが現在の状態。
爪楊枝の先がいつ外れるかは分からない。
砂が落ち始めると、上の砂に突然穴が開く。
『陥没ドリーネ』とはおおよそ、そんなモノだと考えてもらえればよいのではないか。
いつどこに開くか分からない地獄への穴(笑
なので、立入禁止の柵や柱に囲われているような場所には近づかないこと。
そして、柵などが無くても、凹地やドリーネの底には立ち入らないのが吉。
で、パンツは裾がガッツリと煤だらけになった。
これで私もまっくろくろすけになれた。
なお、帰宅してから洗濯したが、2回洗濯機を回しても裾の汚れは綺麗にならなかった💦
それと最近、某界隈で流行り？の軌跡でハートを2箇所作ってみた。
もっとシャープに綺麗なハートが描けてたハズだったけど、ログの記録を取る間隔が長いせいで、実際よりもいびつな形になった(笑
1箇所は凹地を示す矢印がキューピッドよろしく刺さってるんだけどね👍
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