関田山脈 調査

2022年03月02日(水) 〜 2022年03月03日(木)

• GPS: 08:31
• 距離: 14.1km
• 登り: 1,078m
• 下り: 1,052m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:34
• 休憩: 0:01
• 合計: 6:35

7:29 中条温泉トマトの国
11:18 11:18 天水山
12:58 12:59 三方岳
14:04 野々海池西端

2日目

• 山行: 1:58
• 休憩: 0:00
• 合計: 1:58

6:45 野々海池西端
8:43 キューピットバレイスキー場

・装備25-30kg
・ラッセルはくるぶし高

天候

3/1(火)小雨　3/2(水)小雨→曇り　3/3(木)→晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 タクシー

行き：大宮駅→(電車)→森宮野原駅→(徒歩)→中条温泉トマトの国
帰り：キューピットバレイスキー場→(タクシー)→虫川大杉駅→(電車)→大宮駅

コース状況／危険箇所等

〈全体〉
・ホワイトアウトしやすい。
・風が収束するためか、関田山脈周辺だけ天気が回復しないことが多い。
・細い稜線には南/東側に雪庇が発達している。北側に登っているときは進行方向右手(東側)、西に縦走しているときは進行方向左側(南側)に雪庇がある。
・細かいポコは巻きたいが、左右が雪庇と急斜面であるため難しい。一度雪庇の下に下りると復帰が困難なときもある。
・地形図上で等高線が緩んでいるところは大体幕営が可能。

〈部分〉
・中条温泉トマトの国の裏手から入山。
・登り始めの標高500mまではかなり急斜面。
・危険箇所と予想していた1043mポコ付近は安全。
・天水山の東側直下が少し急斜面。
・天水山〜三方岳が危険箇所が多い。積雪と風の影響でポコの登り(東側)が壁のようになっており、急斜面をトラバースしながら登る必要があった。
・三方岳以降は視界が良ければ危険個所はない。
・西マド湿原後の1131mポコは南側から巻ける。
・1085mコル後は急斜面。

〈電波状況〉
・野々海池を除いてほぼすべての稜線で電波(Softbank)が入った。野々海池は3キャリア全てダメだった。

その他周辺情報

越後湯沢駅で昼食。

写真

3/2 7:18

トマトの国から見た急斜面
小雨が降っていたので、雪質はベシャベシャ

3/2 7:55

急斜面を越えると緩い尾根が続く

3/2 8:14

ホワイトアウトするとルーファイが難しい

3/2 8:25

これから登る尾根が垣間見える

3/2 8:31

東側に雪庇ができてる

3/2 8:41

同様

3/2 9:41

樹林帯に入る

3/2 10:33

方向が変わると雪庇が左手(南側)にできる

3/2 10:36

地形図上では少しのポコでも、積雪によって通過が難しくなる
巻くのも困難

3/2 10:46

登りきるとほっと一息

3/2 11:43

雪庇の上か下か、迷う

3/2 12:00

縦走ルートは西向きなので、風と積雪による段差が阻んでくる

3/2 13:27

野々海池に到着
この後完全にホワイトアウトし、真っ白な世界に

前日までと打って変わっていい天気
朝焼けが素晴らしい

3/3 6:35

野々海池の西端

3/3 6:46

西マド湿原を目指す

3/3 6:46

西マド湿原

3/3 7:03

西マド湿原以降はルートが広い

3/3 7:12

写真映え

3/3 7:33

モービルのトレース
野々海池周辺にも西マドにもあった

日本海が見えるらしい

3/3 8:14

ゴンドラトップ

3/3 8:15

菱ヶ岳

撮影機器：

RICOH WG-50 リコー

装備

備考

シールワックスが大活躍

感想

ゲスト

春合宿(森宮野原〜鍋倉山)に向けた調査。基本的には安全に縦走できそうだが、①要所で危険箇所がある、②積雪と天候の状況によっては危険な山域になることが気がかり。本番は入山のタイミングを見計らうのが成功のカギになりそうだ。

〈余談〉
3/1〜3/2にかけて小雨が降り、装備が濡れてしまった。冬山&雨の組み合わせはなんとも凶悪だ。