☆まだまだ厳冬期の雲取山☆終始ラッセルに敗退^^
- GPS
- 05:45
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 531m
コースタイム
8:10登山口(登山届提出箱)−
8:20・・・1.0キロ地点−
8:32奥宮分岐−
9:41・・・2.2キロ地点−
9:56炭焼平−
10:19・・・3.0キロ地点−
11:07地蔵峠−
11:33霧藻ヶ峰(大休止)−
12:05霧藻ヶ峰出発−
12:36お清平−
13:00白岩小屋手前急登で撤退を決断−
13:30霧藻ヶ峰で大休止。小屋に宿泊のキャンセルと登山道の状況を伝える−
15:15三峰神社駐車場。
天候 | 晴れ、弱風、気温はスタート地点7:00で-4度、日中は5度位 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
前日の大雪は三峰駐車場で積雪70センチを観測。(24時間後には完全に除雪済) ルートは確認できますがトレースはありませんでした。 また、ルートは所々判断に困る箇所も点在。コンパスと地図での確認は必要。 リボン等の目印はありません。ルートを間違えていない限り標識が点在しています。 スタートより膝前後のラッセルは永遠に続きます。吹きたまりはモモ付近。 撤退地点ではモモ〜腰程度のラッセルです。 ※駐車場のおじさんの話では最大の難所は白岩の手前の急登だそう。。。まさに撤退地点。 ↑入山時に確認済みでした^^ トラバースは滑落の危険もあります。 |
写真
感想
なかなか上手く行かない雲取山。
10年前夏。虫の異常発生に不快な思い出だけの登山。
10年前秋。終始雨で寒さに震え天望ゼロの山頂。
もう、こりごりの雲取!って思っていましたが小屋泊でこの時期に行ってみようと計画。
先日の南岸低気圧での降雪が気になるが当日の天気は晴れが確定的なので小屋に予約の電話をしました。
「三峰より入山、明日2名の予約をお願いしたいのですが」と私
「間違いなくトレースはないです。無理はなさらないでください」と小屋さん
1、ももを超えるラッセルは中止、撤退。
2、手足の濡れは即撤退。
3、16時の小屋到着が限度。
これを条件に計画を微調整。本当は夜明け前の入山が望ましいがトレースがないことを考えると危険が大きい。
よって夜明け前は×、前日、前々日と車中泊の連続で寝不足なので7時入山を予定。
前日の降雪の影響で現地までの交通状況は悪いと判断し前日21時に自宅を出発、現地車中泊(3日連続)となる。
夜間の交通量は路面状況を心配してか少なめ、快適に走れ現地には0時前到着。除雪も完璧で最高の駐車場です。
おかげでぐっすり朝は6時起床。あまりにも天気が素晴しいので挽きたてのコーヒーを^^そして残り物のハムとパンとチーズでホットサンド♪
おかげで7時の入山が遅れました。
駐車場の係りのおじさんに情報を聞くと、先日の降雪で駐車場の積雪が70cm。
駐車場の積雪が20cmくらいだと結構の方が登るようだが50cmとなると厳しいようだ!
との事前情報をもとに入山。
登山道に向かうが登山道の入口が除雪された雪の壁で見当たらず探す。。。探すこと5分。
登山道はかろうじて見当はつくがトレースなどないです。平均して膝下のラッセルです。
雲取山荘まで10キロのラッセル。。。。キツイぞ!
登山届提出箱までにつく前にわかん装着。
前半はダラダラと長い緩い登り・・膝下とはいえ終始ラッセル!地味にキツかったです。
所々急登はキックステップも効かない、新雪の下は地面のようです。陽のあたる所は表面が氷化してラッセルを邪魔して体力を消耗。発汗を抑えるためレイヤードを調整、更にスピードもダウン、予定より時間を費やしました。
まゆみの様子も観ながら進み、霧藻ヶ峰で大休止。
事前情報の難所に到達したがおじさんの言う通り腰でのラッセル。
30分程苦戦するがあまりにも進まない。。。。決断の時だ。
いつ決断する・・・・・「今でしょ」
なぜなら、16時行動終了がmyルール!
どうやら16時小屋到着は厳しい。。。17時を過ぎそうだ。下山するにも今ここで判断しなければ16時の下山は厳しい。
小屋に電話して17時を過ぎる事を伝えることも可能です。ただ、私の技量と経験では夕刻迫る万一の有事発生には対応出来ない。日没迎えてから有時対応は生死を分ける。ビバークを考慮しての入山ならそれもありだが予備日がないので撤退!
楽しみを温泉に切り替えた方が良い^^だから決断は今でしょ!^^
気持ち沈む帰路の下山はあながちミスが出る。下山時の転倒では苦い思い出があるので要注意で戻りました。
やはり、つまづきやスリップは多く起きる。。。
温泉を楽しみに元気に下山、トレースは自分のつけたトレースをたどれば良いが歩きづらい下手くそなトレース!
でも15:30に無事に駐車場に戻れました。
撤退こそしたが引き返すのも計画の一つ。『安全第一』を守る中で自分のルールを守り無事に終えたことは大成功と思う。またの機会に挑戦だ!!
『雲取山にはもう、行くことはないだろう。。。』
と、10年前に決めていました。
1度目の雲取山・・・終始、虫の大群との戦い(;ω;)
蛇やゴキブリは平気ですが空中を舞う小さな虫が大嫌い!!!
2度目の雲取山・・・終始、大雨(;ω;)
小学生だった息子2人のご機嫌を取りながらただただ、寒く辛かった。。。
以上のことで、
『もう、雲取山はないだろう。。。』
だったのです。
今回は、アイゼンも買ってもらったし、ちょっとの雪だったら私も行けるかも〜ヽ(´ー`)ノ
なんてことと、3度目の正直を少々期待しての雲取山になりました。
初めての雪道はフワフワのモフモフ(*゜∀゜*)童心にかえるのが当たり前!!!
ストックを振り回し、新雪に穴ボコをあけながら鼻唄なんか歌いながらの道中でした。
・・・が
前々日の大雪で“ちょっとの雪”ではなくなってしまい、トレースもなく、重い荷物を背負ってラッセルしている
弘泰の後ろ姿を見て、だんだんと心配になってきた自分がいました。
腰までの雪道になってしまい『撤退』となりましたが、弘泰の判断に間違えはありません。
残念ではありましたがスキー場ではあじわう事ない、ましてや自宅では有り得ない
素敵な『雪』を体験できて大満足です(〃ω〃)
帰りに寄った温泉では、1人のお客様もいなく、大浴場を独り占め♪
伸びたり、縮んだり、泳いだり。。。( ´艸`)
雲取山のリベンジ。。。あるのかな。。。。あるだろう。。。( ̄◇ ̄;)
コメント
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sanngopapaさん、mayuponnさん。お疲れ様!
大雪の日に日本一の救難隊に御挨拶してその足で〜
まさか計画実行されたとは思ってませんでした。
すばらしい判断
たいへんだったかもしれませんが、ノートレースの前進を経験
できて、拝見する限りはお二人とも楽しそうです。
それもこれも無事だったればこそ
うちもこのルートは雨にたたられました。
こりゃ合同リトライですかね。
珈琲、バージョンアップしてる…
mmgさん こんばんは
そうなんです 予想外の交通渋滞で車中泊二泊そして三峰での車中泊!その後ですから白い布団が恋しい
でも天候は 鉄板な予報でしたから、フッワフワのモッフモフ の新雪ラッセルが満喫できると思いまして おかげで存分にラッセルを体験しました 日差しは温かく気持ちいいラッセルで楽しくて良かったです 三度目の正直とはならず、二度あることは・・・でした
合同リトライ OKです
でも難題が・・・日帰りピストンは無理な我がチーム
アノ時のコーヒー・・・旨すぎて
mmgさん
こんばんは
日本一の救難隊の皆さんにちゃんとお礼が言えて本当に良かったです。
そして、かっこよかったです(^ω^)
運転は終始、弘泰だったので私は結構睡眠も出来たんですが。。。
フワフワのモフモフはとっても楽しかったです
行きも帰りもだーれにも会いませんでした(ーー;)
あの、伊豆ヶ岳のコーヒーが忘れられず、お豆も色々集めちゃいました〜
sanngopapaさん、実は同じ日に雲取方面を目指して奥多摩駅までは行きました。鴨沢からピストンで戻れる場所までを予定してましたが、バスが運休だったので駅周辺を散歩して帰りました。あの日に誰か登られた方いるかなと思って記録を見てたのですが、まさかのsanngopapaさんが・・・鳥肌たちました!間違いなくラッセル必死だろうなと思ってましたが、展望できる所まで登られたのですね。しかも三脚もしっかり持って。尊敬します!またよろしくお願いします^^
kimさん こんばんは
なんて奇遇な 惜しかったですね 先日の降雪さえなければ、きっと山頂で再開できたのですね コメント見て鳥肌です
三脚は今回ただのオモリとなりました
でもバスの運休は残念でしたね、やはり何十年ぶりかの降雪は大変なモノでしたね^^交通網も山も!
でも会えたらドラマですね〜〜〜
またの機会を
sanngopapaさん、mayuponnさん☆こんばんは(*^_^*)
フワフワ〜のモッフモフ の静かな雲取山を二人で楽しまれたようでヨカッタですネ mayuponnさん、ラッセルラッセルってとても楽しそう
少し予定の歩きはじめの時間よりも遅れてはしまったようですが、山歩きの前の美味しいコーヒーとゴハン☆慌てることなく、とてもリラックスできそうで良いですネ
『本日のベスト!』お二人とてもイイ〜ですネ
また、リベンジされるのかな 楽しみにしてます
kchanさん おはようございます
すごっく静かで枝から雪の落ちる音しか聞こえませんでした
そうなんです スタート時間は遅れましたが、その時のその瞬間の楽しみも満喫しないと・・そう自分に言い聞かせています。
リベンジ・・・どうだろ なかなか相性の合わない山のようで!
でも行きたいです 乞うご期待・・・なんて
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