H：入道ヶ岳
三重県
ｺﾒｯﾄｼﾞｭﾆｱ
体力度について
- GPS
- 04:40
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 888m
- 下り
- 907m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 3:34
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 4:35
| 天候 | 天気：晴れ時々曇り 気温：-4℃ 風速：12m/s |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
�”弦�500mまでは雪解け水により泥濘があるので滑りやすい。 それ以降は薄い積雪があり、標高800m以上は少なくとも6爪アイゼンが必要。 山頂から北の頭方面は時々向う脛迄沈む箇所がある。 ��標高800m以上は傾斜も急な個所が多く、特に下山時は滑って滑落する可能性がある。 |
| その他周辺情報 | トイレ：椿大神社内にあり |
写真
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感想
ネコノメソウを探しに入道ケ岳へ登りました
情報では標高500m辺りに咲いているはずでしたが、
昨日の積雪の影響なのか
周辺を往路30分以上、復路20分以上探しても影も形も見えませんでした。
非常に残念でしたが、下山時の昼食後は初めての素晴らしい体験がありました。
登山口から標高500m辺りは鈴鹿らしい登山道ですので
普通のペースで登っていきました。
ネコノメソウが咲いている辺りでは
上記のように探し回ったのですが見当たらなかったので山頂に向かいました。
標高600m以降から積雪が出始めたのでアイゼンを着けて登りました。
山頂手前の急傾斜は昨日の降雪により、少し積雪量が増えているようでした。
踏み跡以外の箇所を歩くと時々足首まで沈みました。
急な傾斜は好きなので途中振り返って伊勢湾方面の景色を眺めたりしながら、
黙々と登っていきました。
山頂は風の影響で積雪は殆どありませんでした。
北の頭方面に向かうルートには時々膝まで沈むほど積雪がありました。
鎌が岳は雪を頂いて、まるで飛騨山脈の槍ヶ岳のようにかっこよく見えました。
下山は同じルートを慎重に下りました。
先に下りた方の中にヒップソリをした方が数人みえたようで、
トレースは見事に均され、圧雪されてしまっていました。
そうなると、当然滑りやすくなって後から下りる人にとっては危険が生じます。
その辺りは登山者なら考えてほしいところです。
積雪の無い標高500m地点まで下りてから昼食。
目的のネコノメソウは見つけることができませんでしたが、
登頂しただけで少し気分は良くなっていました。
が、この後に、初めての素晴らしい体験がありました。
昼食後、出発を済ませて10m程下ってから何気なく右方向を見ると20m先に
「実に美しい羽根を持った雄の雉がいて、
その後すぐに私の方に向かって飛んできました」
日差しの効果もあったのか、茶色を主とした羽根はキラキラ眩いばかりに輝いて
まるで逸話の「火の鳥」を見るようでした。
雉は私の前方7m辺りから進路を変えて、左側5mの地点に着地。
急いでカメラを準備しましたが、更に飛び立って20m先の森の中へ着地。
木々の間から少しは姿は見えるのですが、撮影はできませんでした。
当初の目的は達成できず若干落ち込んでいた気分は、
このような素晴らしい体験により、すっかり晴れさせて頂きました。
彼は今日の私の救世主だったと思います。
その後は気分よく、ルンルン気分で下山したのはいうまでもありません。
帰路は鈴鹿山地に並行する国道を走って、
山頂から見えた鎌が岳、御在所岳、竜ヶ岳と眺めながら進みました。
Mssionは失敗しましたが、それを大きく上回る経験が出来た登山。
これからいいことが沢山訪れる兆しのような気がしました。
[]
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