高取山、仏果山周回 ・・・のつもりが仏果山手前で敗退
- GPS
- 05:41
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 627m
- 下り
- 624m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険箇所は特にありません。記録的大雪のあと、あまり人が入っていないせいか、トレースは高取山手前で途絶えていました。また高取山から宮ヶ瀬越まではトレースありましたが、その先仏果山方面へ少し進むとトレースが途絶えていました。まだまだ雪深いです。 |
写真
感想
広い丹沢の中でも、東丹沢中津山地にカテゴライズされる仏果山、高取山を目指しました。
登山口はいくつかあるようですが、愛川町ふれあいの村からスタートすることに。順路としては最初に高取山に登頂してから仏果山を回ってふれあいの村に周回する予定としました。
駐車場で先客の方と二言三言の会話では「昨日高取山目指した方が途中で撤退したらしい」・・・なんとなく嫌な予感。
最初は舗装道路をしばらく歩き、橋の下をくぐって登山道に入ったところでいきなりラッセルを余儀なくされた。
「げ〜、今からこんな状況じゃどこまで行けるのやら・・・」とブルーになりかけていたら、数分歩いたところでトレースばっちりの道と合流。のっけからコース外してただけでしたw。
だんだんと雪深くなっていくが、道は歩きやすくアイゼンなしで快調に進む。高取山山頂の展望台が見え、あと少しと思ったところで、突然トレースが消えた。あとはところどころに鹿の足跡くらいしかついてない。
「もしかしてこれがさっき聞いた、昨日登った方の撤退ポイント?」
踏み抜きは膝上から深いところで股下ぐらいまで。ここから山頂までは本格的にラッセルが必要です。
昨年の1月、ラッセルなんて認識すらなかった金峰山の雪道での「もがき」以来。単独山行ではまさに初めての経験。
伝家の宝刀、シーズン前に購入したワカンをついに試すときがきた!
雪の上ににずぶずぶになって腰を下ろし、雪にまみれながらワカンを装着。いざ出発!!
・・・え、沈むじゃん。((((((^_^;
イメージとしてはもっと快適に歩けるものと思っていたが、こんなもんなのね (^_^;
雪の状態にもよるんでしょうけど、記録的大雪のあとのバージンスノーでは、殆どワカンの威力を実感できませんでした。
しかし、これがほんとに丹沢?しかも700mそこそこの低山でこの雪ですか!
最後の急登、夏道なら20分程度で登ってしまえそうですが、おそらくはその三倍近い時間がかかったと思う。
この時点で仏果山は半分くらい諦めてましたが、なんとしても高取山までは到達したかったので必死でした。どこが登山道なのかすら全くわからず、少しでも雪の浅そうな場所を選んで進みました。でも不思議なもんですねー。最初は気持ち的にもヒーヒー言ってましたが、だんだんとフロンティアスピリッツに火がつき始めました。
苦労の甲斐あって無事に高取山山頂到着。早速展望台に登ってみましたが、低山と侮る無かれ、素晴らしい景色です。
そんなこんなしていると、ひとり二人と登山者が到着。皆さん宮ヶ瀬の登山口の方向から登ってこられました。聞けばそちら方面はラッセルの必要がなかったとのことで、仏果山登頂への意欲が再燃し始めました。但し宮ヶ瀬越から先はあまり踏まれていない様子との情報もあって、なかなかビミョーです。
ただそのうちのお一方が、まだ時間が早いので仏果山方面に行ってみるとのことだったので、私も行ってみることに。一人よりも二人ほうが心強いしね。
しばらく先行者の後を追い、宮ヶ瀬越を過ぎたところのベンチで私は再度ワカンを装着することにした。装着し終わって、さぁ!と思ったところで先行者さんが引き返してきた。この先トレースがぷっつり切れているのであきらめるとのこと。
せっかくワカンも着けたので私も問題の地点まで進んでみたが、確かにトレースが消えてる。しかもやや痩せ尾根気味。
夏道を知っているならまだしも、初めての山。朝から気になっていたがこのコース、以外にテープやリボンが少ない。よしんば仏果山にたどりついたとしても、下山道のルートファインディングも自信がない。しかも雪の状態は未知数。あまりにも条件が悪いので、残念ながら撤退を決意しました。
となればあとはひたすら来た道を戻るだけ。高取山からは快調に下ります。多くの人たちが私が切り開いたトレースをたどって登ってきていました。なんかいい気分♪
登りでは結局アイゼンは使いませんでしたし、帰りももしかしたら必要なかったかもしれません。でもすべるかどうかヒヤヒヤするよりも、着けた方が精神衛生上よろしいので、途中から軽アイゼンを装着しました。
帰りはあっという間に出発点の駐車場に到着。景色も良く、意外にいい山だったというのが感想です。雪のない時期に是非また来てみたいと思いました。但し夏場はヒルが多いことで有名な山域らしいので要注意です。
帰りは厚木の「天然温泉 湯花楽」で温まりました。
コメント
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おはようございます。
駐車場でご一緒させてもらったものです。
いやいや、仏果山も凄まじかったですよ。
私も高取へ試みましたが途中でこころ折れました。
でもですね。ラッキーが重なってなんとかでした。
(ダムサイトは時間切れ)
お疲れでした。
TODAYさん、コメントありがとうございました。
駐車場に戻った時、お車がまだ置いてあったので、「まだ格闘されてるんだぁ」とちょっと心配してました。
レコ拝見させていただきました。あのノートレースは萎えますよね〜。でも両山制覇はさすがです。
朝イチの高取山も厳しかったですが、時計回りはもっと厳しかったんでしょうね。お疲れ様でした。
またどこかでお会いしましょう!
先日(日曜日)に入ったものです。
北側斜面では腰上までのラッセルでした。
また次の週の大雪でトレースは消えているのでしょうね
kawamasaさん、はじめまして!
〉 先日(日曜日)に入ったものです。
・・・でしたか。お疲れ様でした。
おかげさまで鉄塔の先までは快適な道程でした。どうもありがとうございました。
その先は記載の通りですw
先日の大雪でまた振り出しに戻ったんでしょうね。しかも今回は湿った雪で重そうです。
仏果山へのリベンジは・・・未だ意欲が沸かずです (^_^;
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