焼山(中央ルンゼ)


- GPS
- 08:02
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 2,107m
- 下り
- 2,095m
天候 | 快晴無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
3日前の柔らか雪を求めて標高の高い北面ルンゼへ。1200台地より上はずっと柔らか雪が温存されていた。好天続きだったはずなのに。2000付近で岩稜帯を右から巻くためトラバース気味に。雪が薄くなってるとこがあって怖い。斜度のあるとこでズルっとするのが嫌なので早めのアイゼン。ドロップポイントに諸々デポして空身で頂上へ。見える見える。海も。山も。そして本日の斜面、中央ルンゼへ。スタートはパック気味のバフ。2300の斜度の緩いところは完全に飛ばされていた。シュカブラ地獄。風の通り道。それ以外はバフバフ。一瞬ガリって焦るが、基本はバフバフ。さて核心のノドですが。下から単眼鏡で覗くと思ったより広そうに見える。実際はターン不可能。過去には横滑りでの通過の記録もあるが、その幅もなかった。多雪の影響だろうか。いずれにしてもきょうはチョッカリオンリー。抜けた先がガリガリだったら死にそう。怖くて辞めた。クライムダウン。一番狭いとこはやはり氷。短い距離だが硬い。広けたところが2ターン分ガリ、チョッカリしなくて良かったと思った。しかし、ピンポイントでのガリ。罠みたいな雪の状態だな。そこからはバッフバフ。斜度が最もキツくなるが良く吹き溜まっていた。賽の河原の弱点を突き、うまく左岸から抜け出せた。台地は午後も雪は腐らず快適。さらに下もストップ雪になっていなかった。良かった。1050から1000のアマナ平は片足シールが効果的。中央ルンゼ全体として、斜度は優しい。ノドをチョカリで通過するには、降雪直後とかを狙えばいいのかな。ノドはともかく、ブレーキをかかる斜面の雪の状態に確信をもって臨まないとセーフティではない。やっぱり、面倒でも行きしなにノドの下の斜面に入ってチェックすべきと思った。
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