記録ID: 4066088
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積雪期ピークハント/縦走
大峰山脈
稲村ヶ岳(クロモジ尾↑)・観音峯周回
2022年03月09日(水) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,523m
- 下り
- 1,519m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 10:20
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【クロモジ尾】 白倉谷林道は二つ目の橋を渡ったあたりから概ね積雪の上となった。古いワカンのトレースがあったが、岩本谷の方へ進んでいた。雪は堅く締まり、ツボ足で十分。3番目の橋を渡った地点がクロモジ尾の取付きで、少しヤブを分けて上流側へトラバースしてから植樹林の中をジグザクに登る。林業作業用の道かとも思えるが、おそらく赤いテープが登山向けの目印。稜線に上がれば鹿よけネットに沿って稜線上を忠実に辿る。当初はほとんど雪がなく、例年と比して多いはずの今季も融雪の時期となった。標高1100mを越えたあたりから雪が目立つようになり、標高1300mを越えると北側から向かいの尾根にかけては真新しい大規模な伐採地。北面は雪に覆われているので自由に登る。伐採地のトップ、尾根が平坦になり合流するあたりはシャクナゲが濃いが、やがて落葉樹主体の自然林となり、完全に雪上を歩く。斜度はそこそこあるが、雪は堅く歩きやすく、ツボ足でも問題ない。とはいえ、今回はそのまま1544mピークまで登ったが、急登が始まるより前にアイゼンを装着していた方が楽だったかもしれない。若干の岩場もあったが、ほぼほぼスカッとした樹林の雪面で非常によい。そのまま右手に大日岳の尖峰が見えるとなだらかな稜線を詰めてすぐに登山道に合流する。 【山上辻〜大日岳〜稲村ヶ岳】 この日は水曜日なのでおそらく誰も登っておらず、多分日曜までのものだろうと思われるトレースが多数残されている。しかし大日のトラバースは融雪や埋もれたりでほぼステップを切り直した。斜度はかなりキツイのでピッケルともう片方も手を付きながらカニのヨコバイで通過。想像よりは険しめといったところか。慎重に時間をかけて通過。しかしストックをデポしておかなかったことが悔やまれる。ザックに括り付けていると木の枝に引っかかって鬱陶しいことこの上ない。キレットから稲村山頂までは夏道とは異なりダイレクトコース。トレースは濃く問題ない。 【山上辻→白倉山→法力峠】 トレースあり。雪もまだ十分あるが、融雪は進んでいる。白倉山から法力峠の下りは少し迷いやすい。脳死でトレースを辿っていたら間違えて一つ北の支尾根に入ってしまった。すぐにトラバース気味に登り返して復帰。概ね樹林帯で展望はなく変化に乏しい。白倉山からの下りは完全に植樹林でつまらない。 【法力峠→観音峯→登山口】 トレースあり。三ツ塚山頂は展望良い。そのほか、所々で樹間に稲村や弥山を臨むことができる。一方植樹林の中となる区間も多い。また観音峯までの稜線上でも日の当たるところは完全に雪がなくなっている箇所も目立つ。観音峯は全く単調なピークで展望もない。ここからの下りは南面に入るので急速に積雪が減り、P1285を過ぎてすぐでアイゼンを外した。観音峯展望台の石碑が建つススキ原は雪解けでドロドロである。観音平までの下りは断崖を避けて西の斜面に入るので踏まれた登山道だけがアイスバーンとなっていて危険であった。再びアイゼンをつけるのは面倒なので氷を避けながら下る。全く雪のない観音平を過ぎて東面の谷に入るところから再び登山道の路面だけがアイスバーンになっており、これは登山口まで凍っていそうだと判断したので再度アイゼンをつける。結局ほとんど凍っていたので、登山口の駐車所までアイゼンをつけて快適に歩き下った。 |
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