雁戸山〜峩々温泉から
- GPS
- 13:12
- 距離
- 19.0km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,585m
コースタイム
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:44
- 合計
- 8:04
天候 | 一日目 快晴 二日間 吹雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【一日目】 峩々温泉〜名号峰 急登からのスタート クラストを期待して早朝スタートで正解だった 所々でプチ雪崩跡 この時期にこのルートは二度と行かないだろう 名号峰〜八方平 楽しい稜線歩きだが雪庇が割れる箇所多数 何気にアップダウンも激しい 八方平〜南雁戸山 スノーシューで行ける程度の勾配 南雁戸山〜雁戸山 スノーシューを南雁戸山にデポしてアイゼンピッケル 踏み抜き注意はもちろんだが、強風時は身体が持っていかれる 【二日間】 八方平〜名号峰 吹雪の中、視界もなく、延々と続く登りが精神的にきつかった 名号峰〜峩々温泉 蔵王へ行くつもりだったが悪天候の為、ピストン 一日でここまで変わるか?ってほどに雪質が悪化 腰まで落ちる。 トラバース区間では数メートル落とされる事が何度もあった。 やはりこの時期のこのルートは二度と行かん |
その他周辺情報 | 神の湯に寄ろうとしたが早すぎて開いてなかった |
写真
感想
慰霊登山って訳では無いけど、震災の日は毎年休みなのでどこに行こうか悩んでいたら風は強いけど金土は強風だけど中々良いじゃ無いか?
会津の三ツ岩と悩んだけど、土曜の夕方から用事があるので確実に戻れる蔵王方面へ。
最近やけにログが多い雁戸山。
普通のルートじゃ面白くないので峩々温泉から行ってみよう〜
ピストンじゃ物足りないので蔵王まで行って周回コースを計画。
峩々温泉〜名号峰は最近やっとログが上がったので行けると踏んだ。
しかし急激に暖かくなっているので念の為に早朝スタートで締まった雪を期待。
ある程度期待通りではあったが、それでも腐れ雪。
トラバース区間は難儀した。
名号峰まで3時間。
参考にしたログと同じタイムで少しホッとする。
名号峰〜八方平は基本下りだが激しい下りもあり、雪庇崩壊も進んでいるので条件次第では厳しい道のりだと思う。
八方平避難小屋に荷物をデポして雁戸山へ向かう。
南雁戸山へはスノーシューで問題なく行ける。
山頂でアイゼンピッケルに換装して雁戸山へ。
雁戸山への途中のにあるピーク(名前あるのかな?)の雪付きが素晴らしく何度も振り返る。
按分は爆風で身体が持っていかれそうになる。
雁戸山への登り返しは踏み抜き注意だが落ち着いて登ればイージー。
雁戸山から眺める二口山塊は何度見ても美しい。
特にこの時期はルートが明確に見えてついつい歩き出したくなる。
初日は八方平避難小屋でお世話になって2日目に備えて早々に就寝。
2日目の予報は前々日は風速17mだったのが前日には28mになったが、気温が高く晴れ予報だったので早めに出れば蔵王まで行けるだろうと思ってた。
しかし歩き始めてしばらくするとゴーグルが曇りだす。
電熱ゴーグルなのになぁと思っていたらガスだった。
しまいには吹雪いてきた。
爆風の中だと雪というか雹に近い塊が全身を打ち付ける。
痛いわけでは無いが精神的に恐怖を覚える。
名号峰までの道のりはあまり覚えてないが、着いた時には安堵感でいっぱいだった。
ここでしばし熟考する。
このままガス爆風の中を蔵王まで行くのか、昨日苦労した峩々温泉までのルートをピストンするのか。
結果的にピストンを選んだわけだが、この判断は今でも懐疑的に思う。
昨日は早朝である程度雪が締まっていたので何とか行けたが、昨日の晴天と時間的には気温も上昇中。
昨日乗れていた雪が股下まで沈む。
踏み抜くと腰まで落ちて抜け出すのに時間を要する。
結果的に下りで2時間半
下りでこんなに疲労したのは覚えがない。
晴れ予報だったのだから少し我慢して蔵王を目指すべきだったのでは無いかと思って何度も振り返り、くっきりと晴れ渡る蔵王を横目に帰途に着きました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
早速八方平満喫してきたんですね。写真も綺麗で素晴らしいです。
名号峰から八方平、冬は長いんですよね。以前2月に縦走しましたが、名号峰に向けての登りがキツかった記憶があります。
今回悪条件の中、名号峰まで戻られた道中のお気持ちそして名号峰まで辿り着いた時の気持ちお察しします😁
悪条件で峩々温泉に降りたのが懐疑的と仰られてますが、正確じゃないですかね👍
名号峰から熊野岳までも冬はかなりキツイですよ。特に自然園の辺り。今回の雪質では恐らく一歩ごとに腰まで抜ける踏み抜き地獄で泣きを見ますよ(笑
またいつか条件いい時が来ると思います。充実の2日間お疲れ様でした👏
どうもです。
mooreeさんのログを見て少し触発されましたね。
八方平からの名号峰は猛吹雪であまり覚えてませんね。
黙々と一歩一歩…悪条件ではあったけど、なにかアドレナリン出っぱなしって感じでした。
今回の核心部は峩々温泉から名号峰でしたね。
急登はまぁ良いとしても長いトラバース。
今回のような雪質はもちろん危険ですが、締まっていたとしてもそれはそれで厳しそうです。
熊野までの道のりはそんな感じですか〜
まぁよく考えたらそうですよね、やはり色々と時期を逃した感があります。
色々と参考にさせて頂きありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する