杣山の尾根を周回、腐れ雪に悪戦苦闘


- GPS
- 04:59
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 484m
- 下り
- 471m
コースタイム
- 山行
- 3:56
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 4:30
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線に出るまで雪切れが頻発します。稜線から林道終点駐車場までワカンを使用。腐れ雪に難儀しました。 |
写真
感想
天候が良さそうなので展望が望めてお手軽な雪山を探していると、昨年の秋に歩いた南条の杣山がよさそうだ。まだ未踏の大まわりの尾根周回コースを思いつく。杣山の居館跡の駐車場では土を掘り起こして何やら工事をしている。花はす公園の駐車場は資材が置いてあるが停められそうだ。準備していると現場監督風の女性に話しかけられ、居館跡は散策庭園を造成しているので遊歩道は通れないとのことだった。
取り付く尾根を選んで登り始めるといきなり残雪が現れる。ワカンを装着したが直ぐにも雪切れだ。尾根には道は無く冬枯れの灌木が煩い。P332がある主尾根に乗るとまた雪が現れるが連続しない。鉄塔を過ぎてからワカンを装着する。
P415への急登が始まるとグサグサの腐れ雪に難儀する。多数の倒木があるのでワカンで跨ぐのも大変だ。P415からは緩やかになって解放された。右手の登山道から上がって来た新しいツボ足の跡が現れる。この後はツボ足トレースを追うことになる。
岩場を直登するアスレチックな梯子場を乗り越えて尾根を振り返る。越美国境稜線の雪景色が見えるはずなのだが、今日は残念ながら霞で全く判別できない。再びワカンを履いてもうひと登りすると本丸跡の山頂台地に到着した。
誰もいない山頂でゆっくりと、柔らかな春のような陽射しを浴びながらランチタイムを楽しむ。肉うどんは実に美味しかった。ランチ後は稜線を西進する。標高が400mちょっとなのにブナがあるのが嬉しい。西御殿跡からは未踏の尾根の登山道を下って行く。
途中にある林道終点では雪に覆われた広い駐車場がある。ここでは越前富士と云われる日野山が端麗な山容を見せてくれる。若いカップルがランチを楽しんでいる。雪装備をしていないので山頂へは行かず、ここで休憩しているとのこと。若いっていいねー、見ているだけで心が温まる。邪魔するといけないのでワカンを脱いだら、そそくさと下山を再開する。
小さな祠を過ぎて居館跡地に下りるが工事中だ。山裾の杉林の道を進んで駐車場に着く。本日は夏靴だったので靴の中はぐしょぐしょだ。花はす温泉が目前にあるので入らない手はない。ゆっくり汗を流して帰宅の途に就いた。
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