沼島、ハートの奇岩を訪ねて

2022年03月12日(土) [日帰り]

• GPS: 03:17
• 距離: 10.4km
• 登り: 446m
• 下り: 436m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:13
• 合計: 3:17

距離 10.4km 登り 237m 下り 242m

12:08 スタート地点
13:19 13:29 沼島
14:38 14:41 石仏山
15:25 ゴール地点

おのころ山頂で少し迷い20分くらい時間消費した。

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 船

南あわじ市灘の沼島汽船土生港から乗船10分で沼島港
汽船代は往復920円
土生港の駐車場は一日500円

コース状況／危険箇所等

島1周3時間30分程度で近畿自然歩道としてハイキング道が整備されている。
ショートカットの道もあり、船の時刻にあわせて行動すればよい。
ほぼ、半舗装路で道標もある。スニーカーで十分
子ども連れなどは道端のいたるところにイノシシ捕獲用のワナがあるので注意

その他周辺情報

灘黒岩水仙郷や南あわじ市の鳴門大橋付近の観光もできる。
諭鶴羽山の表参道の登山口も車ですぐのところにある。

写真

3/12 10:32

明石海峡大橋を渡り淡路へ

3/12 11:41

沼島汽船土生港
待合では野菜、果物などを直売している。
船は往復920円、駐車場は1日500円

3/12 11:42

11時55分発の「しまちどり」で沼島へ

3/12 12:08

乗船約10分で沼島港に到着

3/12 12:08

「しまちどり」
最大速力22.44ノット、旅客定員82名

3/12 12:11

さや状褶曲
ターミナルセンターに展示されている。
沼島の北端にある黒崎海岸で、 同心円状になった岩石発見された。約1億年前の地球のしわだ。
沼島は、淡路本島と異なり、中央構造線の南側に位置し『三波川帯』の結晶片岩類でできていて、これらは約1億年前の中生代に比較的高圧の条件で生じた変成岩
すじの入った石が島中の石垣などで見ることができる。

3/12 12:15

弁財天神社

3/12 12:16

沼島漁港
今日は波もなく、暖かでのどかだ。

3/12 12:19

連光寺
高台にあり、南海トラフ地震の際のにげ場所になっており、まちから誘導表示がある。

3/12 12:21

古民家のつばめの巣

3/12 12:24

沼島八幡神社へ向かう
階段は、神門から下42段が男坂、上33段が女坂

3/12 12:26

沼島八幡神社拝殿
創建は永享8年（1436）。
梶原景俊が石清水八幡宮の分霊を阿万八幡宮を通じて勧請したのが始まり

3/12 12:26

拝殿の中には、素敵な画がたくさん飾られていました

3/12 12:35

神社の裏の大樹の森へ
神社の森には、幕末のオランダ人シーボルトが学会で紹介したホルトの木（ユズリハモドキ）が生い茂り、県の環境安全地域に指定されています。南限・北限の植物も混生し、植物学者の牧野富太郎博士が、大きな関心を寄せた森

3/12 12:38

沼島は小さな島で今は四百五十人しか住んでいません。昭和の時代まで大変栄え四千人もの人々が暮らしていました。
子どもの人数が極端に少なくなり、昭和の頃は二百人を超えていた子どもが今は十人前後です。
どうぞ皆さんの力で少しでも多くの方々がご来島下さいますようお力添え下さい。
その時には「沼島の神社では無料で名前をあげて拝んでくれますよ。」とあなたのスマホで広めて下さい。
よろしくお願い致します。　宮司

3/12 12:44

おのころ神社へ坂をのぼる。

3/12 12:45

イノシシで困っているらしい。
ちなみにイノシシは泳ぎが得意
驚異の身体能力のスーパーアニマルだ

3/12 12:49

おのころ神社のイザナギノミコトとイザナミノミコトの石像
イザナギノミコトが持っているのが天沼矛（あまのぬほこ）
古事記によれば、伊邪那岐、伊邪那美の二柱の神は、別天津神たちに漂っていた大地を完成させることを命じられ、天沼矛を与えられた。伊邪那岐、伊邪那美が天沼矛で、渾沌とした大地をかき混ぜたところ、矛から滴り落ちたものが、積もっておのごろじまとなった。伊邪那岐・伊邪那美は結婚し、大八島（日本列島）と神々を生んだ。

3/12 13:00

おのころ山山頂
ハイキングコースから30メートルくらいはずれている。草ぼうぼう

3/12 13:12

ハイキングコースには四国八十八霊場めぐりの地蔵がある。

3/12 13:20

ハイキングコースから海が見えるところもある。

3/12 13:25

ハイキングコースから100メートルのぼったところにある東屋

3/12 13:31

展望の尾根歩き
遠くに見えるのが沼島灯台

3/12 13:34

アミダバエを見下ろす。
岩礁のことをバエという。
島の周囲は奇岩だらけ。漁船でめぐることができる。

3/12 13:37

やぶつばき

3/12 13:43

東屋

3/12 13:45

ホトケノザ
春だなあ

3/12 13:51

休憩所から下り、上立神岩へ向かう

3/12 13:52

中央にハートのくぼみがあり、恋人たちの聖地となっている。パワースポット。
イザナギ・イザナミの二神が、周囲をまわり、夫婦の契りを結んだ天の御柱がこの上立神岩だといわれている。

3/12 13:57

休憩所の上にも展望所があり、上立神岩が望める。
横に奇岩めぐりの漁船が見える。

3/12 13:57

展望所で昼食

3/12 14:08

南あわじのブーランジェリータニグチのバナナチョコチップパン

3/12 14:13

黄色のキク科の雑草

3/12 14:14

スイセンもあちこちに咲いている。

3/12 14:16

島の中央、沼島港から上立神岩へ向かう歩道の脇のピンクの葉桜

3/12 14:18

島の中央の歩道から沼島灯台のある石仏山へは、今日一番の登り
道端にはスミレが咲いている。

3/12 14:19

トンビがぐるりと輪を描く。

3/12 14:28

伏見稲荷を彷彿とさせるような黄色い鳥居が続く。

3/12 14:30

鳥居の先は、山の大神社

3/12 14:30

社の内部
山の大神の石碑、赤い祭壇の横にはお稲荷様もいらっしゃる。

3/12 14:34

ハイキング道には道標がよく整備されている。

3/12 14:38

石仏山山頂
沼島灯台
沼島の最高地点　標高117メートル

3/12 14:43

ハイキング道の横には、いたるところにイノシシ捕獲のワナが

3/12 14:45

八十八霊場の37番、岩本寺
八十八もあるので全部を見つけるのはたいへんかも

3/12 14:53

シシウドか、ハマウドか、アシタバか
とにかくハイキング道の横にモリモリと茂っている。

3/12 14:53

ノイチゴの花

3/12 14:59

再び沼島港のある島の南東側に戻ってきた。

3/12 14:59

淡路本島へ14：40の沼島港発の汽船が向かっている。

3/12 15:05

沼島港がみえてきた。

3/12 15:09

ふきのとうが一杯。

3/12 15:10

航路標識か

3/12 15:14

神明神社

3/12 15:15

沼島港に戻ってきた。

3/12 15:17

南あわじ市のマンホール

3/12 15:19

観音寺

3/12 15:25

沼島ターミナルセンター

3/12 15:31

山頂に沼島灯台が見える

3/12 15:42

「しまかぜ」
航海速力18.0ノット、旅客定員63名

3/12 15:42

15：50沼島港発の汽船で淡路島に戻る。
沼島はいいところですよ

撮影機器：

FinePix XP80 XP81 XP85 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 飲料 コンパス ガイド地図（ブック） ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

マルヒコ

急に暖かくなり、ぎっくり腰のリハビリを兼ね、淡路の沼島に行くこととした。
コースは半舗装で、楽々歩くことができお手軽ハイキング
太樹にある沼島八幡、くにうみ伝説のおのころ神社、ハートのくぼみのある上立神岩、黄色の鳥居が奇妙な山の大神社、白亜の沼島灯台など見どころが一杯ありました。
また、植生や地質についても、いろいろ違いがありおもしろいハイキングでした。