【城跡ハイク】後北条家流築城術に圧倒された「滝山城」探訪
東京都
awaya-daizen
体力度について
- GPS
- 05:43
- 距離
- 20.7km
- 登り
- 188m
- 下り
- 213m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
危険箇所なし。 ハイキングコースとしてはとてもよく整備されています |
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感想
えーと、滝山城跡をめぐる城跡ハイクへと行ってきました。
ヤマレコ的には滝山丘陵のハイキングコースである「かたらいの路〜滝山コース〜」の山行記録とした方がいいかもしれませんが、“お城男子”としましては、滝山城跡の散策がメインだったのでww
ともあれ、この日は気温が高くなる予想で、まさにそのとおりの日和になりました。当然、花粉の飛散量が凄いことになると思われましたので、短時間でサクッと行けるところにしよう…などと考え、以前から訪れようと思っていた滝山城跡に向かった次第です。
スタートはJR五日市線の東秋留駅で、まずは高月城跡を訪れました。
こちらの城跡は、滝山城と同じ加住丘陵に築かれておりまして、秋川と多摩川の合流点に面した高台といういかにも要害の地です。山内上杉氏の重臣で武蔵守護代の大石氏が滝山城を築いて移る前はこちらが居城だったもようです。
こちらの城跡は民有地のためむやみに散策することはできませんでしたが、それでも土塁や堀、そして本丸や馬出跡が残っており、なかなか見応えがありました。
そしてお次が本命の滝山城跡。
ハイキングコースのとおりに歩くと滝山城跡の搦め手から入ることになりますが、アタシは谷野街道を進んで加住丘陵を横切りまして（歩行者用スペースがないのでけっこう怖かった）、滝山街道へ出て大手方面から進みました。
滝山城は前述の大石氏が築いたそうです。
後北条氏の勢力が武蔵まで拡大してくると、大石氏は後北条氏に下り、滝山城は後北条氏の重要拠点として改修と拡張を重ねて、武田信玄の進軍も跳ね返した難攻不落の堅城です。
そして、そんな後北条家の築城術の粋が注ぎ込まれた遺構がよく残った素晴らしい城跡であるということは前々から聞いておりました。
で、実際に訪れてみますと…。
いや〜確かに素晴らしいのヒトコト。
詳細な散策記録はいずれブログでレポートするつもりですが、とにかく見応えがありました。
ガッツリと自然の地形を生かしており、堀は広くて深く、土塁は高く急角度。敵を跳ね返すギミックが、いたるトコロにこれでもか！ と現れます。
なによりもデカい！ 現地でもらってきたパンフレットによると、東西およそ900メートルにもおよび、平山城としては東日本最大級とのことです。
後北条家の本拠地はいうまでもなく小田原城ですから、この滝山城は重要拠点とはいえ本拠地ではないわけで、それなのにこれまでの巨大な城郭を構えられるというのは…後北条家の国力には唖然とするばかりです。関東の覇者なのはさもありなんですなぁ。
アタシは、戦国関東の勢力としては、反後北条の親小弓公方・親里見派なんですよ。しかしここまで国力を見せつけられると、コレじゃあ勝てないと思いましたね。
そんな巨大な城跡を、大はしゃぎで見て回ったため、時間はかなりかかりました。
城跡エリアを出て、残りの「かたらいの路」を進むころにはすっかりヘロヘロ。滝山丘陵最高点などは、あまりにボ〜ッと歩いていたため、気が付かずにスルーしてしまいました。
トレイルは国道16号に出ると終わり。かたらいの路としては小宮駅方面に向かうようでしたが、アタシは滝山合戦の際に武田軍が陣を敷いたといわれる拝島大師に立ち寄りましたので、ゴールは昭島駅になりました。
と、まぁサクッとどころか、20�劼鯆兇┐觜堋�になった次第。
それでも城跡はまだまだ見ていないトコがあるわけで…どんだけデカい城跡なんだと、ホント圧倒されました。
遅筆につき詳細レポートはブログにて
http://awaya-daizen.cocolog-nifty.com/zatsubun/
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