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Yamareco

記録ID: 4080243
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雪山ハイキング
志賀・草津・四阿山・浅間

高社山(よませ温泉スキー場)

2022年03月13日(日) [日帰り]
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GPS
04:05
距離
6.5km
登り
655m
下り
649m

コースタイム

06:31 よませ温泉スキー場駐車場
06:44 レストラン「あっぷる」/第5ペアリフト起点
07:01 第5ペアリフト終点(アイゼン装着) 07:04
07:34 第2クワッドリフト終点
07:55 第3高速ペアリフト終点 08:03
08:30 高社山 09:00
09:29 第3高速ペアリフト終点 09:32
10:24 レストラン「あっぷる」
10:37 よませ温泉スキー場駐車場
天候 くもり(稜線0℃〜2℃)、山頂および山頂直下西風強い
過去天気図(気象庁) 2022年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
■往路:都内(01:38)−首都高速−外環自動車道−<大泉JCT>−関越自動車道−<藤岡JCT>−上信越自動車道−信州中野IC−県道29号−志賀中野有料道路−国道292号−<一本木中央>−夜間瀬橋−よませ温泉スキー駐車場(05:45/292km)
 
■復路:よませ温泉スキー場駐車場(11:02)−夜間瀬橋−<一本木中央>−国道292号−志賀中野有料道路−県道29号−信州中野IC−上信越自動車道−<藤岡JCT>−関越自動車道−<大泉JCT>−外環自動車道−首都高速−都内(15:35/584km)

■駐車場:よませ温泉スキー場
マップコード:579 095 336*31
コース状況/
危険箇所等
■スキーゲレンデ−第3高速ペアリフト終点
登りはリフトが動く前だったので第3高速ペアリフト終点までゲレンデの隅を歩きました。(最初からリフトに乗ることは考えていませんでした)
ゲレンデ内で気温は0〜1℃、ピステンされている場所は沈みませんが少し外すとときに踏み抜きます。ピステンされている場所の雪質は硬く滑るので、この後の急登に備えて第5ペアリフト終点で12爪アイゼンを装着しました。
第3高速ペアリフト終点直下はかなりの急登(斜度33度)です。ピステンされて雪が締まっているので爪の短いチェーンアイゼンでは滑って登れないかもしれません。
帰りのゲレンデはボーダーやスキーヤーがたくさん滑っていたので、メインバーンは危険だと思いプロムナード(初級コース)を下りました。ビッグベアーまで下ったとき、アルペンの大会が始まったので、メインバーンに移動してコース脇を下りました。

■第3高速ペアリフト終点−高社山山頂
ピステンされているのはリフト終点までです。山頂へは踏み跡はありますが、多くの人が歩いた道のような踏み跡ではありません。
気温は0℃、朝は踏み抜きはありませんでしたが、日中はスノーシューの方がいいと思います。
10分ほど低樹林の山腹を登ると稜線です。稜線はブッシュなどが雪の下で歩きやすいです。鳥居なども雪の下で見つかりませんでした。
一枚岩を巻いた辺りから西風が強くなり山頂直下の急登では体を揺さぶる強風にチョット緊張しましたが、足場が悪くピッケルを取り出せませんでした。風が強いときは予めピッケルに替えた方が安全です。
山頂には方位盤や石祠、石碑、三角点などがあるはずですが、すべて雪の下でした。当初、西峰まで行くつもりでしたが、風が強くヤメました。
夜間瀬橋から国道403号線を登ってきました。よませスキー場の入口付近で見上げた高社山です。時間は5時半、星は全く見えないので曇り空のようです。
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夜間瀬橋から国道403号線を登ってきました。よませスキー場の入口付近で見上げた高社山です。時間は5時半、星は全く見えないので曇り空のようです。
スキー場の駐車場はきれいに除雪されています。明るくなった中野市の方面を見ていますが、残念ながら雲は厚いようです。
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スキー場の駐車場はきれいに除雪されています。明るくなった中野市の方面を見ていますが、残念ながら雲は厚いようです。
駐車所から見上げた高社山です。メインバーンのゲレンデと第3高速ペアリフトの終点が見えます。左に見える山頂は真っ白です。
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駐車所から見上げた高社山です。メインバーンのゲレンデと第3高速ペアリフトの終点が見えます。左に見える山頂は真っ白です。
駐車場に登山者らしき姿は見えません。宿泊者と思しき車はたくさんありますが、駐車場は半分程度の埋まりです。6時半を過ぎたので駐車場を出発します。
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駐車場に登山者らしき姿は見えません。宿泊者と思しき車はたくさんありますが、駐車場は半分程度の埋まりです。6時半を過ぎたので駐車場を出発します。
最初は車道を歩いて乙女ゲレンデに向かいます。さすがに豪雪地帯です。道路脇の雪がハンパないです。
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最初は車道を歩いて乙女ゲレンデに向かいます。さすがに豪雪地帯です。道路脇の雪がハンパないです。
レストラン「あっぷる」から左の第5ペアリフトに沿って登って行きます。
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レストラン「あっぷる」から左の第5ペアリフトに沿って登って行きます。
ピステンされた雪は硬く滑るので、第5ペアリフトの終点でアイゼンを出しました。豪雪の北信にスパイクアイゼンは失礼かと思い、12爪だけを持って来ました。
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ピステンされた雪は硬く滑るので、第5ペアリフトの終点でアイゼンを出しました。豪雪の北信にスパイクアイゼンは失礼かと思い、12爪だけを持って来ました。
スキー場を登ってくると志賀の山々が姿を現しました。笠ヶ岳はどこから見ても目立ちます。
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スキー場を登ってくると志賀の山々が姿を現しました。笠ヶ岳はどこから見ても目立ちます。
右手に見えるのは第3高速ペアリフトです。上に見えるリフト終点までゲレンデの左端を登ります。
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右手に見えるのは第3高速ペアリフトです。上に見えるリフト終点までゲレンデの左端を登ります。
メインバーンからチャンピオンコースへ登ってくると斜度は更に増します。気温は0℃、ピステンされた斜面は硬くアイゼンの爪はほとんど沈みません。
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メインバーンからチャンピオンコースへ登ってくると斜度は更に増します。気温は0℃、ピステンされた斜面は硬くアイゼンの爪はほとんど沈みません。
第3高速ペアリフト終点まで登ってきました。振り向くと志賀の山々です。左に志賀山、横手山が見えます。
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第3高速ペアリフト終点まで登ってきました。振り向くと志賀の山々です。左に志賀山、横手山が見えます。
南の方角にはチョット靄っていますが四阿山と根子岳です。
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南の方角にはチョット靄っていますが四阿山と根子岳です。
竜王スキーパークと焼額山のようです。奥には岩菅山がある筈ですが見えません。
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竜王スキーパークと焼額山のようです。奥には岩菅山がある筈ですが見えません。
スキー場を俯瞰しています。リフトは動き出しましたが、スキーヤーやボーダーは乗っていません。営業は8時からのようです。右手は山ノ内町のようです
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スキー場を俯瞰しています。リフトは動き出しましたが、スキーヤーやボーダーは乗っていません。営業は8時からのようです。右手は山ノ内町のようです
第3高速ペアリフトの終点から先、高社山の山頂方面には「自己責任」の案内板が立てられています。
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第3高速ペアリフトの終点から先、高社山の山頂方面には「自己責任」の案内板が立てられています。
リフト終点の登山口から低樹林の山腹を10分程登ると稜線です。ここで高社山の山頂が見えます。
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リフト終点の登山口から低樹林の山腹を10分程登ると稜線です。ここで高社山の山頂が見えます。
稜線のブッシュは雪の下です。西側の雪庇に気を付ければ歩きやすい稜線です。
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稜線のブッシュは雪の下です。西側の雪庇に気を付ければ歩きやすい稜線です。
一枚岩は稜線側を巻いて越えます。
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一枚岩は稜線側を巻いて越えます。
歩いてきた稜線を振り返ります。
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歩いてきた稜線を振り返ります。
高社山の山頂です。誰かが石碑を掘り起こしています。この石碑には見覚えがあります。たしか中野市長とか、三十五年なんたらかんたらとか、細長い石碑で頭しか見えていないので相当な積雪です。
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高社山の山頂です。誰かが石碑を掘り起こしています。この石碑には見覚えがあります。たしか中野市長とか、三十五年なんたらかんたらとか、細長い石碑で頭しか見えていないので相当な積雪です。
方位盤や石祠、石碑など、いろいろあった記憶がありますが全て雪の下です。
三角点はこの辺りかな、エアで...基準点名:高社山、等級:二等級 標高:1351.41m
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方位盤や石祠、石碑など、いろいろあった記憶がありますが全て雪の下です。
三角点はこの辺りかな、エアで...基準点名:高社山、等級:二等級 標高:1351.41m
高社山の西峰です。リッジが細くなっている場所もあります。風が強いので行くのはヤメます。
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高社山の西峰です。リッジが細くなっている場所もあります。風が強いので行くのはヤメます。
山頂の北側です。ウッドデッキの手摺りが辛うじて見えていました。下に見えるのは飯山方面です。
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山頂の北側です。ウッドデッキの手摺りが辛うじて見えていました。下に見えるのは飯山方面です。
北の方角です。曇り空のうえに靄っている感じです。鍋倉山辺りが見えているのでしょうか。
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北の方角です。曇り空のうえに靄っている感じです。鍋倉山辺りが見えているのでしょうか。
北西の方角には見にくいですが妙高山、奥は火打山、手前には斑尾山です。
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北西の方角には見にくいですが妙高山、奥は火打山、手前には斑尾山です。
西の方角には黒姫山です。奥は戸隠か西岳のようです。尖っている高妻山はぼんやりですが写真では見にくいです。
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西の方角には黒姫山です。奥は戸隠か西岳のようです。尖っている高妻山はぼんやりですが写真では見にくいです。
手前に雲仙寺山と飯縄山です。
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手前に雲仙寺山と飯縄山です。
木島平方面は風が強くないので、休憩のため少し下って山頂を見上げます。
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木島平方面は風が強くないので、休憩のため少し下って山頂を見上げます。
まだ新しいイグルーの残骸がありました。
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まだ新しいイグルーの残骸がありました。
さて下山をします。山頂直下は急登です。時間は9時、雪質は少し緩んできましたが、まだアイゼンで下れます。
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さて下山をします。山頂直下は急登です。時間は9時、雪質は少し緩んできましたが、まだアイゼンで下れます。
ここで稜線から分かれて山腹を下ります。分岐で見上げた高社山の東峰と西峰です。
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ここで稜線から分かれて山腹を下ります。分岐で見上げた高社山の東峰と西峰です。
山腹を下って第3高速ペアリフトまで下ってきました。この後ゲレンデ内を下るのは危険なのでプロムナードを下ってきました。初心者コースと書かれていますが車道に積もった雪をピステンしているようです。
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山腹を下って第3高速ペアリフトまで下ってきました。この後ゲレンデ内を下るのは危険なのでプロムナードを下ってきました。初心者コースと書かれていますが車道に積もった雪をピステンしているようです。
ビッグベアーではアルペンの競技が始まったので、第2クワッドに移動してゲレンデの端を下ってきました。第5ペア辺りで見上げたスキー場です。まだ10時、青空になってきました。
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ビッグベアーではアルペンの競技が始まったので、第2クワッドに移動してゲレンデの端を下ってきました。第5ペア辺りで見上げたスキー場です。まだ10時、青空になってきました。
駐車場まで戻ってきました。時間はまだ10時40分ですが駐車場は満杯です。
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駐車場まで戻ってきました。時間はまだ10時40分ですが駐車場は満杯です。
高社山の写真を撮るために信濃竹原駅にやってきました。ちょうど長野電鉄の車両「ゆけむり」が入ってきました。
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高社山の写真を撮るために信濃竹原駅にやってきました。ちょうど長野電鉄の車両「ゆけむり」が入ってきました。
長野電鉄長野線の信濃竹原駅辺りからの高社山です。
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長野電鉄長野線の信濃竹原駅辺りからの高社山です。

感想

前に高社山に登ったのは2019年8月21日、このときのレコは未完成のまま下書きに眠っていた。このときは谷厳寺から西尾根を登ったが、期待していた北から西側の展望は全く得られなかった。

雪の高社山は北信五岳の展望を期待して、だいぶ前から計画に入っていた。
ルートは赤岩(谷厳寺)からを予定していたが、最近読んだねぎまさんのレコで、「豪雪地ゆえ、冬はよませスキー場コースをお勧めします」とあった。もっとも標高を買うお金があったらビールを買ってしまうアルツハイカーにはリフト3本なんてとても無理...往復歩いた。

週末の天気は土曜日が好天、日曜日は後半崩れるかもしれない。
しかし疲れていた。2時に目覚ましを掛け22時に寝たのに、起きたのは10時を過ぎていた。ベランダからは青空が広がっていた。
しかたがない、荷物は車には積み込んであるので日曜日に行くことにした。

スキー場の駐車場に着いたときから上空はどんよりと曇っていた。それでも山頂では何とか北信五岳が見えたが、春霞のせいか写真は散々なものだった。
ゲレンデにはボーダーやスキーヤーはそこそこいて、大会も開かれていてまあまあ盛況だったが、登山者は山中見かけず、下山時にすれ違ったご夫婦1組のみ、リフトから降りてスノーシューで山頂へ登って行った。

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