(西三河)南山・八間岩、多目的岩登り訓練
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2014年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
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コース状況/ 危険箇所等 |
先日の大雪のため、八間岩近くの林に太い枝が何本も折れて落ちていた。 |
写真
感想
ソチオリンピックの女子フィギアを見てから、鈴鹿の「氷」に慣れようか?南山で岩のトレーニングにしようか?と迷ったが、いろいろと課題が多い「岩」のために南山に向かった。
家を5時半過ぎに出てコンビニで行動食と朝食類を仕入れた。
西中金に近づくと日陰の斜面には雪が見られた。やっぱり、かなり降ったんだね。
男岩で足慣らしをしたあと、フリクションノットを利用したソロシステムのアイデアを試したが…残念ながら上手には出来なかった。これが出来れば気持ちが落ち着くのであるけれど。
女岩に場所を移動して、いつものように足慣らしをした。
きょうはクライミングシューズが調子がよくて小さなスタンスにも立てた。
次に新しい登山靴でアイゼンを付けずに登ってみた。
岩登りは今回が初めてであるが、昔のドロミテのマジョールのように小さなスタンスにも立てた。さすがにビブラム底が新しい靴は抜群の威力だ!やっぱり私にはクライミングシューズよりもこういう登山靴の方が岩には向いている。アルパインスタイルということかも知れないけれど、ゴムがすり減るのですぐに止めておいた。若いときよりもケチになっている自分を感じた(笑)
次に先日は踵が浮いてしまったアイゼントレ。
今回はインソールを入れたのでほぼ問題がなくなった。ただし、右足はいいが左足の踵が少し浮く。インソールの調整で見通しはついた。あと1回の調整で岩の本番でも疲労少なく立てるだろうし、氷を再開してもガンガン登ることができる見通しがついた。
いい感触の女岩をあとに昼過ぎに八間岩に移動。
八間岩に登る山道に大きな枝がバッサリバッサリ落ちていた。
最初は落雷か天狗かなんかか何だろう?と思ったがすぐに大雪が原因だと分かった。枝が折れるほど降ったということか。それにしてもすごく太いクスの大枝までものが折れていた。
岩の頂上に上がりランチタイム。光がまぶしい。こういうのを光の春というのだろう。風は冷たいが陽は暖かい。好きなエーデルワイスの歌詞が頭の中に流れる。
本日の目的であるダックスのアブミのテストと自作アブミの長さの検討のために、正面壁ルートを登った。ここを登れば色々と問題が見えるはず。
やっぱり若い時のような登り方は到底できなかったが、前に来たときよりも要領よく登ることが出来た。
ダックスのアブミは見た目よりもよく出来ていると思った。2本ともこれを改造すればいいかも知れない。ただし、休憩スタイルのときに膝がアブミの段に入らない。これは構造的に仕方ないかも知れない。その変わりにレスティングフィフィを多用することになる。それはそれでいいと思った。ただし、底の固い靴でないとレスティングフィフィを多用すると靴がすぐにボロくなる。
レスティングフィフィは、今回長いものを作ってもってきたが威力はバツグンだった。これでかなりの人工登攀のルートを登ることができる自信がついた。やっぱり年齢による筋力と体力の衰えと技術力の不足は道具に頼るしかない。
本日は盛りだくさんの課題だったが、ソロシステムだけが不調だった。他はなかなか成果があった。
なんとか私なりのソロシステムを作りたいけれど、かなり先は遠いかも。
どちらにしても、きょうは来てよかった。
不思議に家に帰っても眠くならなかった。
↓八間岩での空中懸垂の動画
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