八方BC


- GPS
- 04:00
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 326m
- 下り
- 1,330m
コースタイム
天候 | ガス、一瞬晴れ、強風(尾根沿い) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
昨日の栂池〜鵯〜若栗とは打って変わって、八方はガスの中。また強風。雪はカリカリ。
宿にいる時から山頂はガスの中は分かっていたけど、取り敢えず行ってみる。車を二俣に一台デポして八方のスキー場へ。
リフトに乗ってるとガスが消えたり、ガスってたり。思ったよりガスが薄い。これなら行けそう。
シールを履いて登行。
相変わらず、ここの稜線は風が強い。
パートナーがこの辺りがガラガラ沢のテッペン。って言ってた所まで歩いて、そこで準備。一瞬風が止む。
が、カリカリのバーン。
ここで私が余計な事を。もう少し左へトラバースしてからドロップインした方が傾斜が緩くていいんじゃないか。と言ったのが悪かった。
ガラガラ沢と無名沢の間の沢だか尾根だか分からない所を滑る。途中でガラガラ沢へ戻ろうとしたが、崖で無理。
ガスもどんどん濃くなるし、カリカリなので、殆ど横滑りで高度を落とす。
少し滑ってはGPSで現在地確認。
核心だと思われる大滝の場所を確認。
このまま沢床に着くと大滝の上部。そこを気を付けないと、と2人で確認し合う。
しかし、スキーだとちょっと滑っただけで、かなり距離を稼いでしまう。
滝の音が聞こえる。あれ?もう滝上!?
もう一度GPSで確認。もう滝上だ。
少し登り返して、この滝をどうやって巻くか辺りを見渡す。が、ガスガスでよく見えない。
数年前無名沢を滑った時はもう少し上から巻いたような気がする。
ザックに板を着けて、目の前の雪壁を登る。見渡すが降りれそうもない。更に細い尾根が続くので、ザックを置いて偵察。
ブーツでの登攀は慣れてなく、歩きづらいと思いながらリッジ上を歩くとその先に巻けそうなルートを発見!!
そうだそうだ!無名沢へ行った時もここ通ったわ!
相方の所に戻りOKサインを出す!!
よっしゃ!コレで帰れる!!
ここからはデブリの嵐。雪崩地形なので、さっさと降りたいがデブリの上だと滑りずらい。。途中で板担いで抜ける。最後の渡渉(今回は雪が繋がってた!)を終え、安全地帯で休憩。
この時はめちゃくちゃホッとした。
最後は長い林道を滑って終了!
今回はアドベンチャーな感じで奮闘系。体感6、7時間の山行だと思ったら4時間くらいだった!?
次はもう少しマッタリ系で行きたい。
強風故障メンテナンスで運行が遅れた前日行く予定だった八方へ
本日は通常運行。
天気はまずまず、風はそれなり、1,500m位が雲ライン。
なんとなく良くはないのを覚悟して北面への冒険の始まり。。。
ガラガラ沢へ行けば南滝を通過しなくて済むけど、奥の沢へ。雪は固めで横滑りで降りる。
ガラガラ沢をのぞくもドロップが出来ずにそのまま標高を落とす。ガスの中へ。
縦溝とデブリもありなんとか降りるだけ。
GPSを確認しながら沢底へ、いつの間にか南滝の真上に来てた。
滝の音がゴウゴウと不気味、視界もあまりない。
相方が先頭で急斜面を登り返し。なんとか滝を巻いた。事故も起きてるようで、かなりヤバい状況だった。。。(この頃から視界あり)
下を見てもデブリだらけ。
デブリをいくつも越えてなんとか安全地帯まできて、小休止。
帰りの林道もストップ雪で滑らない。
あー、戻って来れて良かった!
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