鎌倉街道上道 その12（高座渋谷〜俣野公園）

2022年03月27日(日) [日帰り]

• GPS: 03:09
• 距離: 9.6km
• 登り: 24m
• 下り: 33m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:32
• 休憩: 0:36
• 合計: 3:08

13:58 高座渋谷駅
14:07 14:07 下和田左馬神社
14:19 14:29 本興寺
14:49 14:52 飯田神社
15:06 15:11 無量寺
15:22 15:25 三柱神社
15:39 15:41 美濃口家長屋門
15:49 15:51 下飯田左馬神社
15:58 16:01 富士塚公園
16:09 16:15 琴平神社・東泉寺
16:54 16:56 相州春日神社
17:06 俣野公園・横浜薬大前BSゴール地点

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

スタート：小田急江ノ島線　高座渋谷駅
ゴール　：神奈中バス　俣野公園・横浜薬大前BS

写真

3/27 13:58

高座渋谷駅を出発

3/27 14:06

街道に向かう途中の下和田左馬神社。境川沿いに祀られるサバ神社の一社

3/27 14:09

神社横の坂路には下和田のケヤキ。樹齢約500年とか

3/27 14:16

いちょう団地を抜け、いちょう団地前交差点へ。ここで鎌倉街道に合流

3/27 14:19

交差点を直進し、日蓮宗別格本山本興寺に立寄り。冠木門が珍しい

3/27 14:20

参道脇には3基の題目塔が並び

3/27 14:22

天明五年(1785年）に建てられたと云われる仁王門をくぐると

3/27 14:24

明治4年(1871年）に再建された本堂へ

3/27 14:24

本堂唐破風下の彫刻が素晴らしく一見の価値あり

3/27 14:39

いちょう団地前交差点に戻り、せせらぎ緑道で鎌倉街道を南下

3/27 14:40

生垣の裏に明和九年(1772年）の題目塔がありました

3/27 14:42

せせらぎ緑道の先、交差点左手前には元治元年（1864年）の甲子塔。日蓮宗本興寺との関わりがあるらしい

3/27 14:49

いちょう団地入口交差点の先に飯田神社。こちらも左馬頭源義朝を祀るサバ神社の一社

3/27 14:51

飯田神社の鳥居前には、

3/27 14:52

たくさんの石仏・石塔が並びます

3/27 15:06

長後街道手前には長寿院無量寺。寺伝によれば文禄二年(1593年）の開山

3/27 15:09

境内には一遍上人52代の名号碑と元徳年間に造立されたとされる板碑が並ぶ

3/27 15:22

長後街道を過ぎ、鎌倉街道から東へ小道を上がると天神社、日枝社、神明社を合祀した三柱神社

3/27 15:24

社殿横には2基の庚申塔があり

3/27 15:24

文久元年（1861年）の庚申塔は道標も兼ね「此方かしを道」と読み取れる。反対側は「此方大山道」

3/27 15:31

街道に戻り5分ほど歩くと街道沿いに宮崎家の立派な長屋門

3/27 15:34

ここから自販機右側の小径に入ると

3/27 15:36

どことなく昔懐かしい道へと変わり

3/27 15:38

路地には嘉永元年（1848年）の庚申塔も

3/27 15:40

その先には美濃口家の長屋門。美濃口家は代々名主を勤め、本興寺を鎌倉から上飯田に移した大檀那だとか

3/27 15:48

下飯田の左馬神社鳥居前には庚申塔などの石塔が並ぶ

3/27 15:49

下飯田の左馬神社。本日3社目の左馬神社だ

3/27 15:58

富士塚公園に立つ富士塚城址碑。平安末期にこの地を治めていた飯田五郎家義の館があったと云われる

3/27 16:09

富士塚公園から10分ほどで琴平神社へ

3/27 16:09

東泉寺の鎮守として水難守護治水の神である金比羅神を祀って建立されたとされる琴平神社。すぐ右手が東泉寺

3/27 16:13

東泉寺。左の薬師堂には飯田家義が信仰し、鎌倉にあった永福寺から勧請した薬師如来像が祀られているそうだ

3/27 16:11

境内には飯田家義の戒名「薬王院殿家興順能大居士」が刻まれた供養塔（左）がある

3/27 16:14

天明三年（1783年)建立とされる山門には、平成5年の修復時に天明の飢餓や浅間山の噴火の様子などの書付が多数発見されたとか

3/27 16:21

東泉寺から先は境川遊水池公園沿いの道を進んだが

3/27 16:29

和泉川沿いの遊歩道は桜並木となっており、こちらを歩くべきだったと後悔

3/27 16:35

少年野球場のトイレ近くから遊水池沿いの道を離れ、丘に向かう

3/27 16:39

三差路に立つ3基の庚申塔

3/27 16:40

明治満百年と刻まれた庚申塔は道標も兼ねている

3/27 16:45

緩やかに少し坂を上がると2基の庚申塔。新しい庚申塔は右の庚申塔を復刻したもののようだ

3/27 16:50

2基の庚申塔の正面。少し狭い坂道を上がると

3/27 16:51

つい見上げてしまう桜の巨木

3/27 16:53

その先、柵の中にたくさんの鹿が遊んでいた。春日神社神鹿苑の神鹿だ

3/27 16:56

すぐ先が相州春日神社。ゴールのバス停はもう目の前だ

3/27 17:02

俣野公園沿いに進めば横浜薬科大学正門。ドリームランド時代のホテルエンパイヤは現在、図書館等となっているとか？

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

コロナウィルスまん延防止等重点措置の発出により再中断していた上道ウォーキングを3ヶ月ぶりに再開。外出自粛でメンバーの足も衰えているのではと距離を10km程度に短縮して実施した。
今回のコースも前回に引き続き境川沿いに歩くのだが、上飯田/下飯田地区には鎌倉時代の文化・史跡が色濃く残されていると感じた。
中でも鎌倉幕府を開いた源頼朝の父で左馬頭義朝を祀ると云われる左馬神社（サバ神社）は境川中流域に12社が存在すると云われ、いつ頃勧請されたものなのか、なぜこの地域に集中しているのか、社号が「鯖」や「佐波」と異なるものがあるのはなぜかなど謎が多いと云われる。
今回も3つのサバ神社を訪れているが、近隣12社のサバ巡りも面白そうだ。