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記録ID: 411662
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ハイキング
霧島・開聞岳

開聞岳を見上げて春キャベツ育つ

2014年02月20日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:00
距離
7.2km
登り
759m
下り
742m

コースタイム

登山口0950ー二合目1010ー三合目1015ー四合目1030−五合目1050−六合目1105−七合目1125−八合目1140−九合目1150−山頂1205 休憩〜1245発ーーー登山口1450
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2014年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自転車
JR枕崎線山川駅(最南端の有人駅)から自転車2時間。またはJR枕崎線開聞駅から徒歩30分
コース状況/
危険箇所等
登山ポストはなし。途中トイレがないので麓の広場で済ませて置く。登山口から五合目まではスコリアの上を歩く快適な登山道、暑い時期はかなり蒸れるかも。6合目からは岩がちになり8合目以上は岩の上を慎重に踏んで行く。軽々な足ごしらえは危険。ザックもしっかりフィッティングすることが必要。頂上は狭く混雑期はお弁当を広げるのに苦労しそう。
ピラミダルな独立峰、薩摩富士「開聞岳」です。春キャベツ収穫最盛期でした。
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ピラミダルな独立峰、薩摩富士「開聞岳」です。春キャベツ収穫最盛期でした。
前日は桜島冠雪。本日(2月20日)は桜真っ盛り。桜のアーチと絨毯が登山口まで続きます。
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前日は桜島冠雪。本日(2月20日)は桜真っ盛り。桜のアーチと絨毯が登山口まで続きます。
品種はわかりませんが、我が地元の河津桜と思っておきます。
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品種はわかりませんが、我が地元の河津桜と思っておきます。
二合目が登山口。おなじみのこの看板。
実際足のこしらえが甘いと大ケガにつながります。救難ヘリのピックアップポイントが2〜3か所あります。
二合目が登山口。おなじみのこの看板。
実際足のこしらえが甘いと大ケガにつながります。救難ヘリのピックアップポイントが2〜3か所あります。
踏み跡が深い浸食となっているのはこの山の人気を現しています。申し訳ない気持ちを抱きつつ進みます。畏敬の念を忘れてはいけません。
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踏み跡が深い浸食となっているのはこの山の人気を現しています。申し訳ない気持ちを抱きつつ進みます。畏敬の念を忘れてはいけません。
火山らしく、足下はスコリア主体。快晴の常緑広葉樹林帯は初夏のようです。さすが南国。
火山らしく、足下はスコリア主体。快晴の常緑広葉樹林帯は初夏のようです。さすが南国。
五合目に展望デッキ。かつて殿下も行啓されたということで良く整備された”あと”があります。
五合目に展望デッキ。かつて殿下も行啓されたということで良く整備された”あと”があります。
六合目以降は岩がちになります。時に根に捕まり四つんばいになりハイキング気分とはおさらばです。しかしながらこの眺望!がんばれます。
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六合目以降は岩がちになります。時に根に捕まり四つんばいになりハイキング気分とはおさらばです。しかしながらこの眺望!がんばれます。
開聞岳は二層型火山。このあたりは溶岩円頂丘安山岩帯です。技量未熟な私は不規則な足運びに、もうイライラしながら登ってゆきます。
開聞岳は二層型火山。このあたりは溶岩円頂丘安山岩帯です。技量未熟な私は不規則な足運びに、もうイライラしながら登ってゆきます。
東シナと頴娃(エイ)町の海岸線。勝手に砂蒸し風呂を想像します(山頂付近寒風が吹き抜けています)。
東シナと頴娃(エイ)町の海岸線。勝手に砂蒸し風呂を想像します(山頂付近寒風が吹き抜けています)。
登山ガイドに必ず載る九合目付近の梯子段はこれです。上から見下ろしています。
登山ガイドに必ず載る九合目付近の梯子段はこれです。上から見下ろしています。
山頂に到着。混雑時にはゆっくり休むのは難しいでしょう。かなり狭く平坦な場所もありません。お弁当を広げるより行動食をこまめに補給しつつ登り降りするのが現実的です。
山頂に到着。混雑時にはゆっくり休むのは難しいでしょう。かなり狭く平坦な場所もありません。お弁当を広げるより行動食をこまめに補給しつつ登り降りするのが現実的です。
後背に水深200を超す池田湖を遠望します。山頂からの眺めはそれほどではありません。
後背に水深200を超す池田湖を遠望します。山頂からの眺めはそれほどではありません。
五合目展望デッキに戻ってきました。ベンチはここだけだったと思います。
ちなみに花粉症全開ですっかり気力を失くしています。
五合目展望デッキに戻ってきました。ベンチはここだけだったと思います。
ちなみに花粉症全開ですっかり気力を失くしています。
日差しを背に受けながら樹林帯を下ってゆきます。案内板の注意書きにあるように、陽が傾くと暗くなるのがかなり早いようです。コースアウトはありませんが足下が見づらく危険は増します。
日差しを背に受けながら樹林帯を下ってゆきます。案内板の注意書きにあるように、陽が傾くと暗くなるのがかなり早いようです。コースアウトはありませんが足下が見づらく危険は増します。
二合目登山口に到着。下ると気持ちの良い芝の広場がありますので休んで行くのもいいでしょう。
二合目登山口に到着。下ると気持ちの良い芝の広場がありますので休んで行くのもいいでしょう。

装備

個人装備
ヘッドランプ
予備電池
1/25,000地形図
1
ガイド地図
1
コンパス
1
1
筆記具
1
保険証
1
飲料
1
ティッシュ
1
三角巾
バンドエイド
1
タオル
1
携帯電話
1
計画書
雨具
1
防寒着
1
ストック
1
水筒
1
時計
1
非常食
1

感想

2月20日、昨日まで停滞していた寒冷前線が抜け、一転春それも春真っ盛りとなりました。

麓では春キャベツの収穫最盛期。菜の花の間をモンシロチョウが飛び交っていました。

満開の桜の出迎えを受け、常緑照葉樹林帯を歩く初夏と勘違いしそうなほどです。

100名山の雄開聞岳は蒼穹に頂上を突き上げ、薩摩隼人の意気を現しているかのようです。

実際女性的な優しさはななく頂上付近は岩山の態です。軽々な装備では登らない方がよいでしょう。

七合目を過ぎたあたり眼前に広がる東シナ海上に視程が良ければ種子島、屋久島が望めます。この景色にくらべると頂上からの眺めはさほどでもありません。見下ろす池田湖は水深200mを超える地質学上も貴重な名湖なのですが。

山頂はさすがに二月の風が吹き抜けていました。

 六合目より下は陽が傾くにつれ急速に暗くなるようです。早めの山行計画を。

 開聞岳を見上げて育った春キャベツが出荷先に春の便りを届けるのでしょう。良い一日でした。



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