表妙義 1週遅かったアルパイン 奥の院上で撤退


- GPS
- 05:59
- 距離
- 2.1km
- 登り
- 392m
- 下り
- 384m
コースタイム
40m1ピッチ 1回
12:30 奥の院 ー 14:00 妙義神社
天候 | 小雨 時々 みぞれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
気温が高く、湿雪で平均ヒザまで、時々腰までの残雪、ラッセルあり 倒木、折れ枝 大変多い 人の踏み跡は大の字への途中まで、ルートファイはシビアに。 |
写真
感想
2月の1回目の雪の後、雪が付いたらどうなるか見たいと思った妙義周辺。
無雪期にアイゼンが引掻いた跡が気になってました。
鎖が埋まったり、岩場が凍ったりしてたらと、色々備えて行きましたが、
週末からの暖かさで、雪はズブズブの湿雪、鎖はほぼ露出、濡れた岩場
手こずったのは、湿雪のラッセルとルートファインディングでした。
7:30 表妙義 道の駅到着も小雨続きで、8:00過ぎまで様子見するも、変わらないので行く。
寒くないけど、完全冬装備にハーネスでスタート
妙義神社裏、人が入った後が複数あります。昨日より前のようだ。
やはり、変わった人はいるもんだと、踏んでいきます。
神社周辺、湿雪踏み抜く事多く、沢からの上りでは、はまりました。
その上は、折れ枝や落葉でびっしり。
しばらくすると、大規模な倒木がふさいでます。
表妙義の登山道(点線ルートも含み)は、唯一のルンゼ状の弱点をついて出来てますので
外れると必ず行き詰ります。
なので、倒木を越えて行きます。
そこからしばらく上がったところで、踏み跡が拡散して広がってます。
今日は、低い枝のテープや岩のペンキが所々見えるので、
それらと辺りの地形から、ルンゼ状の方向へ絞って行きます。が
人の踏み跡は消えました。四つ足のが時々、それらしく現れたりします。
妙義の鹿?見たことないな。熊注意なのでいるんでしょうが。
大の字の尾根へのルンゼ、沈むんでなかなか上がれません。
何箇所か鎖場あるはずですが、最上部以外は雪の下。
斜度もそれなりですがズボズボなのでアイゼンは不要。
大の字の尾根、無雪期40分で行くところ2時間掛かってる
本日、相馬岳、天狗岳の稜線へは出るつもりでしたが、ここで無利だろうと思う。
ここで、アイゼンつけてます。それから、いつものように大の字へ
本日の手袋は、ワークマンの保温機能付きゴム手(390円)
湿雪ラッセルではいい働きでしたが、濡れた鎖は厳しい。滑る。
それから、奥の院方面へ、湿雪ラッセル。
中間道と稜線方面の分岐、”辻”、”キケン、上級者コース”のペンキがある岩も雪の下、
どころか、腰まで埋まります。
鎖場等は濡れてるだけですが、この沈みには参りました。
3時間以上かかって、ようやく奥の院到着。
稜線あきらめて、ロープトレに切り替え。
露出している杉の大木の根に2箇所から、下のアンカーをとります。
ロープのフリー端側にシャントでバックアップ。
これがけっこう抵抗あり、ロープ出しが重い。
中間ランナーは、鎖では動くので、鎖アンカー部へ。これは10mピッチで、空きすぎだけども。
最上部の鎖支点を上部アンカーとして、懸垂で降ります。
今日は他に誰もいないので、時間かかっても邪魔にならないと、
ロープ引き上げ、上りと下りの切り替えなど、岩場(鎖場)の中間でします。
戻りは、気温が上がったようで、自分のふみあと辿っても沈みます。
2回、大きくはまって転びました。
すごく、湿ってるので、冬靴の中まで浸透し始めています。
ようやく妙義神社、6時間もたってます。
腰は90%で行って、90%で戻った。
来週はコルセット外せます。(汗
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