焼肉竹の親父の山歩記 権現山・遠見山(岐阜県) 山と地元の人が温かく迎え入れてくれた


- GPS
- 05:04
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 597m
- 下り
- 591m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2022年03月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
前々から気になっていた岐阜のグランドキャニオンと称されるこの山域をやっと訪れることができました。
全体的にとても良く整備され、しかもテラスやベンチ、木の階段、案内板など、まだ新設されてから日が経ってなくて地元の人たちの並々ならぬ力の入れようが散見されました。
登山者に好意的で歓迎されてるのがヒシヒシと伝わって来て、あちこちに無料駐車場も設置していただいています。
これから益々人気が出てくる予感がします。
川を挟んだ両側に権現山と遠見山があり、まず距離が長く高い方の権現山から登りました。
前半、お寺までは400段ほどの石段。
そのあと林道を少し歩き、山道へと続きます。
比較的緩やかで歩きやすかったです。
頂上からちょっとだけ足を伸ばすと、この山のもう一つの名前ともなっている御嶽山が見える場所と、金華山や伊吹山まで見渡せる絶景の綺麗なテラスがあり、ぜひ立ち寄りたい所です。
一旦下山して橋を渡って元の道を戻り、ちょっとロマンチック、異世界に行くような雰囲気のJR線路下の小さなトンネルを潜ってすぐに遠見山の山壁に取りつきます。
権現山が長閑な山だったのに対し、こちらのいきなりの細く急登な岩山は荒々しく感じました。
それでも200メートルそこそこの超低山。
20分もすれば尾根に辿り着き、尾根筋をゆったりと散策できます。
見晴らし岩からの展望はここが日本かと思わせるほど、まさに写真で見るグランドキャニオン。
蛇行した飛騨川の何百万年もの水の流れが、岩肌を削り、この断層や大自然を形成してきたことが伺えます。
その表層に生活を営む人たち。
まるで小さな道にミニカーが走り、家や畑がミニチュアのようにそこにありました。
下から見ていたカッコ良い岩場を歩くと、割と人が歩いているのかルートも分かりやすく、そこそこ先端まで行けました。
ただ、両側が切り立った絶壁ですので、一部細いところなど慎重にいかなければなりません。
蛇足ですが、下山に入った時、もう夕刻になろうとするのに今上がってきたばかりの山ガール2人とすれ違い、道端に寄り待機していると、「ありがとうございます」の声とともになんとも清々しい透き通るような笑顔で挨拶してくれた姿が沁み通るように網膜に拡がりました。
そんなこちらの心まで温かくしてくれる優しい笑顔は、本当に今の暗い世の中を明るく照らし、最も必要なものだとあらためて感じました。
ただ私が笑うと、ただの変人か、怖い親父に見えるのでしょうが😅
そうして地元の人たちは元より、これからも多くの登山者に愛される山を後にし、充実感いっぱいに帰路につきました。
コメント
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岐阜のグランドキャニオンと称されるこの2座、
私も気になり車のナビにも登録している場所です。
是非ともこのレコを参考にさせてもらい、近いうちに行きたいと思っています。
アップありがとうございます。
いつもこちらが色々教わってるのに、今回はちょっとでもお役に立てたのなら嬉しいです😃
とてもとても、200メートルそこそこの山とは思えぬ美しい景観でした。
是非是非お出かけくださいませ🚙
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