残雪の三室山は苦行の山

2022年03月29日(火) [日帰り]

• GPS: 06:48
• 距離: 7.4km
• 登り: 802m
• 下り: 786m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:42
• 休憩: 1:03
• 合計: 6:45

8:29 スタート地点
9:10 9:15 登山口(標柱)
11:59 12:51 三室山
14:31 14:37 登山口(標柱)
15:14 ゴール地点

天候

曇り

コース状況／危険箇所等

雪の三室山は、植樹林の急坂でのルート取りが難しい。
今回、初めて残雪期に登りましたが、何回も融雪と凍結を繰り返した斜面は、ルーファイに手古摺り、ペースが上がらず疲れました。
下山時には雪が腐っていて、急斜面では滑落、緩斜面では落とし穴に嵌り、これまたスローペースでの下降となりました。
GPSは必携です。

写真

ルート地図

3Dルート図

3/29 8:27

三室高原入り口

3/29 8:29

残雪の欠片もなし

3/29 9:10

標高約850mの登山口も雪はなし

3/29 9:17

分岐は植林コース（尾根コース）へ進む

3/29 9:36

標高約950mでようやく雪道になったのでスノーシューを装着

3/29 9:36

3/29 10:26

急坂になると、ルート取りに悪戦苦闘してなかなか標高が上がらない。

3/29 10:48

杉林から落葉樹林に変わると雪がなくなった。

3/29 10:56

「山頂まで30分」とあったが、結局ここから1時間かかった。

3/29 10:58

再び杉林になり、雪道に戻る。
傾斜がきつくなったのでアイゼンを装着。

3/29 11:09

ザラメの締まった雪なのでアイゼンの歯が小気味よい。

3/29 11:11

ようやく気持ちいい雪山の雰囲気になった。

3/29 11:26

しばらく残雪の春山の雰囲気を味わいながら歩いていく。

3/29 11:34

鎖場は左側から迂回する。
急斜面のトラバースがつづくので、慎重に進む。

3/29 11:37

登りは雪が締まっていたが、下山時は雪が緩んでいて、この辺りでアイゼンの歯が滑って10mほど滑落。この山はピッケルが必要だ！

3/29 11:39

稜線まであとひと踏ん張り！

3/29 11:51

稜線に上がると山頂へのプロムナード。
ここが一番気持ちがいいところだ。

3/29 11:53

3/29 11:58

山頂が近づく。

3/29 12:03

ようやく山頂に到着し、氷ノ山をバックに記念写真。
山頂標識、三角点標柱とも完全に露呈。

北側の眺望。

3/29 12:05

氷ノ山をアップ。

3/29 12:05

山頂避難小屋も何とか識別できた。

西側の眺望。

3/29 12:04

天児屋山と沖ノ山

3/29 12:04

東山とくらます

3/29 12:51

大通峠への天空回廊は、残念ながら雪が溶けて笹原が見えていたので、周回を諦めて同じ道を下山。

後山連山を見ながら下降。
このあと、緩んだ雪に悪戦苦闘しながら下山した。

撮影機器：

COOLPIX S9700 ニコン

感想

mo-san

当初、鳥取県の東山（とうせん）を予定していましたが、国道29号が、戸倉峠手前の雪崩による通行止めで通れないことがわかり、急遽三室山に変更しました。
今年は雪が多かったのでもう少し残雪があると期待していましたが、標高1000m近くからようやく現れた雪は、融雪と凍結を繰り返して不安定になっていて、思うように歩けませんでした。
そして、山頂から大通峠への天空回廊は、残念ながら、すでに笹原が現れていて下降を断念。
残雪期の三室山は要注意です。