西野々から焼山・平戸を経て鳥屋へ
- GPS
- 04:22
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 888m
- 下り
- 895m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・焼山登山口から焼山頂上までは迷うところはありません。 ・焼山頂上から平戸集落までは破線ルートです。 ・特に焼山頂上直下は全く道のないルートを取りました。 |
写真
感想
昨年5月に登った鳥屋から焼山への破線ルートを逆に行ってみる事にした。前回は柏原ノ頭の巻き道を見落としたという事、焼山山頂へは尾根を直登した方が安全ではという事の二つの宿題を残した。
橋本駅発三ヶ木行のバスも三ヶ木発月夜野行のバスも満員。ヒルが出る前に丹沢を、と皆も思っているのかもしれない。焼山登山口では10名強。山頂までは東海自然歩道なので立派に整備されている。ただ台風後の急な新道部分は霜で若干滑った。
さて山頂からが本番だ。登山地図では山頂より南西にある鳥屋分岐から巻き道を行くようになっているが、去年はそこで苦労した。他の方も苦労しているようで、山頂から直接東尾根(仮称)を辿る例もあり、今回はそれを試す。陽は出ているが、慎重にGPSとコンパスで尾根を選ぶ。踏み跡は見当らない。60度は越えている砂地の斜面を、身体を横にして降りた。
まだ朝9時で体力も充分にある。無理なら登り返して元の道を降りれば良い。時間と体力に余裕を持つ事が、こういうバリエーションルートを試す時には重要だと実感して降りた。
20分程で漸く傾斜が少し軽くなった頃、倒木の間に赤テープが見えた。その形態から、林業用とも思えない。高度に沿って踏み跡があり、その先にも赤テープがもう一つある。そこへ行くと、植林と広葉樹林の間に赤杭と赤テープが続き、人のものらしい踏み跡も確認できた。いずれにせよこの尾根を降りれば登山道と合流するのは間違いないので、そのまま進んだ。
漸く右手から道が見えてきた。神奈川県の道標まで現れた。道はしっかりと尾根の南側を巻いている。右手には雪化粧した丹沢の山々が見える。その先はエンナミの頭まで明瞭な道だった。前回はエンナミの頭から柏原ノ頭までの巻き道を見逃したが、今回は見つけた。エンナミの頭にある麓の分岐点は、下から見れば、意識しないと登ろうとは思わないような明瞭な分岐だった。そこから柏原ノ頭までは崩落が進んでいて歩き辛いところが多い。ただ困難な箇所にはロープが残っている。
下山口のコッコパークに着く前に車道が見えたので降り、ミツマタや桜が咲く集落をバス停までのんびり歩いた。
焼山山頂を巻かずに直下降できる事は確認できた。従来の登山道との分岐は、前回苦労した岩場の更に上だ(岩場自体は巻ける)。ただ踏み跡の無いきつい傾斜なので、登りに選択するかと言えば難しい。鳥屋分岐への巻き道も慎重に歩けば然程危険ではないと思う。一旦尾根を降りれば平坦な道が続いて気持ち良い山歩きが楽しめる。ヒルさえいなければ。
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