はじめての高尾山は火渡り祭でした
東京都
yamaonse
体力度について
- GPS
- 03:10
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 511m
- 下り
- 507m
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| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2014年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
稲荷山コースは山頂南側がどろんこです 雪は薬王院の一番上のお社から上はまだ融けずに残っていました |
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感想
山を最近始めた訳ではないのに、混雑するところが苦手で今まで行ったことのなかった高尾山。花火大会みたいなお祭りも超苦手で、地元でもなるべくそういう場所を避けているのに、なんとなく行ってみたら「火渡り祭」その日でした（汗）
圏央道高尾インターから事前に調べおいた自動車祈祷広場に着くと、入り口で係の人が誘導灯でバッテンをしています。窓を開けて満車？って聞いたら、お祭りで一般車両は入れません、とのこと。近くの駐車場も満車なので高尾駅まで向かい、コインパーキングに車を駐め、高尾山口まで京王線に乗りました。
高尾駅に向かっているときから、高尾山口に向かって山伏姿のご一行がぞろぞろと歩いているのが見えました。電車で高尾山口に着くと、先ほどの一行がときどき法螺貝を鳴らしながら、川に沿って歩いています。ケーブル山麓駅前のお蕎麦屋さんでとろろご飯定食を食べていると、山伏ご一行が向かいの�盒恐箸気鵑妨�かってお祈りを始めました。
腹に響く低音で大勢で唱える般若心経は圧巻で、お坊さんが唱えるのより野太くはっきりした声で聴き手に迫ってきます。同時に何人もで吹く法螺貝も、低音だったのが一転してみんなで一斉にピッチが上がったりして、ユニゾンの大合奏は心に迫り来るものがありました。
ケーブル山麓駅横のお堂にご一行が入って行ったのを見届け、いよいよ登山開始です。雪が心配でしたが、みなさん意外と軽装で、お参りのついでみたいな方々も多くいらっしゃいました。それでも奥の院を過ぎると雪が舗装した登山道に残っており、ときどき転んでいる人もいました。
薬王院周辺は多種多様な御利益をもたらしてくれる、それぞれの専門分野を持った仏さまがうじゃうじゃいらっしゃって、小さなお堂が並ぶさまは、占い師の館のようです（笑）そんなこと言う自分も、老若男女、国籍問わず楽しげにいろいろなブースに並ぶ人たちに混じって、いろんな御利益をお祈りしてきました（＾＾）
ようやく到着した山頂は今までの濃い雰囲気から一転、あっさりとした明るさ。霞んでいて遠望は得られませんが、晴れていればあちこち見渡せて楽しそうです。今日は見晴らしもないので、山頂は通過し、ドロドロの尾根コースへ。田植えでもできそうな登山道もしばらくすると見晴らしのいい尾根道となり、麓からお経の声が響いてきました。
火渡り祭は13時から、とあったので下山の頃には終わっているだろうと諦めていましたが、慌てて下山すると、まだまだお祭りはまっただ中でした。厄除けから震災復興まで幅広くお祈りしてくれる山伏の方々に感謝し、燃え上がる炎の力に畏敬の念を示し、御利益ありそうなお札をゲットし、おなかいっぱいで山を後にしました。
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