圧巻のキタヤマオウレン・山門水源の森
- GPS
- 03:21
- 距離
- 4.1km
- 登り
- 327m
- 下り
- 332m
コースタイム
- 山行
- 3:04
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 3:20
天候 | 晴のち曇から小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
大阪市内から近江塩津までは片道2,310円。今回は青春18きっぷを利用した。 タクシーは片道1,850円。(伊香交通:予約しておくと木之本から来てくれます。0749-82-2135)帰路は電話して20分ほどで来てくれました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山道は明瞭です。要所に案内板が設置されています。 今回歩いたコースに残雪はほぼありませんでしたが、もう少し早い時期だと豪雪地帯なのでチェーンスパイク準備が必要ではないかと思いました。 隣の尾根や沢には沢山の残雪がまだありました。 |
写真
感想
先週に行く予定だった山門水源の森に出かけて来た。
奥琵琶湖の琵琶湖水源の森の中にキタヤマオウレンが咲いているとのレコを見て是非とも行きたいと思っていた。
北陸本線と湖西線が分岐する近江塩津駅からタクシーで15分で入口に着く。駅にはレンタサイクルがあるが、急な坂道があるので止めた方が良いと言われ、バス便は極端に少ないし、オンデマンドのコミュニティバスがあるが、日曜日は休みだったので、タクシーにした次第。
管理棟の「学びの楽舎」で届けに記帳して、協力金一人200円を箱に入れて出発すると直ぐに沢道と尾根道の分岐がある。
沢道に入ると直ぐにキタヤマオウレンが咲いていて、そこから沢沿いに群落が続いていて、見応えがあった。
比良の金糞峠付近や釈迦岳などでは、この花にそっくりのバイカオウレンを見ることが出来るが、まとまっているのは1本〜数本で、散在している。ここのキタヤマオウレンはまとまった群落がそこかしこにあるという何とも贅沢な空間だった。
キタヤマオウレンが咲いている沢道コースは500mくらいの距離なのだが、花が多すぎてなかなか前に進めなかった。
漸く沢道が終了すると山門湿原に出る。
湿源を回り込む様に進んで、尾根道を登る途中にもキタヤマオウレンが咲いている箇所があった。松やミズナラの落葉が積もった山道を登って行くとコースの最高点である守護岩に着く。標高520m程だが北斜面にはびっしりと雪が残っていて、ブナの周りは根開きが始まっていた。
守護岩から尾根沿いの道を下って山門湿原に降り立ち、沢道を通ってキタヤマオウレンを愛でながら下山した。
キタヤマオウレンは期待していた以上の規模で咲いていたし、湿原を取り巻く尾根道はアカガシやブナが混生する珍しい植生も見れた。
水源の森らしく豊かな樹々に囲まれた別世界を4km程ではあるが堪能した一日であった。
展望はあまり利かなかったが、数少ない小窓や大窓(剱岳を真似たのだろうか?)というポイントから見る伊吹山、金糞岳、横山岳はまだ残雪を纏っていて迫力ある山容であった。
帰路の湖西線の電車から見た赤坂山をはじめとする高島トレイルの山並や蛇谷ヶ峰もまだ雪が残っていた。
南下するに従って雨模様となり、比良の山々は雲の中だったのは残念だった。
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