談山神社から多武峰・御破裂山、磐余の道で桜井へ

2022年04月08日(金) [日帰り]

• GPS: 06:35
• 距離: 18.8km
• 登り: 459m
• 下り: 855m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:40
• 休憩: 1:56
• 合計: 6:36

10:16 談山神社BS
10:48 10:57 多武峰
11:22 12:00 談山神社
12:09 12:10 談山
12:21 12:26 御破裂山
13:01 13:01 万葉展望台分岐
13:16 13:24 万葉展望台
13:45 13:45 上居・岡寺分岐
14:02 14:10 石舞台古墳
14:30 14:37 酒船石
14:43 14:50 飛鳥寺
15:09 15:29 飛鳥資料館
16:12 16:25 安倍文殊院
16:52 JR/近鉄桜井駅

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

スタート：談山神社BS（桜井駅南口より桜井コミュニティーバスを利用）
ゴール　：桜井駅

写真

4/8 10:14

談山神社バス停から出発。バスの裏手の車道を上がります

4/8 10:21

多武峰には先に見える陸橋を渡ります

4/8 10:24

陸橋の先を折り返すように上がると女人禁制の石碑

4/8 10:24

対面にあるのは道標かな？

4/8 10:27

杉林の中を15分ほど上がると

4/8 10:42

民家の前に出ました。左に回り込むように進むと

4/8 10:45

電波塔横に電気柵。注意して外して通ります

4/8 10:46

その先には2体の石仏と小さなお社

4/8 10:47

その奥にもお社があり、お社の裏手が多武峰の山頂のようです

4/8 10:48

こんな所を強行突破すると

4/8 10:51

ありました、多武峰の山頂碑。ここでいいの？

4/8 11:14

来た道を女人禁制碑まで戻るとその奥に石垣

4/8 11:15

談山神社西大門跡です。左には文永3年の石仏。右には下乗の石碑

4/8 11:22

西大門跡から坂を下ると談山神社前に茶屋が並びます。ここで早めの腹ごしらえ

4/8 11:36

いざ談山神社へ

4/8 11:41

社務所脇の桜の若木がきれいでした

4/8 11:44

神廟拝所横から仰ぐ十三重塔

4/8 11:46

拝殿も立派です

4/8 11:47

十三重塔

4/8 11:48

疑っているわけではありませんが、つい数えてしまいます

4/8 11:59

御破裂山への登山口は比叡神社の横にあります

4/8 12:01

小さな竜神社の建つ沢沿いに登ると

4/8 12:08

すぐに分岐点に。まずは談山へ

4/8 12:09

談山は藤原鎌足と中大兄皇子が大化改新の秘策をねった相談所とか

4/8 12:19

来た道を戻り、そのまま御破裂山へ

4/8 12:20

山頂には藤原鎌足の遺骨の一部が埋葬されているとされ、入ることができません

4/8 12:21

山頂裏手には展望台もありますが、このとおり・・・

4/8 12:22

藤原家のお墓？鎌足さんのですか？

4/8 12:27

西大門・明日香方面に尾根を進み

4/8 12:33

左カーブの先からみんなの足跡を辿りショートカット

4/8 12:35

正規ルートではないのでかなり荒れています

4/8 12:44

墓地に出ました

4/8 12:46

何やら立派なお墓が並んでいます

4/8 12:48

石仏の並ぶ坂を下って行くと

4/8 12:49

少し気になる階段と墓所がありましたがスルーします

4/8 12:50

林道との合流点には京都清水寺の貫主を長年務められた大西良慶和上生誕地の石碑

4/8 12:51

ん？スルーしてきた怪しげな階段は増賀上人墓だったのかな？見逃した〜

4/8 13:00

林道を10分ほど進み、万葉展望台方面へ脇道に入ります

4/8 13:03

高家分岐点の先に石仏を挟むようにベンチがありました

4/8 13:14

石仏の立つ三叉路の先が万葉展望台です

4/8 13:16

万葉展望台は西側に展望がひらけ

4/8 13:17

3年前に歩いたダイトレの山々を一望。手前には橿原市街や畝傍山・貝吹山を見渡せます

4/8 13:24

石仏の横の道を石舞台に向けて進みます

4/8 13:40

杉林の中の急こう配の坂を下りT字路を左へ

4/8 13:44

ここも左へ石舞台方面へ進みます。右は岡寺方面

4/8 13:55

石舞台を見下ろすこの辺りを上居といい、青年の聖徳太子が馬で走り回っていたとか

4/8 14:08

石舞台古墳です。上から見るとワニの頭にも見えますよね

4/8 14:19

石舞台から飛鳥寺に向かう古道には歴史を感じる家並みが残っています

4/8 14:20

岡寺の鳥居前を過ぎ

4/8 14:33

酒船石遺跡に立寄り。この大きく平たい石が酒船石？

4/8 14:34

石の上部が円や楕円に掘られ細い溝で繋ぐ細工がされています。これが何かはわかっていないようです

4/8 14:43

飛鳥寺に着くと折しも花会式が催されており

4/8 14:44

多くの人が集まっていました

4/8 14:46

飛鳥寺の裏手、西門跡の先には曽我入鹿の首塚もありました

4/8 14:53

その先には飛鳥坐神社。「あすかにいますじんじゃ」と読むそうです

4/8 14:56

こちらが御本殿

4/8 15:04

ここを右折して桜井方面へ

4/8 15:09

左手に飛鳥資料館。資料館の前庭には飛鳥の石造物の複製が展示されています

4/8 15:16

亀石。長さ3.6m、幅2.1m、高さ1.8mの巨石で亀の顔のような彫刻があります

4/8 15:17

吉備姫王墓から掘り出された猿石

4/8 15:19

高取町光永寺の人頭石など多くの石造物が展示され興味深いものでした

4/8 15:35

磐余道の石碑を右に入ると

4/8 15:37

飛鳥時代を代表する広大な山田寺跡。塔と金堂を回廊が囲む伽藍配置の大きな寺院だったようです

4/8 16:11

本日の最終見所は桜の名所・安倍文殊院

4/8 16:15

本堂前の安倍仲麻呂望郷しだれ桜がきれいです

4/8 16:20

安倍晴明の母親と伝承される白狐・信太森葛葉稲荷を祀る稲荷社まで上がると

4/8 16:23

安倍晴明を祀る金閣浮御堂が桜に包まれているように見えました

4/8 16:50

桜井駅に帰着。飛鳥の里を満喫できたように思います

撮影機器：

COOLPIX AW100 ニコン

感想

simtak

談山神社・安倍文殊院ともすでに桜が散り始めていましたが、まだまだきれいな桜を見ることができました。
以前は談山神社のある御破裂山が日本百低山となっていたと思いますが、今はお隣の多武峰に変わってしまったようです。いつ、どのような理由で変わったのかが分からず、現地確認ということで両方の山を歩いてみました。歩いてみると御破裂山は藤原鎌足の墓所など歴史が残されているのに対し、多武峰は村の鎮守（勉強不足かもしれませんが）の森といった感じで、なぜ多武峰に変更されたのか謎が深まっただけでした。
談山神社由来の中に「藤原鎌足公の遺骨の一部を多武峰山頂山頂に改葬し・・」とあり、鎌足公の墓所があるところを多武峰とするならば、御破裂山が多武峰であるような気もしますが・・・
御破裂山からは石舞台に下った後、桜井駅でもらったパンフレットに載っていた古道のひとつ「磐余の道」を歩いて桜井へ。古の飛鳥時代の文化を興味深く肌で感じつつ桜井まで楽しく歩くことができました。