能郷白山



- GPS
- 09:31
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,269m
- 下り
- 1,266m
コースタイム
天候 | 曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・能郷谷登山口の渡渉は滑りやすいので要注意。 ・林道を進むと雪道となる。登山口からは積雪があり、林道出合でアイゼンを装着する。 ・前山付近からはアイスバーンや雪庇に注意する。山頂に続く尾根道で、天候が急変し強風が吹き視界が悪くなったので途中撤退する。 ・3月のこの時期、尾根や山頂は積雪は深く冬山ですが、登山口付近は残雪があり、山の雰囲気や樹木を見ると春山の感じです。 ・下山後、薄墨桜の里温泉があります。入湯料850円。 |
写真
感想
昨年に続き能郷白山へ。
雪深い能郷白山との再会を楽しみに、昨年より1か月早く来ました。
能郷谷林道は相変わらず荒れていますが、林道は雪に覆われ登山口からの急坂も雪道になっていました。
登山口の渡渉に関して何でもないようですが、実際はとても不安定で慎重を要します。
現実に足を滑らせバランスを崩し、倒れた光景をよく目にします。
登山口から急坂を上りきると林道出合です。
深い能郷谷、それに続く雪の稜線そして稜線からせり出した巨大な雪庇が見えます。
青空と雲、白い雪に覆われた稜線が鮮やかに映し出されています。
アイゼンを装着し、林道出合から尾根の取り付きまでの雪の急坂を登ります。
標高は一気に上がっていきます。
取り付きから前山まで長い雄大な尾根道が続きます。
東側に深く鋭く切り刻まれた能郷谷を絶えず俯瞰しながら尾根道を登っていきます。
更に尾根道の東側は谷に向かってせり出す巨大な雪庇が続いています。
前山直下の最後の急坂に差し掛かると、北西に真っ白な雪を冠した能郷白山の雄姿が現れます。感動の再会です。
前山到達の前後から、空は曇り冷たい強風が吹き天候が急変します。
前山から延びる雪庇の細尾根は優雅な曲線を描き、その先に聳える能郷白山は奥美濃の雄に相応しい大きな存在感を放っています。
広い山頂とそこに祀られている能郷白山神社奥宮の小さな祠が微かに確認できます。
もう少しで能郷白山山頂ですが、天候急変のため撤退を決定します。
他の登山者も引き揚げてきます。
少し急いで下山します。
登山口に着く頃には小雨が降り始めていました。
山頂は雪になっているかもと想像しながら。
能郷谷林道ゲート前で地元の大垣山岳会のIさんが出迎えてくれました。
20年ぐらい前に高槻労山の前会長のHさんと奥美濃のすべての山を踏破された古い山仲間です。久しぶりの再会に大変喜んでおられました。
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