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Yamareco

記録ID: 4189465
全員に公開
ハイキング
大峰山脈

力量を越え落ち葉の堆積に苦しんだ勝負塚山から阿古滝道で周回

2022年04月19日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
13:53
距離
16.4km
登り
1,899m
下り
1,898m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:05
休憩
0:49
合計
13:54
5:36
298
スタート地点
10:34
10:53
84
12:17
12:21
42
13:03
13:03
10
13:13
13:13
4
13:17
13:17
12
13:29
13:30
12
13:42
13:42
16
13:58
14:06
18
14:24
14:24
9
14:33
14:49
63
15:52
15:53
217
19:30
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
最後の林道はイツボ谷の橋周辺では最も細くすれ違いもUターンも出来る場所は限られる。
今回は橋の所に駐車禁止看板もあったのでそこでUターンし、少し戻ったところに駐めた。
この林道は実はもっと奥まで行くと開発が進んでいて立派になり、阿古ノ滝道までの途中には工事用とは思われるが広い舗装広場まである。
おそらく阿古ノ滝に行く人はそこらへんに駐めると思われる。
コース状況/
危険箇所等
ポストは現地には無く、その手前も暗い時間だったので分からなかった。
イツボ谷からの勝負塚山は厳しい道で、少なくとも初心者や山慣れない人がいきなり単独で入るのは薦められない。
厳しい山という評判も見ていて緊張からか2〜3時間ウトウトしただけで夜中1時半に目が覚めてしまい、まだ夜が明けきらないうちに来てしまった駐車地点で30分近く待機してこれから奥に向けてスタート。
2022年04月19日 05:37撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 5:37
厳しい山という評判も見ていて緊張からか2〜3時間ウトウトしただけで夜中1時半に目が覚めてしまい、まだ夜が明けきらないうちに来てしまった駐車地点で30分近く待機してこれから奥に向けてスタート。
有名な看板群。
2022年04月19日 05:40撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 5:40
有名な看板群。
ここを越えてすぐに落ち葉が多く分かりにくかったせいかルートロストしてしまい、急傾斜を追い上げられてしまっておそらく1時間近く手がかりも少なくズルズル落ちる斜面を必死に上がり、トラバースを続ける羽目に。
実際は谷からそんな上がらないところにずっと水平道のようにトラバースがあったらしく、上からもそうかなと思った地点が幾つもあったがもう下りられなくてどうしようもなく、苦しかった。
ここでの時間ロスがこの日最後まで響いた。
2022年04月19日 05:48撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 5:48
ここを越えてすぐに落ち葉が多く分かりにくかったせいかルートロストしてしまい、急傾斜を追い上げられてしまっておそらく1時間近く手がかりも少なくズルズル落ちる斜面を必死に上がり、トラバースを続ける羽目に。
実際は谷からそんな上がらないところにずっと水平道のようにトラバースがあったらしく、上からもそうかなと思った地点が幾つもあったがもう下りられなくてどうしようもなく、苦しかった。
ここでの時間ロスがこの日最後まで響いた。
これまたこのコースで有名な中段にワイヤーの渡してあるトラバースがある滝。
斜面高いところを無理にトラバースしてきたために滝上段に下りてきてしまったが、落ち葉が溜まっていて簡単に渡れた。
2022年04月19日 07:02撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 7:02
これまたこのコースで有名な中段にワイヤーの渡してあるトラバースがある滝。
斜面高いところを無理にトラバースしてきたために滝上段に下りてきてしまったが、落ち葉が溜まっていて簡単に渡れた。
本来なら最初の関門の道が崩落して梯子も朽ちてしまった場所。
左側壁以外足場が無いが、そこも濡れた苔で滑ってしまって結局ロープのお世話になることに。
2022年04月19日 07:19撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 7:19
本来なら最初の関門の道が崩落して梯子も朽ちてしまった場所。
左側壁以外足場が無いが、そこも濡れた苔で滑ってしまって結局ロープのお世話になることに。
その足場の無さを補うために一つ結びのラダー状にしてあるトラロープ。
手はこのロープを結んである木の根に届くが足場が無いのでまさにこれのおかげでここを突破出来た。
2022年04月19日 07:23撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 7:23
その足場の無さを補うために一つ結びのラダー状にしてあるトラロープ。
手はこのロープを結んである木の根に届くが足場が無いのでまさにこれのおかげでここを突破出来た。
そのまま廃林道らしき道を行くと唐突にテープがたくさん現れて左に稲妻形に上って行く地点と教えてくれる。
この後この斜面には適度にテープが現れるので、とんでもないルーファイ間違いをしない限り確実に上がっていける。
2022年04月19日 07:33撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 7:33
そのまま廃林道らしき道を行くと唐突にテープがたくさん現れて左に稲妻形に上って行く地点と教えてくれる。
この後この斜面には適度にテープが現れるので、とんでもないルーファイ間違いをしない限り確実に上がっていける。
この日二カ所目の細いトラロープ。
ここも滑る苔と足場が無いので自分はロープがなければ登れなかったかも。
2022年04月19日 08:31撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 8:31
この日二カ所目の細いトラロープ。
ここも滑る苔と足場が無いので自分はロープがなければ登れなかったかも。
これも有名な五合目看板。
しかし、ほんとに大変だったのはここから上で、この看板見た時点ではもう半分来たかなどと思ったがとんでもなかった。
2022年04月19日 08:48撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 8:48
これも有名な五合目看板。
しかし、ほんとに大変だったのはここから上で、この看板見た時点ではもう半分来たかなどと思ったがとんでもなかった。
ずっと植林帯の中で展望もなかったのが唐突に現れたおそらく勝負塚山の前衛峰。
勝負塚山含めここからの急峻なピークには確か2カ所か3カ所岩場を巻くところがあり、その一つがこのコースの最も難しいところだった。
2022年04月19日 09:28撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 9:28
ずっと植林帯の中で展望もなかったのが唐突に現れたおそらく勝負塚山の前衛峰。
勝負塚山含めここからの急峻なピークには確か2カ所か3カ所岩場を巻くところがあり、その一つがこのコースの最も難しいところだった。
個人的に一番難しかった岩場の巻き。
立っているところ後ろは急峻な斜面。
植林帯にはテープもあちこちあったのに、完全に尾根線に出たあとはグッと減り、このあたりもより危険な下り重視なのかルーファイで登ってみると答え合わせのようにそこにテープがあるといった状態で、相当な傾斜に写真通り落ち葉が積もった状態ではもしルーファイミスった場合に戻るのも怖く、時間ばかりかかった。
この場所も例えて言えば稲村ヶ岳の大日のトラバースを少し小さくして踏み跡も狭くし、その上に落ち葉を積もらせたような怖いトラバースを一つ渡ってきたところの木に赤テープがあってホッとしたのもつかの間、もうひとトラバースして正面に立ちはだかった岩の左に回り込めばいいのか、それとも岩の右側のこの写真の所を裏に回り込めばいいのか分からずしばらくうろうろしてしまった。
まずはこの写真の所を行ってみたいとは思うが、写真で見るより傾斜は強く落ち葉で踏み跡も分からず、この飛び出した岩の右を回り込むのは滑りそうで怖く、かといって岩の間を行ってもし戻らなければならなかった場合手がかり足がかりに困りそうで怖く、なかなか決心が付かなかった。
結局間を少ない手がかりに膝肘のフリクションも使って突破したらすぐ上に上る踏み跡があってほんとに助かった。
2022年04月19日 10:04撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 10:04
個人的に一番難しかった岩場の巻き。
立っているところ後ろは急峻な斜面。
植林帯にはテープもあちこちあったのに、完全に尾根線に出たあとはグッと減り、このあたりもより危険な下り重視なのかルーファイで登ってみると答え合わせのようにそこにテープがあるといった状態で、相当な傾斜に写真通り落ち葉が積もった状態ではもしルーファイミスった場合に戻るのも怖く、時間ばかりかかった。
この場所も例えて言えば稲村ヶ岳の大日のトラバースを少し小さくして踏み跡も狭くし、その上に落ち葉を積もらせたような怖いトラバースを一つ渡ってきたところの木に赤テープがあってホッとしたのもつかの間、もうひとトラバースして正面に立ちはだかった岩の左に回り込めばいいのか、それとも岩の右側のこの写真の所を裏に回り込めばいいのか分からずしばらくうろうろしてしまった。
まずはこの写真の所を行ってみたいとは思うが、写真で見るより傾斜は強く落ち葉で踏み跡も分からず、この飛び出した岩の右を回り込むのは滑りそうで怖く、かといって岩の間を行ってもし戻らなければならなかった場合手がかり足がかりに困りそうで怖く、なかなか決心が付かなかった。
結局間を少ない手がかりに膝肘のフリクションも使って突破したらすぐ上に上る踏み跡があってほんとに助かった。
岩場のあとは石楠花地帯を偽ピークを越えていく。
もう頂上手前くらいの所に時々見かけるような木の札が掛けてあったが、何と書いてあるのかはかすれてしまっていて分からなかった。
2022年04月19日 10:21撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 10:21
岩場のあとは石楠花地帯を偽ピークを越えていく。
もう頂上手前くらいの所に時々見かけるような木の札が掛けてあったが、何と書いてあるのかはかすれてしまっていて分からなかった。
やっと、ほんとにやっとたどり着いた勝負塚山山頂。
ザックのショルダーベルトに付けているナルゲン、出だしの取水施設を過ぎてすぐのルートロストで急斜面を這い回っている間、あまりの傾斜に膝でボトルの底を蹴ってしまって2回飛び出し落としてしまったが、落ち葉が厚く積もりすぎていて止まってくれて事なきを得た。
こんなことは初めてだったので今後これにもリーシュを付けておくに越したことはないと思った。
2022年04月19日 10:32撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 10:32
やっと、ほんとにやっとたどり着いた勝負塚山山頂。
ザックのショルダーベルトに付けているナルゲン、出だしの取水施設を過ぎてすぐのルートロストで急斜面を這い回っている間、あまりの傾斜に膝でボトルの底を蹴ってしまって2回飛び出し落としてしまったが、落ち葉が厚く積もりすぎていて止まってくれて事なきを得た。
こんなことは初めてだったので今後これにもリーシュを付けておくに越したことはないと思った。
ここまでゆっくりするような所もなかったのでここで飯。
よく見るとそこら中にテープが付いているが、この厳しい山に縦走路以外にも何かルートがあるのかとこの時点では不思議に思っていた。
2022年04月19日 10:51撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 10:51
ここまでゆっくりするような所もなかったのでここで飯。
よく見るとそこら中にテープが付いているが、この厳しい山に縦走路以外にも何かルートがあるのかとこの時点では不思議に思っていた。
時間もだいぶかかってしまったのでさっさと食べて先に進み出してびっくり。
もう迷いようも無いテープの連打。
山頂のテープもこれを付けた人達みんなが付けたんだと納得。
2022年04月19日 10:57撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 10:57
時間もだいぶかかってしまったのでさっさと食べて先に進み出してびっくり。
もう迷いようも無いテープの連打。
山頂のテープもこれを付けた人達みんなが付けたんだと納得。
おそらく落雷で中が焼けた株。
2022年04月19日 11:14撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 11:14
おそらく落雷で中が焼けた株。
この尾根で見かけたおそらく一番大きい木。
2022年04月19日 11:30撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 11:30
この尾根で見かけたおそらく一番大きい木。
やっと視界が開けたところから見えたのはおそらく山上ヶ岳から左にこのあと下りに使う予定の尾根か。
2022年04月19日 11:42撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 11:42
やっと視界が開けたところから見えたのはおそらく山上ヶ岳から左にこのあと下りに使う予定の尾根か。
山上ヶ岳方向にはまだ少し雪の残るドラゴンの爪がクッキリと。
2022年04月19日 12:00撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 12:00
山上ヶ岳方向にはまだ少し雪の残るドラゴンの爪がクッキリと。
まさに満艦飾。
2022年04月19日 12:03撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 12:03
まさに満艦飾。
今宿跡。
だいぶ飛ばして少しは時間取り戻せたか。
2022年04月19日 12:14撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 12:14
今宿跡。
だいぶ飛ばして少しは時間取り戻せたか。
急いでいてここに鎖場があることも忘れていたが、勝負塚山登った後では何ということもなかった。
2022年04月19日 12:29撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 12:29
急いでいてここに鎖場があることも忘れていたが、勝負塚山登った後では何ということもなかった。
もう雪は一番上の山上ヶ岳あたりだけかなと思っていたらこんな標高でまだ残っていて、下りに使うつもりの通ったことのないルートにあったらと少し不安になった。
2022年04月19日 12:41撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 12:41
もう雪は一番上の山上ヶ岳あたりだけかなと思っていたらこんな標高でまだ残っていて、下りに使うつもりの通ったことのないルートにあったらと少し不安になった。
洞辻茶屋。
2022年04月19日 13:01撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:01
洞辻茶屋。
どんどん進んで陀羅尼助茶屋。
2022年04月19日 13:12撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:12
どんどん進んで陀羅尼助茶屋。
行者道と下山道分岐。
この日は下りに使う予定の阿古ノ滝分岐に15時までに着きたかったし、鐘掛岩も登ったこともあるので少しでも時間短縮になるかと下山道を選択。
2022年04月19日 13:15撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:15
行者道と下山道分岐。
この日は下りに使う予定の阿古ノ滝分岐に15時までに着きたかったし、鐘掛岩も登ったこともあるので少しでも時間短縮になるかと下山道を選択。
やっと宿坊が見えてくる。
2022年04月19日 13:36撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:36
やっと宿坊が見えてくる。
鷹巣岩。
2022年04月19日 13:38撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:38
鷹巣岩。
境内には所々雪が残っていたが、もう量も少なくスカスカで簡単に踏み込めた。
2022年04月19日 13:45撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:45
境内には所々雪が残っていたが、もう量も少なくスカスカで簡単に踏み込めた。
表参道側ではなく宿坊側から入ってみた。
2022年04月19日 13:49撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:49
表参道側ではなく宿坊側から入ってみた。
大峯山寺への入り口。
2022年04月19日 13:53撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 13:53
大峯山寺への入り口。
時間短縮したいのは山々なれど、一応この日の最高峰なので山上ヶ岳山頂には寄りたい。
そのお花畑から春霞の中まだ谷筋には少し雪の残る稲村ヶ岳と大日山。
2022年04月19日 13:59撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 13:59
時間短縮したいのは山々なれど、一応この日の最高峰なので山上ヶ岳山頂には寄りたい。
そのお花畑から春霞の中まだ谷筋には少し雪の残る稲村ヶ岳と大日山。
山頂にはしっかり寄ってきました。
2022年04月19日 14:01撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 14:01
山頂にはしっかり寄ってきました。
そのまま奥駆け道を地蔵岳方向に急ぐが、北の斜面にはまだ雪の詰まったところもあり、初めて通る下山路で分からないところがあったらとまた心配になる。
2022年04月19日 14:22撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 14:22
そのまま奥駆け道を地蔵岳方向に急ぐが、北の斜面にはまだ雪の詰まったところもあり、初めて通る下山路で分からないところがあったらとまた心配になる。
途中いろいろはしょって時間取り戻してきたおかげか思ったより早く、14時半くらいには着けたのでほっとしてとりあえず後半戦に備えて飯。
元々ここから下りは三時間くらいかと考えていて、余裕を持って15時までにここに着けば予定通り阿古の滝道を降りようと、もし15時過ぎるようだったら諦めて伯母谷覗経由でヘッ電覚悟で上谷に下り、林道を二時間くらい歩くつもりだったが、とりあえず朝のルートロストによる遅れを取り戻せて予定通りの道を下りれそうでほっとしたが、これが大きな間違いだったことにはここからの道を半分下りたあたりで気がついた。
2022年04月19日 14:35撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 14:35
途中いろいろはしょって時間取り戻してきたおかげか思ったより早く、14時半くらいには着けたのでほっとしてとりあえず後半戦に備えて飯。
元々ここから下りは三時間くらいかと考えていて、余裕を持って15時までにここに着けば予定通り阿古の滝道を降りようと、もし15時過ぎるようだったら諦めて伯母谷覗経由でヘッ電覚悟で上谷に下り、林道を二時間くらい歩くつもりだったが、とりあえず朝のルートロストによる遅れを取り戻せて予定通りの道を下りれそうでほっとしたが、これが大きな間違いだったことにはここからの道を半分下りたあたりで気がついた。
いきなりまだ新しそうなピンクテープ連打で初めての道の緊張が少しほぐれる。
2022年04月19日 14:52撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 14:52
いきなりまだ新しそうなピンクテープ連打で初めての道の緊張が少しほぐれる。
阿古ノ滝までの尾根道はとにかくテープが多く、尾根を移るところなども先にテープが無ければ間違えているとすぐ気がつくのでよく見渡せば間違うことなく下りていける。
2022年04月19日 15:05撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 15:05
阿古ノ滝までの尾根道はとにかくテープが多く、尾根を移るところなども先にテープが無ければ間違えているとすぐ気がつくのでよく見渡せば間違うことなく下りていける。
ちょっと開けて右には水も流れているようできっと泊まった人もいるだろうと思わせる場所。
2022年04月19日 15:26撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 15:26
ちょっと開けて右には水も流れているようできっと泊まった人もいるだろうと思わせる場所。
急に谷筋に下ったなと思ったら阿古ノ滝到着。
2022年04月19日 15:46撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 15:46
急に谷筋に下ったなと思ったら阿古ノ滝到着。
怖いのでここまでが限界。
2022年04月19日 15:49撮影 by  iPhone 12, Apple
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4/19 15:49
怖いのでここまでが限界。
すぐ横から落ち口付近を。
2022年04月19日 15:51撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 15:51
すぐ横から落ち口付近を。
尾根を下って行く手に高い岩がそそり立っているところのテープから先が分からず、うろうろしたら右下に見えたので下って小さい沢を渡渉してきたところ。
このあたりから尾根歩きからトラバース道に移行し、新しいピンクテープと古い黄色や赤のテープが違うところに付いていたりでややこしくなってくる。
今回なぜか古いテープの方が少なくともテープがあるあたりでは簡単に見えてしまい、そちらに入り込んで踏み跡が薄くなってはルーファイを強いられたり藪漕ぎを強いられたりして右往左往することばかりで時間を食い、結局三時間どころではなくこのままでは日没にも間に合わない感じになってきて非常に焦った。
とにかく初めての所で分かりきった尾根道ではないのでヘッ電下山になるのはちょっと不安。
この古いテープの道は今ではあまり使われないのか分かりにくいところも多く、特にこの場所から少し行ったところで小さい沢の上の方にピンクテープ、下の方に古いテープがあるところが一番の肝で、下を行って大変な思いをしてやはり新しいピンクテープを信用して歩けばよかったと強く後悔した。
2022年04月19日 16:05撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 16:05
尾根を下って行く手に高い岩がそそり立っているところのテープから先が分からず、うろうろしたら右下に見えたので下って小さい沢を渡渉してきたところ。
このあたりから尾根歩きからトラバース道に移行し、新しいピンクテープと古い黄色や赤のテープが違うところに付いていたりでややこしくなってくる。
今回なぜか古いテープの方が少なくともテープがあるあたりでは簡単に見えてしまい、そちらに入り込んで踏み跡が薄くなってはルーファイを強いられたり藪漕ぎを強いられたりして右往左往することばかりで時間を食い、結局三時間どころではなくこのままでは日没にも間に合わない感じになってきて非常に焦った。
とにかく初めての所で分かりきった尾根道ではないのでヘッ電下山になるのはちょっと不安。
この古いテープの道は今ではあまり使われないのか分かりにくいところも多く、特にこの場所から少し行ったところで小さい沢の上の方にピンクテープ、下の方に古いテープがあるところが一番の肝で、下を行って大変な思いをしてやはり新しいピンクテープを信用して歩けばよかったと強く後悔した。
もう写真を撮る余裕も無くなって飛ばしに飛ばして下りてきたが、空にはまだ少し明るさが残っていても植林帯の中はもう暗く、やむを得ずヘッ電着けて下りだしてしばらく行ったらいきなり盛花が。
まだ置かれたばかりのように生き生きとした花があって驚いて一枚撮った。
もしかするとこのあたりで何かあったんだろうか。
2022年04月19日 18:41撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 18:41
もう写真を撮る余裕も無くなって飛ばしに飛ばして下りてきたが、空にはまだ少し明るさが残っていても植林帯の中はもう暗く、やむを得ずヘッ電着けて下りだしてしばらく行ったらいきなり盛花が。
まだ置かれたばかりのように生き生きとした花があって驚いて一枚撮った。
もしかするとこのあたりで何かあったんだろうか。
もう暗くなってしまってヘッ電ではあまり先も見えない中、急に先に人工の建物らしき影が見えてびっくり。
その建物が建っている下の岩場の右側を回り込んで下りたらもう暗くてよく分からなかったが小さい広場みたいになっていて小さい建物も幾つか。
その広場からこの写真の小さい橋を渡ったら林道だった。
このあたりでスマホの電池も少なくなってしまい、省電力モードとやらにしたらそのあとのGPS精度が落ちたようで帰ってパソコンで記録を開いてみたらこの後の林道歩きが川の上を歩いたりしていた。
2022年04月19日 18:55撮影 by  iPhone 12, Apple
4/19 18:55
もう暗くなってしまってヘッ電ではあまり先も見えない中、急に先に人工の建物らしき影が見えてびっくり。
その建物が建っている下の岩場の右側を回り込んで下りたらもう暗くてよく分からなかったが小さい広場みたいになっていて小さい建物も幾つか。
その広場からこの写真の小さい橋を渡ったら林道だった。
このあたりでスマホの電池も少なくなってしまい、省電力モードとやらにしたらそのあとのGPS精度が落ちたようで帰ってパソコンで記録を開いてみたらこの後の林道歩きが川の上を歩いたりしていた。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

雪の季節も終わった大峰に行こうと先週は三大急登の一つと言われる白鬚岳に登った勢いで残る一つの勝負塚山に行くことに。
ここはヒル報告もあるので出来れば5月に入る前に行っておきたかった。
そして行ってみた感想は、急登度に危険度も加味して、勝負塚山>>>鐵山>白鬚岳、と感じた。
今回危険度を増した原因の一つが特に植林帯を抜けた尾根筋の岩場での落ち葉の堆積で、もしかするとこの冬は雪が早く多かったので秋の落ち葉が吹き飛ばされる前に覆われてしまい、雪が無くなっても西風が遮られる地形と湿って重くなったことで落ち葉がそのまま残ってしまっているのかと想像するので、もっと落ち葉が少ない時ならもう少し分かりやすいかもしれない。
そしてお助けロープなども白鬚岳は下りを考えてもちょっと必要以上にあるかな、鐵山は良い感じにあるかな、勝負塚山はおそらく多くの人がほんとに登れないところのみギリギリしか無く、その場所へのルーファイ力も問われるなという感じ。
正直今回は自分の力量を上回っていて、無事帰って来れたのは運もよかったと思う。
確か数か月前に単独の大学教授がこの山で遭難もしていて、そりゃこれでは遭難も有りうるわなと感じたので、やはりここは特に初めての場合は来たことのある人に連れてきてもらうのがお勧め。
また阿古ノ滝道も全体にテープは結構有るおかげで特に尾根歩きになる上半分は簡単だが、中腹を巻きながらのトラバース道になる下半分は新しいピンクテープと赤や黄色の古いテープで違う場所に打たれていることがあり、特に阿古ノ滝からしばらく行った古いテープでは尾根を大きく巻くようにトラバースっぽくなっているところはもうあまり人が通っていないようで踏み跡も曖昧で藪に突っ込まされるような場所もあり、ピンクテープに従っていればこの尾根をもっと直線的に乗り越していたようで、どうも現在ではそちらの方がより歩かれていて道も分かりやすく時間も短縮出来たんではと途中で思った。
これはその直線的な方を通っていないのでなんとも言えないが、少なくともその後出来るだけ新しいピンクテープに従ったところはある程度歩きやすくなった。
ただ、上半分の尾根筋にはあれだけあったピンクテープが下半分ではだいぶ少なくなり、古いテープしか見えない場所もあるので、ほんとは出来るだけピンクテープを探す努力をするべきだったとは思うが、今回はかかる時間の読み間違いで後半完全に時間切れで焦ってしまい、ついついすぐ見えている古いテープに従うことも多かったのはやはり反省点。
なんとか暗くなる前に最後尾根末端のジグザグの下りまで行けたから助かったが、もしもっとテープが少なかったり分かりにくかったりしてあのトラバースの途中でヘッ電下山になったりしていたらと思うとほんとに甘かったなと思う。
今回はもうほんとに無事帰って来れてよかったと反省ばかりの山行でした。

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