【鈴鹿】まさかのラッセル地獄 ハライドとブナ清水


- GPS
- --:--
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 711m
- 下り
- 706m
コースタイム
天候 | 小雪のち曇り 時々晴れ スタート時の気温3℃ ハライド0℃強風 ブナ清水0℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
きれいなトイレ完備(昨年改装したばかり) 感じのいいお兄さんが料金徴収にくるので気持ちよく支払いましょう |
コース状況/ 危険箇所等 |
○駐車場〜ハライド登山口:橋を2つ渡り 分岐を右は右へ行く 堰堤を過ぎると登山口が (ルートミスしました) ○登山口〜ハライド:今日は雪も多く且つ一番乗りだったので慎重にテープを捜しながら登る 結構な急登だった また、頂上直下は痩せた尾根の急坂 強風だったので吹き飛ばされそうだった ○ハライド〜ブナ清水分岐:腰越峠への急坂下りが一番の難所 今日は幸い凍結していなかったが凍結していると少し怖いかも 次のピークへの登り返しもかなりの急登 そして雪の量も半端ない 多い所は膝くらい ラッセル地獄に心折れる ○ブナ清水分岐〜ブナ清水:非常に道が不明瞭 途中でテープもなくなる 後から来た若い人のGPSのお陰で無事にルートに 地図読みの練習が必要と痛感 ○ブナ清水〜駐車場:登山者の足跡とテープを頼りに下りれば大丈夫 何箇所か渡渉箇所もあるので川に落ちなように 林道まで出れば約10分で駐車場へ ○登山ポスト:駐車場隣接の案内所にポストあり ○下山後の温泉:駐車場から約1分で着く「釈迦の隠し湯 三休の湯」がお薦め 弱アルカリ性の弱放射能冷鉱泉 野趣あふれる秘境の湯の趣あり 大人1人/600円 |
写真
感想
【お彼岸なのに】
天気予報では東海地方は晴れ 春ののんびりハイキングとはいかないまでも、久々の鈴鹿をゆっくりハイキングする予定だったのに、駐車に着くや小雪が降っている。駐車場のお兄さんの話だと昨日は吹雪いていた様子。
お彼岸なのに冬に逆戻り。
【ラッセル地獄】
ハライドへの登山は僕が一番乗り。登山口からいきなりの雪。鈴鹿では珍しくパウダースノーに近い状態なので、行ける所までアイゼンなしで行く。それにしても一面真っ白だと道も良くわからない。足跡を付けて歩くのは気持ちがいいけど、ルートを外さないようにテープを捜しながらの登山は緊張する。中腹からは登山道も痩せてきたし滑りやすい状況なのでチェーンスパイクを装着。
くるぶし程度の積雪だが、雪の下の状況も良くわからないのでキックステップを多用。
腰越峠からは積雪も多く膝下まである場所も。急登でのラッセルは結構疲れた。
【チェーンスパイクの長所と弱点】
今日はまさか使用するとは思わなかったけど、頂上直下が凍結しているかもと思い念のためにチェーンスパイクを持参。このチェーンスパイク、3年ほど前にモンベルで購入し残雪期の低山で重宝している。
第一に装着が簡単。靴下(足袋)を履くように靴に装着。1分もかからない。次に持ち運びがコンパクト且つメンテナンスも簡単。そして何より値段が安い。
、いいことばかりの優れものだと思っていたが、今回弱点を発見。それは雪の状態によって足裏に雪団子が着きやすくなること。ひどいと20cmくらいの厚さで着いてしまう。下り斜面だと雪団子の所為で全く制動が効かず苦労する。
ちょっと面倒くさいかな?それでも長所の方が多いので・・・・
【出会い】
今日はハライドへの登山者は少なく、僕以外に若い男女3名。(多分)
3名の方も僕と同じく愛知県からの方で、ブナ清水分岐地点で僕に追いついてきた。僕のラッセルに感謝されたので、ブナ清水分岐からは彼らに先導して貰った。彼らはアナログなおじさんとは違い、文明の利器「GPS」を屈指しルートを探していく。ブナ清水までのルートは非常に不明瞭だったので助かった。明るい方達で、昼食もご一緒させて頂いた。またどこかで会ったらよろしく。
【本日の感想】
もうすぐ4月というのに鈴鹿の山でまさかの雪山登山。そして久々のラッセル。きのこ岩や青岳まで足を延ばすことはできなかったは残念だったけどお天気も思ったほど崩れなくでよかった。
頭も足もいつも以上に使ったので少々疲れたけれど結構楽しんだかな。次は秋に再挑戦してみよう。
【番外 秤屋健蔵さん】
1991年から三重県四日市市で愛されていた資料館「秤の館」が今年3月に閉館されることとなった。
ここは秤屋健蔵さんが45年ほど前から収集してきた秤約6000点を中心に、度量衡の機器など計1万点以上を展示している資料館。館長の健蔵さんもお年を召し御歳72歳。展示品の入れ替え作業が難しくなったことと、松本の計器メーカーが計量器の資料館を新設するにあたりこの莫大な収集品を全て引き受けてくれることになったことが閉館の理由。
実は健蔵さんは元僕の上司。 閉館後は奥様孝行に励むそうだ。
コメント
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sugi-chanさん 新雪の山行で、のんびりとは行きませんでしたね。
季節外れ?の雪のなか、
ハライドからの激下りと、腰越峠からコブ尾根の急な登り返し。
更にブナ清水辺りのルート読み・・・。
ハライドからの周回、お疲れ様でした。
私はブナ清水へは登りしか経験が有りませんが、下りは曖昧になるので
自信が一寸?・・・。
追伸:このコースはアカヤシオの時期もお薦めです。
onetotaniさん こんばんは
久々のラッセルとルートファンディングで心身ともに疲れました。
特に、ブナ清水分岐で後続者に追いつかれ安心したのか、そこからは完全に道を失いました。
あの辺りは只でさえ変化のない広〜い樹林帯なのに、昨日は真っ白な雪に覆われ、赤テープも何百mおきにしか見つけることが出来なく困りました。
本当に後続の若い方のGPSに助けられました。
一度、onetotaniさんに読図を教えて頂きたいですね。
sugiちゃん、今回は私も歩いたことのあるハライドなので
よ〜くわかりますよ。
まず初めに、私も同じ所でルートミスしました。
間違えて進んだ先が崩壊していて、「こりゃおかしいな!?」と気が付き引き返したことを思い出しました。
そうそうあのケルンまでの下りは急で大変ですよね。わかりますよ〜
今回も一期一会的ないい出会いがあってよかったですね。
彼らに会わなかったらさぞかし心細かったでしょうね〜
なんかあったらいつでも呼んでください。いつも留守していますけど。
そうですか〜チェーンスパイクにも欠点があったのですね。
雪質によってはスキーブーツもそうなったことあるのでなんとなく感じはわかります。
最後に、記念撮影みなさん笑顔でいいお写真です。
miyaさん こんばんは
実は登山の前日にmiya家のハライドのレコを拝見し、「右へ右へ」というコメントを頭に叩き込んで向かいました。
何が僕を狂わしたのか・・・そうです、あの紛らわしい道標と真っ白な雪でした。miyaさんの忠告をもっと信じるべきでした、物凄く反省しております。
ブナ清水までの道のりは、後続の若い方達に助けられました。(尤も彼らも先行した僕のトレースで助けられたと云ってましたが・・)
彼らに会っていなければ、県境尾根まで登って根の平峠まで稜線歩きを強いられたでしょう。それにしても文明の利器は凄いですね。
sugi-chanさん
こんばんは
鈴鹿のお山はどれも冬に逆戻りしてしまいましたね
私も今日は大変でした。(詳しくは明日夜Upするレコにて)
私もスマホのGPS使ってますが、これがあると
重宝します。ただ地図読みが出来ないと言う欠点は
ありますけど。
わたしもハライド歩いてみたくなりました。
ただその前にセブンを制覇しなければなりませんが。
早く春山にならないかな
ところで秤屋さん残念ですね。
さぞかし苦労されて収集されたのでしょうね。
これからご主人は悠々自適といったところでしょうか
kazuさん こんばんは
下山後の三休の湯で一緒だった藤原帰りの方が藤原は雪も人も凄かったと話をしてくれました。
ハライドは人はいなかったですが雪は凄く、下山道の林道出合まで雪があり、お陰で靴もスパッツもきれいになった位です。
非常にマイナーなコースですが、以前から気になっていたコースだったんでこんな時期でも行っちゃいました。次はもう少し人のいる時期に行こうかと思います。久々に体力と頭を使ったんで疲れちゃいました。
sugi-chanさん 先日ご一緒したJABAONTAKEです。
ラッセルお疲れ様でした。初ハライドで雪だったので非常に助かりました。
腰越峠の登り返しも「そうとうキツイぞ」とイメージを膨らませていたおかげ(?)で思ったより楽でしたが、それは多分に先行してトレースを付けていただいたおかげです。
又、ひょっこりお会いすることもあると思いますのでその時はよろしくお願いします。
jabaontakeさん こんばんは
こちらこそお世話になりました。皆さん明るくていい方ばかりで助かりました。
あのコースはアカヤシオの頃、もう一度リベンジしてもいいかなと思います。
また、道に迷ったジジイを見つけたら助けてくださいな。
もういいかげん、鈴鹿に新雪はないだろうと
思いきや、まさかの寒波でしたね。
冬山健在ですね。
ハライドに行かれた翌日、藤原岳に行きましたが
例年以上に、まわりの山も真っ白でした。
onetotaniさんが言われてるように、春はアカヤシオの
ゴールデンコースですよ。例年通り咲いてくれると
いいんですけど。
komakiさんこんにちは
はい。冬に逆戻りしていました。まさかこの時期に雪山登山が出来るとは思いませんでした。
ところで、ナース3人娘さんとのコラボ羨ましいです。冬はなかなか付き合ってくれる人もなく単独行が多いのですが、冬山こそ単独行は危ないことをあらためて認識しました。
ところで次回はkazuさんとのコラボですね。レコを楽しみにしています。
sugi-chanさん、今晩は
三寒四温と言いますが、また雪が降って残っていたみたいですね。
チェーンアイゼン凍結路は良さそうですが、湿った雪は団子になってしまう様子ですね。
kameさんと三池岳登った折、下山時にチェーンアイゼン装着されたのですが、まさに花魁道中のポックリ下駄のようでした。
三休の湯も秘湯感たっぷりのところですね。私の運転技術では上まで上がっていく自身がないので、下から携帯で連絡取り四駆で送迎してもらったことがありました。
higurasiさん こんにちは
まさかの雪山登山、結構疲れました。本当に花魁のポックリ下駄状態で下りは特に苦労しました。
とにかく登っている最中も下っている最中も、念仏のように「三休の湯、三休の湯」と呟いていました。
こんにちは。
ハライドは昨年,春に登ったのですが,
アカヤシオが終わって,シロヤシオがまだという,
微妙なタイミングで登ってしまい,花なしでした。
春分の日を過ぎたのですが,またまた冬になっちゃいましたね。
でも,そんな鈴鹿も好きですよ
私もチェーンスパイクですが,
雪団子になったことはありません。
そういうときは,つけていないのかも!?
totokさん こんばんは
アカヤシオの頃のハライドに登ってくださいという方が多いので、さぞかし素晴らしいのでしょう。毎年GWは鎌尾根に行っているのですが今年はハライドリベンジかな。
さて、チェーンスパイクの弱点ですが僕も今回初めて経験しました。
雪が緩くなった途端、団子3兄弟状態で結構面倒くさかったです。
でもアイゼンと比べると脱着も簡単だし、持ち運びもコンパクトだし・・・
これからも残雪期の低山では活躍してくれることでしょう。
sugi-chanさん こんにちは
あれ?登られたのは3/22でしたよね?
もう鈴鹿には雪は無いのかなって
思ってました。
いやいやビックリです。
しかもラッセルとか...。お疲れ様でした。
でも色んな意味で楽しめる山ですね。
また鈴鹿に行きたくなりました。
aki0406さん こんばんは
そうなんです。3月22日にまさかまさかの鈴鹿で雪山登山でした。
あの日から1週間、桜の花も一気に咲いて季節は今度こそ春本番になってきました。
ハライドや御在所、鎌のあたりはあと3週間ほどでアカヤシオの季節です。
ところで、昨年aki0406さん達が登った木曽駒に4月20日頃トライしようかと考えています。
無雪期は何度も登っているのですが、この時期でも乗越浄土の稜線直下は厳しいでしょうね。また、雪崩の心配はないでしょうか?
また、アドバイスをください。
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