金剛堂山(BCスキー&スノーシューハイク)


- GPS
- 06:17
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 1,142m
- 下り
- 1,119m
コースタイム
【総行動時間:6時間10分】
天候 | 曇りのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■コース状況 ・先行者さまのトレースのおかげで楽にハイクアップできた。 ・スキーorスノーシューがないとひざまで雪で埋まるので歩行不能。 ・アップダウンがこまめにあるのでスキー滑走は基本的にスキー場部分のみ。(途中でシールを外せば滑れないことがないが、再度シールを貼るのが面倒) ■温泉 ・スノーバレー利賀から10分ほどのところにある「天竺の湯」を利用。あまり広くはないが、人は少なく露天風呂もある。 |
写真
感想
かねてからのyamachanの希望もあり、天気が良くなってきたのを見計らって「金剛堂山」を目指した。
予報は午後のほうが良かったため遅めの10:40スタートとなった。(結果ちょっと遅すぎた感があった)
前日までに降った新雪をスキーとスノーシューでハイクアップ。
先行者さまのトレースに助けられ、いいペースで登って行く。
時折見せる太陽の光を受けて、ブナの霧氷がすばらしい輝きを放っている。
まるで満開の白い桜の小道を行くような贅沢な空間だった。
片折岳を過ぎると一人分のトレースしかなくなった。
それでもノートレースよりはるかに歩きやすい。
そしてスタートしてから3時間で前金剛に到着。
周りには1700m級とは思えないようなド迫力の山々が連なっている。
そんな贅沢な場所にいるのは我々二人だけ。
山頂で荷物を広げて雄大な景色を見ながら昼食タイム。
シャリバテを得意技とするyamachanのエネルギー補給を確実に行う。
通常は相当な風が吹くため木々も生えない山頂だが、この日はほぼ無風。
ストーブでお湯を温めて久しぶりに豆から淹れたコーヒーを楽しむことができた。
さて、下山タイム。
下山とは言うものの、登り返しも何箇所かあるのでシールをつけたまま下る。
スキー滑走はともかく、シール滑走もテレもあまり経験がないので少々難儀する。
最後の登り返しで先行者さまに追いつく。
後でレコをみてわかったのだが、ヤマレコユーザーのmochi0808さんだった!
これまでのラッセルのお礼を言って、最後のラッセルを楽しませてもらう。
疲れるけどやっぱりラッセルは楽しい。
最後はシールをはがして旧スキー場を滑走。
上部は不整地なので少しはバックカントリーの雰囲気を楽しむことができた。
下部はなぜか圧雪されているため普通にゲレンデ滑走。
だいぶ時間は遅くなったが、無事下りてくることができた。
思ったよりボリュームたっぷりで、思ったより雄大な素晴らしい山だった。
ずっと気になっていた冬の金剛堂山。
一人の山行きが怖いためsanchanに同行を依頼。昨日は山沿いは雪。そして今日は午後から晴れの予報。やっとチャンスが訪れた。
利賀に向かう道中、小牧ダムを過ぎたあたりから除雪の痕跡と道路脇には新雪。
スキー場駐車場に車を止め、最初からシューを履いてスタート。
登り始めはいつもと同じ、汗が吹き出す。
スキー場を左手に見ながら高度を上げる。徐々に晴れ間も広がり、霧氷、新雪・・・文才無いのが悔しいくらいの美しい景色。
片折岳から先は先行者一人。本格的冬山の様相。
いつものシャリバテ防止のためこまめに栄養補給し、心地よい疲労感の中、前金剛山頂に到着。
遮るものない雄大な景色。
すぐ手が届きそうな距離に奥金剛が、まるで空中庭園。だが時間も遅い、トレースもない、sanchanと相談し今日は前金剛まで。
無風の山頂をのんびり堪能、sanchan手挽きのコーヒー、そして嫁さんがもたせれてくれた紅茶を飲む。思わず「幸せ」とつぶやいてしまった。
下山はピストンではなく、スノーバレー利賀のゲレンデトップを目指し稜線を歩く。
ゲレンデ手前の最後の大きな鞍部で見下ろすと、林の中に人影。
おお、先行者の方(mochi0808さん)です。ここまでずっと一人でのラッセル。脱帽&感謝です。
見ると尋常じゃない汗、本当にありがとうございました。
ここからはあと少しですがトップ交代(といってもラッセルはsanchanですが(ノ∀`))。
ゲレンデも近づいてきた終盤、振り返ると真っ白な金剛堂山。そこから右に登ってきた稜線、左には今歩いてきた稜線がぐるり。まるで白山の観光新道でも歩いているかのような雄大な景色にため息。
そしてゲレンデ。
ここでこの冬の新兵器投入、ヒップそり!500円なり。お尻にあてがいゴー!
・・・ピクリとも動かず(・・;)
ゲレンデは圧雪されておらず、座るとお尻が沈んでしまうのでした。
結局、いつもように新雪をズボズボ駆け下り、ゲレンデ下部のわずかな圧雪部分でようやくそりをちょいと楽しみました。
ゴールしたのはもう夕方5時前。たっぷり歩きの金剛堂山。
こんなに大きい山だとは。なめてました。
がっつりの山行き。1700m級でこの山容、絶対オススメです。
シャリバテせず、心地良い疲れ、mochi0808さんとの出会い、コーヒー担当sanchan、家で待つ家族、今日もありがとうございました!
コメント
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うわぁ〜、スキー板で、この深さ。。深いっ。
こんなトコロもあるんですね。。
シール登行は かじり程度しかやったことないので、
その奥深さを感じます。
フォト24,28
すごい!真っ白!
それにしても美しい景色です♪
伊吹山でお見かけしたSanchan33さん。
こんな景色を求めて、山を歩いているのですね♪
綺麗なシュプール。
naminoriさん、コメントありがとうございます。
3月でも、低山でも、タイミングが合えばこんなキレイな景色に巡り会えるんです!
1000m級の山だということを忘れるようなダイナミックな光景でした。
そんな中をスキーで歩いて、滑ることができるなんて、贅沢という他ありません。
naminoriさんは最近はアザラシちゃんと遊んでいない感じかな?
BCのシーズンはむしろこれからが本番。
機会があるようでしたら、これからも楽しみましょう!
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