金山 ヒカゲツツジの咲く鬼の架け橋 〔兵庫百山〕（兵庫県丹波市）

2022年04月21日(木) [日帰り]

• GPS: 03:12
• 距離: 5.9km
• 登り: 374m
• 下り: 377m

コースタイム

◆所要時間　3時間10分　●歩行距離　5.9km　▲総上昇量　296m
10:55　金山登山者用Ⓟ
12:00　金山（きんざん）「▲540m」〜12:50
13:20　大乗寺（だいじょうじ）
13:40　追手神社（おってじんじゃ）〜13:50
14:05　金山登山者用Ⓟ

天候

曇り　のち　雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

●乗用車
・国道176号の鐘ケ坂トンネルを南へ抜けて追入の大山集落に入る。
Ⓟ駐車場
・集落の入口手前の広い路肩に「金山登山者用」の駐車エリアがあります。　

コース状況／危険箇所等

▲山行概要
【入山】
・追入神社の南にある鳥居から登山口に入り、歩きやすい参道で観音堂へ向かう。さらに園林寺道を上がり大乗寺への分岐を過ぎて尾根に乗ると、再び大乗寺への分岐に出る。
ここから北へ向かうと園林寺跡の広い平坦地が現れ、石垣の右端から山道を辿ると鬼の架け橋への分岐に至る。
【鬼の架け橋】
・分岐の道標に従って左の登路を辿ると岩峰が見えてきて、やがて展望の良い鬼の架け橋が姿を現わす。
【金山山頂】
・鬼の架け橋周辺の岩場に咲くヒカゲツツジを楽しんだ後、高みへ一登りすると金山山頂の広い本丸跡に出てお昼にする。
・しばし山頂からのパノラマ展望を楽しんだ後、降り出した雨に追われて山頂を辞し、往路の分岐から大寺寺へ荒れた旧参道を下る。
【大乗寺】
・出合から林道を下り、大乗寺を過ぎて山門を抜けると小塩塚古墳のある道路の分岐に出る。
【追手神社】
・分岐を少し南下すると立派な追手神社があり、境内には国指定天然記念物「追手神社のモミ」（千年モミ）の巨樹や南の山裾には地元の保存会が山野草の自生地を大切に保護している。
・神社を辞して、旧街道沿いの歴史探訪を楽しみながら雨の降りしきる駐車地へ戻る。

写真

ルート詳細図（クリック→元サイズ→拡大）

3/17 14:05

金山周辺のイラストマップ

4/21 10:57

金山登山用駐車スペース

4/21 10:58

伊能忠敬笹山領測量の道（旧街道）で集落へ入る

4/21 11:03

追入神社へ入山の挨拶

4/21 11:04

稲荷大神宮の石燈籠から登山道が始まる

4/21 11:05

登山口にある「金山城跡の由来」

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参道脇の栃の巨樹

4/21 11:08

観音堂の左から登路がある

4/21 11:11

稲荷大神社址の石碑

4/21 11:16

鳥居を抜けるが、貫が落下し、笠木も島木も崩壊寸前で〜怖い〜

4/21 11:25

左：園林寺道の道標

4/21 11:32

大乗寺への分岐を見送り、右の尾根を進む

4/21 11:33

国道176号が通る大山荘園を俯瞰

4/21 11:33

分岐にNHKのTV中継ANTが残置

4/21 11:44

尾根の分岐に出る

4/21 11:49

広大な園林寺跡

4/21 11:50

園林寺跡地の由来

4/21 11:55

金山城馬場跡

4/21 11:57

山頂直下の分岐は左へ向かう

3/13 17:02

歌川広重の「丹波　鐘坂：六十余州名所図会」

4/21 12:05

鬼の架け橋を支えています〜♪

4/21 19:39

ハイポーズ！

4/21 12:05

このチョックストーンは、今から550年ほど前の地震でできたらしい

4/21 12:06

周辺の累々とした岩頭に圧倒される

4/21 12:07

展望岩場に出ると眼下に国道176号が見える

4/21 12:07

岩場に咲くヒカゲツツジの群落

4/21 12:07

ヒカゲツツジの淡い花

4/21 12:15

展望の良い金山城の本丸跡

3/4 12:29

金山城跡　(篠山市資料抜粋）

4/21 12:20

本丸跡の金山城物語

4/21 12:16

山座同定を楽しむ

4/21 12:17

正面に黒井城跡を望む

4/21 12:59

山頂を辞して大乗寺へ下ります

4/21 13:04

雨で滑る旧参道を下ります

4/21 13:21

大乗寺へ降り立つ

4/21 13:22

雨に濡れるシャガの花

4/21 13:30

荘厳な佇まいの山門を下る

4/21 13:32

金山山塊を振り返る

4/21 13:42

追手神社に立ち寄る

4/21 13:43

追手神社の千年もみ

4/21 13:42

追手神社のモミの説明

4/21 13:48

山裾の山野草群

4/21 14:09

雨に濡れながら駐車地へ無事帰着

撮影機器：

DMC-FX07 Panasonic

COOLPIX A1000 NIKON CORPORATION

感想

yamaya

【感想・メモ】
・雨に打たれながらの歴史探訪でしたが、春の山野草にも会えて、至福の時を過ごすことができました。

【山名ルビ：金山】
・金山「きんざん」のルビは、地元の丹波篠山市の呼び名に従った。
・その他「かなやま」等の呼称がありますが、山名は鐘（かね）にまつわる神話に由来するそうです。

【鬼の架け橋（別名：眼鏡橋）】
・浮世絵師の歌川広重が天保五年（1834年）に丹波路へ入り「日本六十余州名所絵図（鐘坂）」を描いて有名になった。
・この鬼の架け橋は、今から550年ほど前の丹波から山陰にかけての大地震の時に出来たといわれ、最初は「石の架け橋」と呼ばれていたという記録が残っている。