ペケレベツ岳1343峰から滑走
- GPS
- 05:19
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 881m
- 下り
- 828m
コースタイム
天候 | 曇りのち晴、暖かい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
クマの足跡あり 登頂を目指していたが、引き返し点付近、雪の下からチョロチョロと水が流れる音が聞こえた。 |
写真
感想
労山熊見〜双珠別岳の予定で出発したが、日勝峠の日高側は霧。待てば晴れるのだろうが、登り口も恐ろしく汚らしい。板、ブーツ、シールが可哀想だ。
ナビを東ヌプカウシヌプリに設定して出直し。
雪崩注意報が出ている中、ペケレベツ岳東斜面を滑る気は毛頭無いが、一応駐車場に寄ってみた。
誰も居ない。というか駐車場周辺の雪がキレイだ。これなら、板もシールもブーツも車のフロアマットも汚さずに済む!軽い散策、来シーズンの下見のつもりで出発。いろんな斜面を観察しながら1343峰下の広い斜面を目指す。途中、雪の結合が緩んでスーパーファット板でもずぶずぶ沈む場所や雪が全くない笹地帯トラバースがあったりして結構手こずる。暑くて急ぐと大汗をかく。天気予報では昼近くになるほど天気が良くなる。なのでゆっくり進む。
1343峰が視界に入るとピークを踏みたくなる。急斜面をトラバースして山頂直下の急登に入ろうと前進。下の方に雪崩デブリか崩落雪庇かと思われる雪の塊。そこを通過しようと歩を進めると、なにやら雪の下からペキペキ、チョロチョロという音。もしかするとここは雪崩れやすい場所か?後退し、ルートを変えて稜線に上がる。気を取り直して山頂を目指す。が、やはり問題の場所の上方にさしかかると同じ音が聞こえる。ここからすでに水の流れが始まっているのか?もし山頂に行ったら、勢いであの急斜面を降りちゃうんだろうな、オレ。で、この1343峰下の魅惑的な斜面はまたお預けになるのか。そんなのいやだ、今日は1343峰を取る、と撤退を決める。
例によって、雪庇下をグワンと切ってみる。大小様々なスノーボールがごろんごろんと巨大化しながら転がり落ちる。雪崩れる様子はない。雪質はスムージーという感じでまあまあ楽しい。がここをもう一度登り返してまで滑りたいとは思わない。1343峰にスキーヤーが一人立っているのが見えた。どなたでしょう?
帰りはなるべく高度を落とさぬよう斜滑降。途中、雪のない笹地帯はスキーを脱いで夏山登山。そう、もう夏山の匂いがした。1箇所、楽しげな広い斜面が目にとまり、一回登り返し。楽しかった。滑っていると時々、板に急ブレーキがかかったようになり前のめりになる。なぜだろう。登ってて気づいた。雪の結合がゆるんで空気を多く含んでいる場所にさしかかると板が沈む。滑っていてトップが沈み込むと前のめりになる。後ろ荷重で滑っていたら、その沈み込みが来ると「ヒュー」と声が出てなかなか楽しめた。
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