粟ヶ岳(中央登山道) 〜快晴・残雪〜
- GPS
- 06:11
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,239m
- 下り
- 1,242m
コースタイム
山頂12:44−−6合目13:40−−3合目14:19−−15:03駐車場
天候 | 快晴(気温高め) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・雪は緩んで、雪庇に亀裂など注意。 ・この日気温が高めで、日差しもあり、午後は雪が腐ってアイゼンも効きにくい(もちろん、無いよりはよい) ・温泉は「美人の湯」入湯料800円(タオル付き)〜粟ヶ岳の眺めよし |
写真
感想
思えば、この時期(残雪期)の粟ヶ岳は初めてだった。もたもたしていて、駐車場(水源池)には9時近くに着いた。予報通り天気は良いのに、車は10台足らずと意外に少ない・・・?。
雪の林道を歩いて登山開始。1〜2合目の間からは完全に雪上歩行となる。雪上を改めて歩いてみると、3合目手前もそこそこ急である。尾根に出てしばらくはゆるやかで、大栃平からの展望もよいが、守門岳方面は霞んでいる。
そこから先、急登が断続的に続き、振り返ってみると下りが心配な所もある。粟庭の鎖場はロープがあるから大したことはないが、6合目(粟庭の頭)からいったん下っての登り返しはまた緊張する。気温も高めで雪も緩んでいるから、余計である。
6合目で休憩中の女性2人を越えて、何とか砥沢のヒュッテに到着。
ここからは、あまり心配する必要もないだろう。天気もよく、四方の眺めを楽しんだ後、北峰をめざす。先行する数人(2人はすでに下山)の踏み跡をたどりながら、雪庇の割れ目を迂回しながらの登高が続く。時折振り返り、白山方面への連なりを見ながら北峰へ到達。残りわずかで山頂へ着いたが、山頂から振り返ると、大きな雪庇が張り出し、すでに崩落した跡もある大きな割れ目が目につく。
山頂には、1人が休憩中だった。途中までほとんど無かった風が、山頂近くではそこそこの強さだった。期待の展望は、残念ながら、やや霞んで遠くまではよく見えない。近い守門も、逆光となりさらにダメ。
昼食の後、下山開始。登りではアイゼンを着けずに登ってきたが、さすがに下りでは着けた。といっても、高めの気温と快晴の日差しで、ストックもずぶずぶと潜るくらいだから、アイゼンはあまり効かない。それでもないよりはまし。登りで心配したとおり、粟庭から下の急な尾根の下りがヒヤヒヤしながらの下山となった。
これまでの無雪期の登山でも、粟ヶ岳は標高の割にはそこそこ骨の折れる山だとは思っていたが、この残雪期に登ってみて、改めてその思いを強くした。久し振りに緊張し、疲れた。(今日登山者が少なかったのはそのせいなのかな、それとも、たまたま・・・?)
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