岐阜のグランドキャニオン・遠見山(下麻生城)


- GPS
- 02:28
- 距離
- 4.2km
- 登り
- 276m
- 下り
- 270m
コースタイム
- 山行
- 1:47
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 2:27
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
地元が力を入れているので、十分整備されている(見晴し岩─・249 mピーク間を除く) |
その他周辺情報 | 道の駅美濃白川ピアチェーレで食事。 下呂市金山の道の駅かれんの『飛騨金山 ぬく森の里温泉』で入浴。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
半袖シャツ
アームウォーマー
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
時計
携帯
タオル
スパッツ
サングラス
|
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備考 | スパッツは見た目が暑そうなので外すよう弟子に言われたため、準備してきたけど着けていません。 |
感想
ゴールデンウィークは地元・富山のツツジの名所である高岡市の水道つつじ公園から弟子(妻)と三千坊山に行く予定だったけど、『YAHOO! Japan』に記事が載ってた岐阜のグランドキャニオンに行きたい!…と弟子からリクエストがあったので、前日に急遽予定を変更。我々師弟コンビ(苦笑)が山に行く時は、私が選んだコースに弟子がしぶしぶ付いてくる…というパターンが多くて(苦笑)、弟子のほうから「登りたい!」と言ってくるのは、稀。弟子のやる気を尊重し、5月4日に現地に向かった。
2月中旬に事故を起こして以来長らく修理に入ってた愛車『Anonymous 2112』号が4月の末にようやく戻って来たので、今回は久しぶりに愛車『Anonymous 2112』号に乗っての登山。当日は6時に『キャラメルハウス』(自宅)を出発のつもりだったけど、弟子が寝坊し、6時半の出発になった(苦笑)。飛騨古川までは国道41号と、神原峠を通る県道75号を使い、飛騨古川からは飛騨卯の花街道(県道90号)経由で飛騨清見I.C.に出て東海北陸道に乗った。美濃関J.C.T.から東海環状道に入り、美濃加茂I.C.で降りて川辺町に向かう。現地には10時頃に到着したけど、登山者用の駐車場としても利用できる酒蔵・平和錦さん前の無料駐車場はすでに満車…。弟子が岐阜のグランドキャニオンに行きたい!…と言い出した理由は「ネット記事に踊らされたひとたちで混雑したところをみたい」からで、この時点で目的を達成したといえる(苦笑)。仕方なく飛騨川橋を渡った先の路側に駐車。この駐車ポイントを10:16に出発。
飛騨川橋を渡り、国道41号を押しボタン式信号機で渡ると、そこに遠見山への標識があるので、標識が指すとおり国道を50 mほど北に進み、民家の手前の左折標識に従って山側に入る。すぐに遠見山登山マップの案内が立っていて、その案内板の真後ろに高山線の下をくぐる前島拱渠が待っている。狭い前島拱渠をくぐると本格的な坂道が待っている。一般的な観光客も来るためステップが細く切られた遊歩道に整備されており、堰がみえるなど最初は沢沿いだった道も進むにつれ沢から離れていく。ネット記事の影響は大きいようで、ふだんは山歩きとは無縁なような格好の観光客がたくさん下りてくるので、すれ違い待ちで結構足が止まる。真夏の合戦尾根の混雑ぶりを思い出した(苦笑)。20分弱の登りで、稜線に到達。ここからは見晴らし岩方面、遠見山方面、南天の滝方面へとそれぞれ道が分岐しており、このハイキングコースの最重要ポイント。まずは見晴らし岩に向かう。ここからの景色がネットでバズってるだけあって、多くの観光客が居る。足下を流れる飛騨川の定番の構図で写真を撮った後に一旦先の分岐まで戻ったけど「見晴らし岩 こちらです←」の看板のウラに向かう踏み跡が気になったので地図を確認したら、249 mピークまで行けることが判明。「見晴らし岩 こちらです←」看板まで戻り、踏み跡に入る。これまでの一般ハイカー向けの遊歩道から一転、戸隠を想起させるヤセ稜線の道になる。249 mピークに10:57に到着。見晴らし岩は狭いうえに人が多過ぎて腰を下ろして休憩…という感じにはなれなかったけど、ここには誰も居ないため、ゆっくり腰を据えて休憩出来た(苦笑)。
249 mピークから「見晴らし岩 こちらです←」看板を経て、分岐点に戻る。ここからは秋葉神社のほうに進む。ネット記事に踊らされた一般大衆は見晴らし岩の往復のみで満足するのか、ひとの数が少なくなった印象。すぐにため池標識が出て、遠見岩の標識に従って左折。遠見岩は大きい岩だけど、岩のてっぺんに登って万が一滑落したとしても周囲に遊歩道やベンチがあるので、死ぬことはなさそう(苦笑)。ここのベンチに腰を下ろして休憩してから、ため池に戻る。ため池からは鉄塔展望台の標識に導かれてそっちのほうに入りそうになる。しかし、右手にみえるあずまやや高まりが気になり、先にそっちへ向かう。あずまやは外見以上に中がくたびれており、私が足を踏み入れたら底が抜けそうだ(苦笑)。さらに先に進むと、こここそが秋葉神社のある遠見山頂上だった。最初から見晴らし岩の往復だけが目的な観光客はともかく、この頂上に気付かずに下山してしまったハイカーがそれなりの数居たもよう(苦笑)。頂上で記念写真撮ってから、ため池まで戻る。どっかの小学生があずまや備え付けの箒で、あずまやの床掃除してた(苦笑)。
ため池からは鉄塔展望台へ縦走。ひとの数がさらに減少(苦笑)。意外にあっさりと66番鉄塔に入り、ここから南天の滝方面へ下山。送電線巡視路を改良した遊歩道で、比較的歩きやすい部類だと思うんだけど、「上りも下りも急ですワ」などと難儀してる老夫婦が居たので、一般観光客には難所なんだろう。水が流れる音が大きくなってくるとすぐに林道に出た。ここからは林道歩きで、遠見山への戻り口を通過するとすぐに南天の滝に出た。滝への入り口には滝大日大聖不動明王が祀られてたけど、誰かの忘れ物の手袋がまるで供え物のように置かれてた(苦笑)。滝見物を終えるとそのまま林道を下る。片洞門や隧道を抜け、舗装路に変わると、金昌寺前の臨時駐車場に出た。ここも満車だったけど、時間が早ければ空いてたかもしれない。金昌寺からは旧街道を歩き、平和錦酒造さんの前を通って元の押しボタン信号機に戻り、一周が完成。飛騨川橋を渡り、クルマに戻った。
ネット記事(もしくはその前のSNSでのバズり)の影響は大きく、見晴らし岩まではひとがたくさん。しかし、その先は歩いているひともあまり多く無く、整備の手が入ってて危険な箇所も少ないので、気軽なハイキングコースとして歩けた。
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