カラ沢左岸尾根〜本社ヶ丸〜大沢山周回

2022年05月04日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 14.4km
• 登り: 1,280m
• 下り: 1,273m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:03
• 休憩: 1:06
• 合計: 7:09

8:15 笹子駅
8:31 8:33 カラ沢林道ベンチ
9:20 9:25 黒野田林道
10:03 10:10 1200m付近鉄塔
10:58 １５４１mピーク（石切山）
11:18 11:33 本社ヶ丸
11:55 清八峠
12:02 12:06 清八山
12:25 八丁山分岐
12:43 鉄塔巡視路分岐
13:01 女坂峠分岐
13:12 女坂峠
13:28 13:57 大沢山
14:34 14:38 西群馬幹線213号鉄塔
15:10 奥野稲村神社
15:12 追分バス停
15:24 笹子駅

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：高尾7:06発
復路：笹子15:29発

コース状況／危険箇所等

登りカラ沢左岸尾根は踏み跡薄く、上部はテープも少なく道形不明ですが、尾根上を適当に登ってP1541あたりの登山道に出ました。地形さえ把握できれば技術的には難しくもなく、ボサもないので頑張って登るだけ（ロートルには辛いけど）です。
八丁山分岐で河口湖アルプス（黒岳方面）の道を分けてからは踏み跡明瞭なのんびりした尾根が大沢山まで続きます。ただ女坂峠直前の下り20m程は足場がザレており、設置されているロープが有難かったです。
大沢山の下りは道標に踏み跡不明瞭と書かれていますがピンクテープも多く明瞭です。

写真

5/4 8:06

雲一つない晴れた朝、いつもの電車で笹子駅に到着し朝食。五月晴れの日差しは強いけど風はまだ冷たい。

5/4 8:17

駅裏の道を歩き始める。

5/4 8:31

庭洞丸ルートを左に見てカラ沢沿いに進むとすぐこのベンチがある。

5/4 8:34

対岸に渡る丸木橋を探すと、少し下流にあった。踏み跡はない。

5/4 8:38

渡って尾根の左側の踏み跡を登って行くが、次第に尾根筋から離れてしまうのでスイッチバックして尾根に上がった。踏み跡は判然としないが、尾根を忠実に登る。

5/4 9:20

しばし尾根を辿ると黒野田林道へ出る。

5/4 9:23

30m程左手に巡視道の入り口。

5/4 9:25

プラ階段を行く。

5/4 9:30

すぐにでっかい送電塔

5/4 9:31

滝子山とお坊山

5/4 9:44

笹子雁ヶ腹摺山

5/4 9:53

このあと激登りが続き内転筋を消耗。

5/4 10:26

稜線も近いのにバテて休憩…歳ですな。

5/4 10:58

最後も踏み跡不明な広い尾根を適当に登って、こんもりしたP1541頂上部に出た。

5/4 10:59

すみれ系。沢山咲いてた。

5/4 11:09

可愛らしい。

5/4 11:18

本社ヶ丸に到着。ここの景色はいつ来ても素晴らしい。

5/4 11:19

5/4 11:19

河口湖

5/4 11:19

黒岳

5/4 11:20

釈迦ヶ岳の向こうに赤石と荒川

5/4 11:20

白峰

5/4 11:20

金峰、国師

5/4 11:21

滝子山

5/4 11:21

大菩薩連嶺

5/4 11:33

つい、のんびりしてしまう。

5/4 11:47

ここも人気スポット

5/4 11:50

清八山。この短い登りで、ついに両足の内転筋が攣り、しばし痛みと戦う羽目になった。

5/4 12:02

木の間越しに本社ヶ丸。ストレッチしてなんとか歩き出す。

5/4 12:02

これから辿る尾根。大丈夫だろうか。痛いんだけど…。

5/4 12:02

風流な場所です。

5/4 12:06

今年は行けるかな。

5/4 12:11

河口湖アルプスというのか。御坂アルプスなんて名前でも良いと思うが…。

5/4 12:25

八丁山分岐。ここからマップでは点線ルートだが、全く明瞭。

5/4 12:42

新緑大好き。

5/4 12:43

送電塔分岐。御坂峠越えの車道まで続いているんだろうか。

5/4 12:45

振り返る本社ヶ丸

5/4 12:46

尾根が崩れた所。断崖になっている。

5/4 12:54

ミツバツツジがまだ結構咲いている。この辺りツツジの多いところ。

5/4 12:56

尾根は細いけど、ルートは安全。

5/4 13:00

尾根上にもプラ階段。送電塔の多いエリアはこんなもんか。

5/4 13:01

巡視路を通る笹子への下り道が分かれる。

5/4 13:02

左手に折れ、眼前に大沢山を見ながら下る。

5/4 13:09

女坂峠直前の急坂。落葉とザレで足場が良くない。ここでまた攣ったらヤバイかも。実はここで掴んだ枝がボキリと折れてヒヤッとした。

5/4 13:11

振り返って、傾斜40度以上あるから滑落はご法度。

5/4 13:12

眼に優しい。

5/4 13:13

そして静かな女坂（おなさか）峠。由来は不明だが、こういうネーミングは女人禁制と係りがあるのかな。

5/4 13:15

すぐ上に立派な石垣があって吃驚。往来が多かったのか。

5/4 13:28

内転筋がピクピクしながら恐る恐る登り返して大沢山に到着。

5/4 13:35

塩分補給でカップ麺を食す。こういう時のノンフライ麺は胃に優しくていいな。因みに携帯（docomo）は圏外。

5/4 13:57

左側、枝越しに富士も見えている。だれもいない静かな山頂だが、リニア関連施設だろうか、時折ピーピー変な機械音がしていた。

5/4 14:20

あとは下るだけなのでなんとかなりそうだ。1100m付近で工事現場が出現。

5/4 14:22

振り返る大沢山（女坂山とも言う）。

5/4 14:34

940m鉄塔から今朝登った尾根。携帯の電波が入るので帰りの電車を確認。

5/4 15:24

この後、899m標高点から電車に間に合わせるため小走りに下った。かなりひなびた感じの笹子駅だが、自分を含め乗客が瞬間的に大勢いるのが面白い。

撮影機器：

PENTAX Optio RZ10 PENTAX

感想

snapkin

友人と袈裟丸山にいく予定が急にポシャってしまい、本社ヶ丸に転進。ツツジも終わってるだろうけど、トレーニングがてら未踏の尾根を登ることにしました。
行きの電車は超満員で、マスク以外はコロナ禍を感じさせないGWの朝でした。笹子でもかなりの人が降り、新緑の時期、この辺の山の人気の高さを感じさせます。
登りは一応ルートとして認知されている尾根ですが、踏み跡は薄いです。送電塔の巡視路として部分的にプラ階段があるので、それも使いながら尾根筋を適当に登って行くのですが、所々足場が柔らかい急斜面に遭遇し、脚の筋肉を（自分としては）酷使したため、しまいには両脚を攣ってしまいました。
後半の尾根歩きはそれほどアップダウンもないので何とかこなせましたが、衰えを隠し切れないトホホな山行でした。
それはともかく、相変わらず本社ヶ丸の展望は最高ですね。何度来ても心洗われる雰囲気が楽しめます。それから、八丁山〜大沢山ものんびり歩けるいい尾根です。ミツバツツジが群生していて、もう少し早い時期はかなり見ごたえがありそうです。今日も遅咲きの花が時おり目を楽しませてくれました。